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行田のフライ [食べ物・料理・食材]

行田のフライ

“行田のフライ”
聞いたことがありますか?

まずないでしょうね。
僕は埼玉県の行田市で生まれて行田市で18歳まで育ちましたから良く知っていますよ。
これは行田市の名物だという事になっています。

もちろん僕は名物だと思っていたわけではありません。
子供の頃は“フライ”と呼んで大長寺の門前にある“市川さん”の所でよく食べたものです。
5円出すと上の画像にあるようなフライが1枚食べられたのですよ。

水でといた小麦粉を鉄板の上で薄く伸ばし、豚肉や葱、干海老、青海苔などお好み焼きの材料ににたものを載せて焼くのです。
当初は焼くときにフライパンを用いたため「フライ」と呼んでいたようです。

10円出すと“豚の細切れ肉”が入ったフライが食べられた。
これが、また実にうまいんですよね。
僕は豚肉はあまり好きではないんですが、
フライの中に入っている豚の細切れ肉だけは、うまいと思って食べる事ができたものです。

そういうわけですから、子供の頃から“フライ”なんて日本全国どこへ行ってもあるものだと思っていたのですよ。
だから日本で暮らしていた時でも、とりわけ気にも留めていなかったのです。
どう考えても、“フライ”が特別なものだとは思えなかった。

僕にとって“フライ”という単語は“おせんべい”とか“パン”のような普通名詞だった。
ところが、そうではないらしいと気づいたのは僕がカナダへやってきてからのことです。
僕はすでに海外生活が人生の半分以上になっています。

僕は4年ほど前から日本のサイトを見るようになったのです。
たまたま“行田市”についてのサイトを見たら“行田のフライ”が紹介されていたわけです。
それで初めて“行田のフライ”が全国にまではいきわたっていない事を知ったのです。

森田信吾さんのグルメ漫画「駅前の歩き方」でも紹介されています。

「フライ」の命名者は行田市の古沢商店の初代店主(現店主の母親、故人)だそうです。
店主の母親が大正14年に近くの足袋工場で働く女性工員に、
休憩時のおやつとして出し始めたのがきっかけだったそうです。

現在では行田市周辺に50件以上もの「フライ屋」があるらしい。
しかし「フライ」と言っても、この料理が分かるのは行田市、熊谷市、吹上市、鴻巣市周辺のみであるとのことです。

【出典】: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

さらに行田には名物料理に「ゼリーフライ」というものがあります。
でも、これは「フライ」とは全くの別物です。

一目見ただけでも別物だという事が分かると思います。
こちらのフライは最近ではほとんど食べなくなった“オカラ”を使ったフライです。
標準的な作り方は、オカラと茹でた馬鈴薯を2対1の割合にまぜます。
つなぎに卵と牛乳を加えて混ぜ合わせ、コロッケのような形に仕上げます。

コロッケとは異なりパン粉による衣を着けないで素揚げしたものです。
ソースにくぐらせてから食べるのです。

オカラとジャガイモのモチモチしたナイス食感と香ばしいソースの絡みが。。。
思い出したら無性に食べたくなってきましたよ。

とりわけうまいと思うようなものであはないのですが、
しばらくぶりに食べると、懐かしい味です。

行田で伝えられているところによれば、
この地域から日露戦争に従軍した者が
戦地で中国人から「野菜饅頭」なる食品の作り方を教わり、
これをアレンジして作り出されたものだそうです。
明治末期から食べられていたようですが、他の地域にまでは普及しなかったようです。

名称の「ゼリー」ですが、ゼラチンで固めた菓子の「ゼリー」とは全く関係がありません。
一説には、形状が小判に似ているので「銭」が訛って
「ゼニフライ」から「ゼリーフライ」となったとも言われますが、詳しくはよく分かっていません。

僕が子供の頃は“ゼニフライ”と呼んでいたものです。
一個10円だったと思います。
小判型のその形から“銭フライ”と僕は直感的に感じ取っていました。

20年程たって久しぶりに行田に行ったら、いつの間にか“ゼリーフライ”になっていた。
すぐに呼び間違いだと思いましたが、
最近では圧倒的に“ゼリーフライ”と呼ばれているのだから、
僕が呼び方が間違っていると言ったところで仕方がないですよね。

当時「フライ屋」では上の「行田のフライ」を出していましたが
“ゼニフライ”を常時売っている店は僕の知る限りありませんでした。

お祭りの時に露店が並びますが、そのひとつに決まって屋台でゼニフライを売る老夫婦が居ました。
今でもこの二人の顔をありありと思い浮かべる事ができます。

僕がゼニフライを食べたのは、この老夫婦が引っ張ってくる屋台で作ったものだけでした。
他で食べた記憶がありません。
つまり、僕にとってお祭りの時だけの食べ物だったわけです。
だから、このゼニフライは今でも、とりわけ懐かしいですね。
祭りの情景が思い出されてきます。

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おほほほほ。。。。
また現れて、
くどいようでござ~♪~ますけれど。。。
あたくしも平安の昔に戻って
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ござ~♪~ますのよ。
あたくしにとって懐かしい京都の味とは
なんと言っても“八ツ橋”でござ~♪~ますわ。



ええっ。。。どうしてかって。。。?
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似たようなものがあったのですわよ。
んも~~
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おほほほほほ。。。。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。


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