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お願い、もう一度愛して [愛と性の美学]

お願い、もう一度愛して

 





ほんとうの孤独とは。。。


レンゲさん、本当の寂しさはマイナス42度の原野で
人っ子一人居ないところで
上のようなオーロラを見るときに感じるものですよ。

イエローナイフに2年近く居ましたが、
このオーロラを見るたびに人間は
一人一人皆、孤独だということを
しみじみと感じましたね。

政府の職員官舎から5分も歩くと
こういう原野がず~と、ず~と広がっています。
寂しさというよりも、孤独ですよね。

こういうところにゆくと、しみじみと一人なんだと感じます。
でもね、結局、誰もが一人で生きているんですよ。

このオーロラは写真では黄色がかって見えますが、
実物は、いぶし銀のように光っています。
とにかく神秘的で、幻想的で、
自分が吸い込まれて行きそうな感じを覚えながら
ポケー。。。として見上げるんですよ。

それからバンクーバーに出てきました。
対話の世界です。

レンゲさん、寂しさをなくす、
孤独で居たくないということは、
対話を持つことですよ。
そしてこの対話が切れたとき、
人間はますます孤独になってゆくものです。

これから、時たま見に来ますね。
そう、深刻に考えることもないですよ。
じゃあね。。。。

(^Д^)ギャハハハハ。。。

by デンマン 2004 09/04 00:00

『本当の寂しさって?』より

デンマンさん、めずらしいですわね。これは、デンマンさんが書いたものでしょう?

そうですよ。覚えていますか?

何をですか?

もちろん、レンゲさんが寂しくて死にたいと言っていた頃のことですよ。

覚えていますわ。

どうして僕が上の文章を持ち出したか分かりますか?

いいえ、どうしてですの?

また、レンゲさんが同じ事を言い出すと思うからですよ。

あたしが寂しくなって、また死にたいと言うとデンマンさんは思っているのですか?

そうですよ。

いいえ、あたしは寂しくなって死にたいなんて言いませんわ。もう、2年前のあたしではありませんから。。。

確かに、2年前のレンゲさんと比べれば、ある意味では人が変わったような印象を与えますよ。あの当時、レンゲさんは東大阪のアパートに引きこもっていた。もちろん無職だった。ほとんど部屋から出ずに、やっている事と言えば、ネットで日記を書いたりブログで記事を書いたり。。。、付き合う人はほとんど居ない。たまに外へ出ても、行くところは近くのコンビ二、それと精神科のドクターに会いに行く。。。ただそれだけ。。。でしたよね?

そうですわ。

でも、現在はブティック・フェニックスの熊谷店長ですからね。

レンゲさんは、こうして社会に復帰した。15店中で売り上げトップという成績を今でも維持している。僕はすばらしいことだと思いますよ。

デンマンさんにそう言ってもらえると、ほんとうにあたし頑張ってきた甲斐がありますわ。

僕も、これまでレンゲさんと付き合ってきて、レンゲさんには、やる気さえあれば相当なことができると思っていましたよ。かつてクラブ・オアシスのナンバーワンにもなったんですからね。

デンマンさん、もう、そのことは言わないでくださいな。

別に恥ずかしいとか、後ろめたいとか。。。そう思う必要は全くないですよ。水商売であろうが、何であろうが、国会議員が年金をごまかすことから比べれば、レンゲさんがクラブ・オアシスで30人のホステスのうち、ナンバーワンになったということはすばらしいことですよ。そう思いませんか?

そう言ってもらえるとうれしいのですけれど。。。

だから、レンゲさんにだって、やる気になればできるんですよ。でしょう?

そう言ってくれるのはデンマンさんとあたしのドクターだけですわ。

かつてレンゲさんは次のように書いていたんですよ。

レンゲなら、
こういう下着で勝負しますよ


ずばり!Dを選びます!
意外ですか?
思ったとおりですか?

それはそうと、
上記の会話には
なかなかリアリティが
あると思いました。
かわす言葉もそうですが、
わたしは、
寂しがりやのくせに、
束縛やしがらみを
死ぬほど嫌っています。
一匹狼ですよね?

野心家というのも、
大当たりです。
ひとたび、野心が芽生えたら、
自分を満足させるために、
異常なほどの努力をします。
なので、これまでの
仕事上での評価は、
おおむね高かったと、
感じています。

今は、何もかもが過ぎ去って、
廃人のような生活をしていますが。

結局何事においても、
極端から極端へ走ってしまうんです。
グレーゾーンのない人間なのです。

  by レンゲ

『不倫の苦悩にもめげずに頑張ろうとしているレンゲさん』より

分かるでしょう、レンゲさん。。。? あなたにはね、確かに野心家の面があるんですよ。こうだと決めたら、トコトンやろうとする気持ちがありますよ。。。でもね、やりすぎてしまうことがよくある。

どういうことですか?

僕はすでに、この事については書いたんですよ。ここで書き始めると、2ページや3ページでは終わらなくなってしまうんですよ。関心のある人はぜひ次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
『愛人を持ちすぎたことがいけないのですか?』

この上の記事でデンマンさんはどのようなことを書いているのですか?

レンゲさんは、もう忘れてしまったのですか?

だってぇ~、デンマンさんが書いた記事は数え切れないほどありますねん。いちいち覚えていられへんわあああ~。

しかし、タイトルを見れば大体分かるでしょう?

デンマンさんが書いた記事には似かよったタイトルがたくさんありますねん。いちいちタイトルと記事の内容など覚えていませんわぁ。

僕は上の記事でレンゲさんの野心家の面と愛人の数の多さについて書いたんですよ。平安時代のプレーボーイ・在原業平(ありわらのなりひら)を取り上げて、レンゲさんがこの人物と良く似ている事を書いたんですよ。どうですか。。。?少しぐらい覚えていませんか?

ええ、在原業平と聞いて思い出しましたわ。デンマンさんはあたしの事を“女業平”とおっしゃったのですわあああ~。いけすかんわあああ~

レンゲさんのことを知るには、あなたの恋愛遍歴を知らなければなりませんよ。在原業平の恋愛遍歴が数の点で異常だと言うなら、レンゲさんがこれまで経験した恋愛の数の多さも異常としか言いようがないんですよ。でもね、異常としてかたずけてしまったら、結局レンゲさんを理解したことにはならない。それで僕はレンゲさんのことをもっと理解しようとしてレンゲさんの恋愛体験についていろいろと話を聞いたわけですよ。

そうやって、デンマンさんは、あたしと洋ちゃんの性生活にまで立ち入って晒したのですわ。

晒したわけではありませんよ。貴重な情報を提供しているのですよ。レンゲさんのため、そしてこれを読んでいるたくさんの読者のために。。。

どうしてあたしのためになるんですの?

だから何度も言っているでしょう?レンゲさんと僕はネットで“愛の正体”を探す旅に出たのだと。。。

それは分かります。でも、あたしと洋ちゃんの性生活にまで立ち入って、ファンディーをはいてドライブした事とか、夜桜を見ながらあたしと洋ちゃんが愛し合った事とか。。。どうしてそういうことまで記事に書いて晒す必要があるのですか?

レンゲさんは自分の悩みを素直に打ち明けることができる。普通の女性なら、ちょっとヤバイと思うことでも、恥ずかしいと思うことでも率直に語ることができる。その素直さが読む人の心を打つわけですよ。だからこそ、次に示すように水木洋子さんも手記を書く気になったんですよ。

ボーイフレンドと別れて。。。

韓流ブームにすっかりはまってしまった27歳のOLです。
夏休みをとって韓国旅行に出かけ冬ソナのロケ地巡りをしてきました。

すっかり韓国の風景や素朴な人たちに魅了された私は帰国後ハングル語の語学スクールに入校したのです。
生徒は7割が女性です。そのうちの80%は専業主婦です。ほとんどの人が私と同様で、韓流ブームにどっぷりとハマッている人たちです。

私と親しくなった42歳の奥さんは下敷きや筆箱までヨン様のイラストがあるものを使っています。もちろんその奥さんばかりではありません。
私と机を並べる女性たちの多くがヨン様グッズを大切そうに肌身離さず持っているのです。
そのような光景に当てられて私までがミーハーに思えて恥ずかしくなったほどです。
それでも少しずつ会話ができるようになると勉強が楽しくなって、だんだんやりがいを感じるようになりました。

そんな時、同じ受講生の山田さんと知り合いになりました。
韓国を主な取引先にしている貿易会社の36歳の営業マンです。
仕事でハングル語が必要なため講義に対する取り組み方も
韓流ブームにハマッている女性たちとは全く違います。
しきりにメモを取ったり、熱心に質問したり、
その一生懸命な様子にすっかり感心してしまいました。
上達も早くて、知らず知らずにそんな山田さんに惹かれ、
私は彼をかなり意識するようになりました。

会話のきっかけを作ったのは私の方からでした。
使いやすい参考書を教えて欲しいと話しかけたのです。
それをきっかけにして、それ以降も分からない事があると私は山田さんに尋ねるようになりました。
彼はとても親切丁寧に教えてくれました。

講義は週に3回です。何度も顔を合わせるうちに、自然と会話の数も増えてゆき講義が終えてから、たまには喫茶店でコーヒーを飲んだり、パブでお酒を飲んだりするようになりました。
山田さんはお酒を飲んでもすごく紳士的で決してエロいお話をしませんでした。
食事中でも韓国語の勉強や韓国のお話ばかりするので、
極めてまじめな人だという印象を持ちました。
私には彼を惹きつけるだけのお色気が無いのだろうか?とがっかりしたものです。
でも、その時はやってきたのでした。

山田さんには奥さんも子供もいたのですが、親しく言葉を交わすようになってから6ヶ月程経った頃、私は思い切って別れたボーイフレンドの事を切り出したのです。
それがきっかけで、山田さんと男女関係のことを話し合うようになり、それまでに他の人には相談できなかったセックスの悩みなども彼に打ち明けるようになったのです。
そのようなわけで私たちは急速に近づいていったのです。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。

久しぶりのエッチだったので、溢れ出る愛液がシーツに滴るほど感じてしまい、とても恥ずかしい思いをしました。
男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、身も心も溶けてしまうようでした。
強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。

山田さんと結婚することはかなわないけれど、
彼の存在は今の私の生活に癒しを与えてくれる大切な人になりました。
別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、山田さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。
でも、いつまでこの秘められた関係を続ける事ができるのか、時々不安になります。

by 水木洋子 2005/08/27

『初めてカキコします。 これからもよろしくお願いします』

僕が書いた記事を読んでなくて、レンゲさんのことを知らなかったら、洋子さんはこのような手記を書かなかったでしょう。なぜ書く気になったのか?レンゲさんが吉村さんと不倫した後で、その経験を手記(『不倫の悦びと苦悩』)に書いたからですよ。それを洋子さんは読んでいたから上のような手記を書く気になったんですよ。レンゲさんが実在の人物で、その手記はエロ雑誌やポルノ雑誌の手記のように、ただ扇情的に男性読者の興味をそそるだけの読み物として書いたわけじゃない。そういう事が洋子さんにも理解できたと思いますよ。だから、洋子さんも上の手記を書く気になったわけですよ。。。そう思いませんか?

そうでしょうか?

そうですよ。だからこそ、こうしてレンゲさんの事やレンゲさんの恋愛経験の事を書くことには意味があるんですよ。洋子さんだって、こうして書くことによって不安な気持ちから幾分でも開放される。自分と同じような人が居たという事を知ることができるし。。。失敗しないようにしよう。。。不幸にならないようにしよう。。。そういう気持ちになりますよ。だから、レンゲさんの書いた手記や投稿や詩をこうして僕の記事に載せることは、決してレンゲさんを晒しているわけではない。レンゲさんのためにもなるし、これを読んでいる同じような問題を抱えている女性のためにもなりますよ。

なんだか、デンマンさんに洗脳されているような気がしますわ。

僕はレンゲさんを洗脳しようとしているわけではありませんよ。レンゲさんがすばらしい女性だと思っているから、まずレンゲさんに幸せになってもらいたい。そういうレンゲさんと末永く心の恋人で居たい。うへへへへ。。。僕は、そう思っているんですよ。

その笑い。。。その笑いですねん。。。。それで、あたしはいつも、デンマンさんがどこまでがマジなのか分からなくなるんやわあああ。

僕はマジですよ。

それで、どうして洋子さんの手記を持ち出したのですか?

レンゲさんが、“あたしと洋ちゃんを晒す”と言ったから、そうじゃないんだよ、という意味で洋子さんの手記を持ち出したわけですよ。

いいえ、デンマンさんには絶対に何か魂胆があるのですわ。

そう感じますか?

もちろんですわ。わざわざ洋子さんの手記を持ち出さなくても、先日“老いらくの恋”を書いてくださったもずりさんの手記でも良いわけですわ。

レンゲさんは、やっぱり頭がいい女の子ですよね。僕が洋子さんの手記を持ち出した裏の理由を感じ取ってしまう。うへへへへ。。。

そのいやらしい薄笑いを何とかしてくださいなぁ~。

これは、僕のトレードマークのようなものですから、どうにもならないですよ。うへへへへ。。。

分かりましたわ。。。それで、デンマンさんは洋子さんの手記を持ち出してきて、ほんとうは何がおっしゃりたいのですか?

洋子さんはボーイフレンドと別れてしまった。寂しかった。そういう時に山田さんという妻子があるけれども洋子さんには魅力的な男性が現れた。洋子さんにとっての星の王子様ですよね。

山田さんには奥さんも子供もいたのですが、
親しく言葉を交わすようになってから6ヶ月程経った頃、
私は思い切って別れたボーイフレンドの事を切り出したのです。

それがきっかけで、山田さんと男女関係のことを話し合うようになり、
それまでに他の人には相談できなかったセックスの悩みなども
彼に打ち明けるようになったのです。
そのようなわけで私たちは急速に近づいていったのです。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに
思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で
山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて
初めて身を任せたのでした。



久しぶりのエッチだったので、
溢れ出る愛液がシーツに滴るほど感じてしまい、
とても恥ずかしい思いをしました。

男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、
女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、
身も心も溶けてしまうようでした。
強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、
悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。

実は、この手記を初めて読んだとき、これはレンゲさんが書いたのではないかと僕は思ってしまったほどですよ。それ程、洋子さんの手記とレンゲさんが書く詩には共通するモノが感じ取れるんですよ。



お願い、もう一度抱きしめて


2006/07/14

あなたとわたしは大きな広いベッドで
一日中愛しあった
甘い蓮華の花が咲く
広くて果てしないお花畑
それがあなたとわたしが愛しあったベッド

ぬけるように青い空が
あなたとわたしが愛しあうのを
微笑を浮かべて見つめていた
祝福するように
うらやましそうに
楽しそうに

蓮華の花びらが敷き詰められた
肌ざわりのいいシーツと
柔らかなダウンがいっぱい詰まっている
大きなまくら

朝から晩まで
あたなとわたしはベッドの中にいて
いっぱいキスして過ごした

ふたりはずっとわらっている
わたしはしあわせすぎて
時々泣いたりした

あなたはわたしの涙を
優しい唇で拭ってくれた
ああ、あなた...
いとしい人...



今のわたしの涙は嬉し涙
しあわせなメロディーが
この胸の中にとまらなくて
あなたの胸へと伝わってゆく

そしてわたしは
あなたのくちびるが
わたしのくちびるに
かさなる瞬間まで
じっと見つめていた
まぶたをとじて
じっくりと味わう

わたしの愛を
あなたのくちびるに差しだす
あなたは舌でからめとる
わたしの愛が
甘く透きとおって
あなたの舌のうえで
ゆっくりととけてゆく

あなたの愛は
甘露のようにわたしの心に広がってゆく
あなたのくちびると
同じ味がする

わたしは全ての感覚で
あなたを愛しているから
わたしの全てが
あなたを恋しく思う
ああ、あなた...
いとしい人...



わたしはあなたの腕の中で生まれかわった
あなたはわたしの殻を破ってくれた
わたしはあなたの女になった...

あなたの愛がこの身体に
沁み透るように伝わってくる
その愛を全身に感じながら
わたしはもがき続けた

あなただけの女に生まれるために
わたしは苦悩する
そして強くなる
わたしは生まれかわった
あなたのために
ああ、あなた...
いとしい人...

あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶えた

わたしの思考を空白にする甘美な衝撃
身を焼くようなあの歓喜
全身を打ち震わせるあの悦楽
女の芯をしびれさせる官能の疼き

あの悦びの瞬間を
わたしはあなたの愛の中で
あなたと溶けて一つになって
全身で感じていた

激しい歓喜の波が押し寄せては引いてゆく
わたしはその悦びの波に翻弄されながら
あなたの愛に耳を澄ませ
全身であなたの愛を感受して
あなたの腕に抱かれて
長い長い悦楽に酔いしれた

あなたがわたしをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れてゆく
あなたにやっと出会い
そして愛し合う

あんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

あなただけが与えてくれた
あの至福
あなただけが教えてくれた
あの悦び
あなただけが癒してくれた
あの寂しさ
あなただけが満たしてくれた
あの虚しさ
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

初めての出会いから
分かっていた
あの夜のしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを

愛している
あの朝、すべてが澄み切って
誰にもじゃまはできなかった

あなたとわたしは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
お願い、もう一度抱きしめて

by レンゲ

『お願い、もう一度抱きしめて』より

分かりますか、レンゲさん。。。? 洋子さんもレンゲさんも恋愛至上主義なんですよ。僕は、洋子さんのことはほとんど知らないのだけれど、上の手記を読む限り、洋子さんはレンゲさんと同じような感じ方、レンゲさんと同じような恋愛の仕方をする人だと言うことが良く分かるんですよ。。。だからこそ、初めて上の手記を読んだ時に、僕はレンゲさんが書いたものではないだろうか?と疑ってしまったほどですよ。

恋愛至上主義はいけないことですか?

決していけないことではないけれど、現実的な考え方ではないですよね。

どうしてですの?

だって、そうでしょう?星の王子様なんて現実には居ませんよ。星の王子様と思っているアホな男と、そう思い込んでいるアホな女だけが“星の王子様”を見ることができる。でも、現実的な人が見れば、その人物は“裸の王様”ですよ。

あたしはデンマンさんを星の王子様にして恋を恋しているとおっしゃるのですか?

それ程単純ではないでしょう。でもね、レンゲさんは清水君と別れて、ちょうど洋子さんと同じような寂しい気持ちになっている。清水君は詩など見向きもしない。僕はレンゲさんの詩をありがたがって熱心に読む。だから、レンゲさんも好きな詩を熱心に作って僕に読んでもらおうとする。ただ、レンゲさんと洋子さんが普通の女性と違うのは、恋愛至上主義の世界を現実だと思い込んでしまう。普通の女性ならば、星の王子様の中に“裸の王様”が見えてくる。だから、飾り立てられた恋愛にのめり込もうとはしないものですよ。

あたしは、洋ちゃんによって満たされないものをデンマンさんと満たそうとしているとおっしゃるのですか?

そうですよ。でも、それは幻想に近いと言っていいですよ。

デンマンさんは女の夢を壊してしまうのですね?

ホラ、ホラぁ~。。。レンゲさん自身が“女の夢”と言っているではないですか?

そういう意味で言っているのではなく、“自分らしい恋愛”と言う意味ですわ。

でも、それだって、恋愛至上主義に変わりがないですよ。上の手記を書いてから洋子さんがどうなったか知らないけれど、“不倫”である以上出口の無い迷路に迷い込んだようなものですよ。

つまり、洋子さんは山田さんとは幸せにはなれないのですか?
 
そうですよ。レンゲさんの手記をじっくりと読めば、洋子さんは昔のボーイフレンドとヨリを戻すか、結婚することが可能な新しいボーイフレンドを探し始めたはずですよ。でも、そうしなかった。洋子さんもレンゲさんと同じ恋愛至上主義だからですよ。しかし、重婚が犯罪である社会では“不倫”することは破滅の道に突き進むことですよ。

あたしは一体どうすれば。。。?

だから、僕とレンゲさんは心の恋人として愛し合うのですよ。うへへへへ。。。

【ここだけの話しですけれどね、僕はレンゲさんと清水君がヨリを戻してくれることを願っているんですよ。僕はレンゲさんの星の王子様にはなりたくないんですよ。あなただって馬鹿馬鹿しいと思うでしょう?ええっ?“心の恋人”だと思う事がそもそも星の王子様と思うことと変わりがないって。。。?うへへへへ。。。あなたって、けっこう人生を皮肉な見方で見るタチなんですね?それでは、あまりにも夢と希望が無いですよ!。。。ええっ? 人生なんて、初めから夢も希望も無いものだあああ。。。それは言いすぎですよ!日本に居ると、そういう考え方しか持てなくなるんですよ!。。。ええっ?でも、レンゲさんは日本に住んでいる恋愛至上主義者じゃないか、とおっしゃるのですか?。。。だから、境界性人格障害を患っているんですよ!僕の言おうとしていることが、あなたにも分かりますよね?。。。うへへへへ。。。とにかくね、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

NOTE: ここ1週間ぐらい、レンゲさんの記事のリンクは古いままになっていました。 新しく更新したリンクを下に貼り付けました。

■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』

レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


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