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自由な国アメリカの大きな矛盾 [アメリカ政治・文化]

自由な国アメリカの大きな矛盾


ブッシュ政権はその誕生から問題を含んでいたんですね。ブッシュ政権は、もし単純選挙を実施していたら誕生していなかったんですね。元副大統領アル・ゴアを新大統領にしようと投票した人の方が全米で543,895票多いのですね。

つまり、あの選挙を単純にアメリカ市民の投票数で数えたなら、ブッシュ氏は54万票の差をつけられて負けていたんです。アメリカの選挙制度には大きな欠陥があるんですね。

これを是正しないというところに私はアメリカの民主主義が硬直し始めていると見ています。歴史文明論で見れば、一つの国が何百年と世界をリードして行くと言うことは考えられませんからね。そろそろ、アメリカ文明も「ヤキ」が回ってきたようです。

いずれにしてもブッシュ大統領はこの票差には初めから頭を痛めていたと思うのですね。だからこそムーア監督の映画『華氏911』も見逃すことが出来ないはずです。ただでさえ反対派が多いのですからね。そこへ持ってきて、この反ブッシュの映画でしょう。これでは、確かにブッシュ大統領も再選を前にして頭痛の種がまた増えたことになりました。

しかし、この反対派に対する取り組みは、どうやらブッシュ大統領は出だしから間違っていたようですね。つまり、テロを戦争で解決しようとしたところに問題があったんですね。何も戦争だけがテロの解決策じゃないんですよね。でも、戦争しなければならないという事情がある。

そこのところを、ムーア監督が映画で訴えているんだと私は解釈しています。

2004年6月3日から6日に渡って行われたギャロップ調査では、57%の調査対象者がブッシュ政権のイラク戦争のやり方に反対しています。52%が、イラク戦争は全く意味がないと見ています。

こういう戦争に対して、小泉政権が協力的だというのも、私は理解できませんね。ブッシュ政権の『圧力』がジワジワと小泉政権にのしかかったようです。

アメリカブッシュ政権の黒い舞台裏を見たい人は次のリンクをクリックしてください。

http://barclay.c-f-h.com/june/tree.php?all=104

『日本を少しでも良くしたいと思う人の掲示板』
http://barclay.c-f-h.com/treejp/tree.php


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