SSブログ
ビーバーランドネット ブログトップ

すばらしいビーバーランドネットで働きたいのですが、社員を募集していないのですか? [ビーバーランドネット]

すばらしいビーバーランドネットで
働きたいのですが、
社員を募集していないのですか?

実は僕のホムペを見た人の中で、あなたのようにメールを書いて就職したいと言う希望を話す人がこれまでにも居たんですよ。
僕は現在バンクーバーをベースにして活動しています。
ビーバーランド・エンタープライズ株式会社と言うのが会社の名前です。

しかし、これは正式な名前ではありません。
正式な名前は次のように英語なんですよ。

Beaverland Enterprise Ltd.

つまり、僕の会社はカナダのブリテッシュ・コロンビア州で認可され登録してあります。
設立者は僕(デンマン)とバークレー氏の二人です。
1981年4月24日に設立しました。
今年で創立24年になります。

会社の設立記録は次の役所で閲覧可能です。

“Corporate Records”
http://www.fin.gov.bc.ca/registries/corppg/crrecords.htm

バンクーバーは僕が何度も言っているようにすばらしい町です。
僕にとってはパラダイスです。
もちろん、20代の人の中には、田舎っぽくて面白くないと言う人も居ます。

しかし、あるリサーチ会社のアンケートの結果では、北米でバンクーバーが最も住みたい町、暮らしやすい町としてトップになったと言うことをCNNのラジオニュースが昨日伝えていました。
僕はバンクーバーではテレビを持っていません。でもラジオのCNNローカルニュースをつけっぱなしにしているので、ローカルニュースと海外の主要なニュースは毎日耳に入ってきます。
毎年このようなアンケートをやっています。
バンクーバーは常にトップスリーに入っています。

しかも最近の日本のリサーチ会社のアンケート結果でも、50歳以後の第二の人生をどこで送りたいか?と言うアンケートに答えた人はカナダ、オーストラリア、韓国を選ぶ人が多かったと言うことです。

近くに山あり海あり河ありですからね、スポーツやる人には応えられません。
スキーやスノーボディングやる人でも仕事が5時に終わってから夕食を食べて、
それから車で30分でスキー場です。
ナイターやってますから、滑ろうと思えば3時間から5時間十分に滑れます。

夏はイングリッシュ・ベイでジェットスキーやウィンドサーフィンをして楽しむ事ができます。

クリケットやゴルフの好きな人も近くにクリケット場やゴルフ場があります。
日本から思えば只のような安さでプレーできます。

バンクーバーの暮らし易さは次の記事を読んでも充分に理解できますよ。
時間があったら覗いてみてくださいね。
『東京が世界で一番生活費が高い都市になると佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす』

こういうわけですから、バンクーバーで働きたいと思う人が多いのもうなずけます。
でも、残念ながら、僕の会社では正社員を募集していません。

正直なところ、正社員を雇うほど仕事がたくさんあるわけではありません。
細々とやっているんですよ。

だからこそ景気に左右されないで、つぶれる事もなく24年間やってこれたんです。
日本でも最近になって正社員を雇わずに、主にフリーターだとかアルバイトを使ってやっているようですが、僕は24年前から正社員を雇わずにそのようにやってきました。

僕の会社の場合には、フリーターとかアルバイターとは言いません。
アソシエーツと言います。
つまり、仕事上パートナーと言う形で仕事をします。
給料と言う形ではなく、契約金という形で報酬が支払われます。
税金は一切天引きしません。
厚生年金だとか、国民年金だとか、老齢年金だとか、そういう掛け金も一切差し引きません。
あなたが自分で決めて掛け金を払ってゆきます。

つまり、100万円の仕事をしてもらう場合には100万円がそのままパートナーの、つまり、あなたのポケットに入ります。
カナダでは税金は自己申告制になっています。
だから、あなたの責任において税金を申告します。

これは、あなたにとっても好都合なんですね。
なぜなら、税金をなるべく少なめに支払う事が可能だからです。
カナダの税制に精通すれば、税金をまったく払わなくする事も出来ます。
そういうわけで、カナダ人は、サラリーマンであっても、税金を少なめに支払うためにサイドビジネスをやっている人がかなり居ます。
カナダの統計局の資料によると去年、年末調整によって税金が払い戻された金額は、カナダで働いて税金を納めている人一人当たり約20万円という数字が出ています。
つまり、自己申告制ですから、サラリーの中から天引きされた税金をサイドビジネスの経費を申告する、などのやり方によって税金を取り戻すわけです。

詳しいことはここでは書きませんが、いづれ機会があったら、このことについても詳しく書こうと思います。
上のリンク先の記事でも書きましたが、そのようにして利巧に稼がない限り、マイホームを短期間に持つのは難しいことです。

それはさておき、このようにビーバーランド・エンタープライズというのは“一匹狼の集団”です。
じゃあ、どうすれば、この集団に加わる事ができるのか?

ここでジューンさんのことを例に引こうと思います。
ジューンさんは現在Public Relations Specialistとして独立して働いています。
ジューンさんは彼女自身の会社は持っていません。
しかし、独立して“Self-employed”として働いています。
つまり、一匹狼です。働きたければ、一人で仕事を探して、一人だけで働く事も可能です。

でも、そうしません。
なぜ?
彼女は楽して働きたいからです。彼女のライフスタイルです。
仕事を探すのも億劫だし、ペーパーワークも面倒くさい。
ジューンさんにはそういうところがあります。
もちろん、仕事はできます。日本語がぺらぺらですし、これまで日本人と仕事を一緒にしてきたから、日本人の気質ややり方に精通しています。

僕がプロジェクトを組んで仕事を始める時、ジューンさんの才能と経験が必要になると僕は彼女に声をかけるわけです。
IT関連や、マーケティングについても同様に、そうした経験と才能を持った人に、僕は声をかけます。
僕の仕事のやり方と言うのはそういうものです。
つまり、うまくゆく人とは長い付き合いをしますが、性に合わなかったり、失敗の多い人とは一緒に仕事をしません。
この方がお互いにやりやすいと思うからです。

ジューンさんと知り合ったのは10年ほど前にBBSをやっていて、投稿を交わしたのがきっかけでした。
Bulletin Board System (BBS) というのは、Netがこれほど普及する前には、欧米では主流を占めていたものです。
今のように猫も杓子も、ネットを使うようになったのは、商業活動に対してもインターネットが開放されてからです。
それまでは、ネットと言えば、大学や政府機関、研究所の間だけで、主にメールの交換と言う形で使われていました。

BBSはモデムでもって電話線を介してのコミュニケーションでしたから、超距離電話になると別に金がかかります。
だから、ローカルの人とコミュニケートする人が圧倒的に多かった。
また、それがBBSの利点でもあった。
最近では、出会い系サイトが“ご近所さん”との交信を売り物にしていますが、
BBSではそれが当たり前でした。

僕がジューンさんと知り合ったのは“ご近所さん”との交信を先取りしていたようなものでした。
『サンフランシスコからおはよう!前の調子に戻すように、あせらずに頑張ってね』
この記事の中でも書いていますが、ジューンさんもレンゲさんのように“人格障害”で悩んでいたことがありました。
投稿を交換しているうちに、ジューンさんが日本語がぺらぺらだと言う事が分かり、ジューンさんの才能を埋もれさせておくのはもったいないと思って、一緒に仕事をするようになったのです。

人を介して紹介されない限り、メールや履歴書だけで採用を決めて一緒に仕事をするということを僕はしません。
つまり、仕事を一緒にするという事は、経験や才能だけではありません。
他に何があるの?
人柄です。
その人の人柄がモノを言ってきます。

そういうわけですから、あなたがビーバーランド ネットで働きたいのなら、少なくとも僕と言う人間を理解した上で決めることになるでしょうね。
同じことが僕にも言えるわけです。
お互いに相手を見極めた上で一緒に働くべきだというのが僕の信条です。
こうして、これまでの24年間、僕の会社は生き延びてきました。
お分かりいただけたでしょうか?

どうかガッカリせずに、希望と野望と熱意を持って、あなたのやりたい仕事を手に入れることができるように、これからも頑張ってください。
。。。というわけで、今後もよろしくお願いします。
じゃあね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
ビーバーランドネット ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。