SSブログ

ブリスベンへ行ったことある?

ブリスベンへ行ったことある?

きょうは僕がネットで知り合ったアミサさんが住んでいるブリスベンについて紹介したいと思います。
アミサさんについて知りたい人は次のリンクをクリックしてくださいね。
『ネットにオアシスと笑いを求めて』
http://barclay.worldfreeweb.com/renge/tree.php?all=2128

街の中を流れている河を見るのは、なんとなく心が和みますよね。癒しというほどではないにしても、喧騒の中に安らぎ見つけたような気分になります。ブリスベンもバンクーバーと同じように町の中に結構緑が多く見受けられるようですよね。
ブリスベン河に沿ってかなり緑が見られます。サウスバンク・パークランドやボタニック・ガーデンズ(植物園)がその良い例です。
また、バンクーバーならスタンレーパークに当たると思うのですが、広大なビクトリアパークがありますね。
ブリスベン河の南岸はどうなっているかというと、一大行楽地になっています。South Bank Parklandsと呼ばれています。


「ジューンさんは小学校時代にブリスベンに住んでいたんだよね?」
「そうなんです。おととしの2月にお友達を訪ねたんですよ」
「おととしは夏を二度過ごしたわけだ」
「そう言うことになりますね」
「なんだかブリスベンって南国にあるような雰囲気だね。マイアミだとか、カリフォルニアといった感じがするよ」
「確かに南国っぽいところがありますよ」
「マイアミかロスアンジェルスといった感じの風景もあるね?ブリスベンは港町だから、海岸はすぐそばじゃないの?」
「地図で見ると海岸のすぐそばにあるように見えますけれど、けっこう市内からだと離れていますよ。バンクーバーとは違います」
「僕はブリスベンという町はもっとくすんだイメージを持っていたんだよ。ずっと昔は囚人の町だったんだからね」
「確かにそうでしたけれど、それはロブソンさん、100年以上も前の話ですよ」
「うん、古い話には違いない。。。たとえば、霧のロンドンみたいなところ。。。そう言うイメージを持っていたんだよ。でも、かなり明るい感じの町なんだね?」
「霧はあまり出ないですよ」
「けっこう、あったかいの?」
「それ程あったかいというわけじゃないけれど、バンクーバーと気候はあまり変わりませんよ」
「でもさ、このソテツのお化けのようなものが生えてるじゃないか」
「ロブソンさん、これソテツのお化けじゃないですよ。パームですよ。シュロですよ」
「僕にはやっぱりソテツのお化けに見えるよ」
「ジューンさん、こんなところで、こんな格好で歩いたりしていいの?」

「ここは、上の写真のビーチのすぐ裏ですよ」
「みんなそんな格好して歩いているの?」
「みんなじゃないけれど、綺麗なツツジが咲き誇っていたので写真撮るには素敵な場所だと思って出てきたわけなんですよ」
「なかなか見ごたえがあるね」
「そうでしょう、綺麗でしょう?このツツジ」
「いや、ジューンさんの水着姿ですよ」
「それ程見ごたえありますか?」
「なんかすごいよ」
「でもビキニから比べればモデストでしょう?」
「ビキニより、なんだか妙にお肌を晒しているように感じますよ」
「そうですか?」
「うん、でもいいね。僕もジューンさんと一緒に泳ぎたかったなァ~」
「泳いだじゃありませんか?」
「どこで?」
「バンクーバーのイングリッシュ・ベイですよ」
「でも、あそこではこの水着ではなかったよ。もっとダサいものだったよ」
「そうでしたか?」
「今度はこの水着を着てね」

「これはどこ?」
「これはブリスベン河からボタニック・ガーデンを撮ったんです」
「河からって、水の中に入って撮ったわけ?」
「まさか。。。もちろん、ヨットの上からですよ」
「その友達がヨット持ってるの?」
「そうです」
「その友達って、もしかしてジューンさんのボーイフレンド?」
「いいじゃないですか、そう言う個人的なことをここで話題にしなくとも。。。」
「何も隠すことはないじゃないか。。。」
「別に隠していませんよ。。。」
「じゃあ、ネット市民の皆様に告白しなさいよ」
「ロブソンさん、全く話題がそれてしまいましたよ」
(ジューンさんが不機嫌になりそうなので、ロブソン仕方なく話題を変える)
「木が茂っているあたりが植物園?」
「そうです」
「植物園というほど木がたくさん茂ってないね?」
「ここからだと植物園らしくないけれど、中に入ってみるとそのように見えますよ」
「ほらね。この写真なら植物園らしいでしょう?」
「うん、確かにそれらしいよ」
「けっこう、さまになっているでしょう?」
「でも、なんだか南国的だね?どうしてブリスベンには南国ムードが漂っているの?」
「言われてみるとそうですね、サウスバンク・パークランドといい、このボタニック・ガーデンといい、確かに亜熱帯植物が多いですよ」
「市役所の公園課の役人に熱帯に憧れている人がたくさん居るんじゃないの?」
「そう言うわけじゃないでしょうけど、植物園って、亜熱帯の植物がどこでもたくさんあるんじゃないですか?」
「確かにそうかもしれないね、見慣れた木や草を植えたってつまらないしね。。。面白くもなんともないしね」

「いやあああ~~これはいいねええ~~きれいだねええ~~これどこ?」
「サウスバンクから市内を撮ったんです」
「もしかして、ここでボーイフレンドと食事をしたの?」
「ロブソンさん、なんだか私のボーイフレンドにこだわっていますね?」
「別にこだわっていないけれど、ちょっと気になるよ」
「誰と一緒でもいいでしょう?」
「いやああ、こういうところで僕もジューンさんと食事がしたいなあ~~」
「したでしょう?」
「どこで?」
「イングリッシュ・ベイのイングリッシュ・カフェで」
「覚えてないなあああ~~~」
「ロブソンさん、最近物忘れが激しいのと違いますか?」
「まだ、それ程年取ってないよ。イングリッシュ・カフェでジューンさんが一緒に食事をしたのは僕じゃなくって、他のボーイフレンドでしょう?」
(ロブソンが疑いの目でじっと見つめるものだから、ジューンさんドギマギしています。)
「ロブソンさん、また話題がそれましたよ」

「これはどこ?」
「これクイーン・ストリート・モール(Queen Street Mall)の一角です」
「ショッピング・アーケードね」
「まあ、そんな感じのところです」
「特に珍しいところでもあるの?」
「そうですね。。。歩行者天国です」
「歩行者天国なら、けっこうどこにでもあるよ。でも、この写真の中に車が見えるよ」
「それは市役所の土木課の車ですよ」
「そうかなァ~、民間のフラットベッドのように見えるけどねェ?」
「ロブソンさん、そう言う小さなことは気にしないでくださいね」
「ああそう、それで、他に珍しいところは?」
「そうですねええ~、このショッピング・モールは大きいですよ。1,200軒ほどお店が入っています」
「2,000軒以上入っているモールも珍しくないよ」
「それなら、クイーンズランドで一番大きなデパートがこの中にありますよ」
「あっ、そう?でも、そう言われても僕にはどのくらい大きいのか見当が付かないよ」

「これは可愛いねえええ~~」
「でしょう?」
「やっぱり、オーストラリアだとカンガルーとコアラだよね」
「他にも珍しい生き物がたくさん居ますよ」
「たとえば?」
「プラティパス(platypus)」
「何それ?聞いたことないなあ~」
「とっても珍しい動物ですよ。日本名はカモノハシですよ」
「ああ、それなら聞いたことがあるよ」
「この動物が最初に発見された時、鳥とケモノを合体させたようなものだったから、ほとんどの人はニセモノだ思ったらしいですよ」
「信じてもらせなかったわけだ」
「そうらしいですよ。それほど珍しい生き物なんです。なぜなら、口は鴨のように平たくて大きなくちばしになってますからね。
手には水かきまで付いていますよ。それなのに、体はビーバーのようなふさふさの毛で覆われているんですよ。
しかも、哺乳動物なのに、赤ちゃんは卵で産まれるんですからね。こんな珍しい生き物はめったにいませんよ」

「何これ?」
「ウォンバット(wombat)」
「ネズミのお化けだね」
「でも、ネズミより、ずんぐりむっくりしているでしょう。これ、ものすごく大きくなるんですよ。体重が40キロぐらいになりますよ」
「そんなに大きくなるの?」
「そうです」
「ネズミがそんなに大きくなると、気味が悪いね」
「だから、これネズミじゃないんですよ。コアラの仲間です」
「コアラとはだいぶ感じが違うよ」
「でも同じ仲間なんです。穴を掘って暮らすのですけれど、コアラやカンガルーと同じように有袋類なんです。つまり、赤ちゃんを育てるための袋を持っているんです。
体が大きくても、動きがゆっくりで顔がのほほ~んとしていて可愛いでしょう。それで、オーストラリアの人たちには、とても愛されているんですよ」

「ところで、ロブソンさん、こうしてわざわざアミサさんまで地図の上に載せてしまって、だいぶ脇道にそれてしまったようですが、ほんとうは『ラピスラズリと美女アメニア』についてお話しするのではなかったのですか?」
「確かにそうなんだけれど。。。でも、これから、そのことについても書きますよ」
「バンクーバーとブリスベンはロブソンさんが書いた歴史エロチカ大ロマンと関係があるのですか?」
「直接関係があるというわけじゃないんだよ。ただね、僕が書いた記事の中にアミサさんが四騎獅子狩り文錦の図柄を見てコメントを書いてくれたことから、
メールの交換が始まって、僕は彼女からインスピレーションを受けたんですよ」

「つまり、そのインスピレーションが、こうしてロブソンさんにバンクーバーとブリスベンについて書かせることになったわけですか?」
「手っ取り早く言うなら、そう言うわけですよ」
「要するに刺身のツマのようなものですか?」
「ジューンさん、またオツな事を言いますね。だいぶ日本語が上達しましたね」
「そう思います?褒められるとやっぱりうれしいですね。でもね、ロブソンさん、せっかくブリスベンのことまで持ち出したのですから、なるほど。。。と言うような事を言ってもらわないと、なんとなく尻切れトンボのようになってしまいますよ」
「ジューンさん、ますますオツな事を言いますね」
「ロブソンさん、あまりからかわないでくださいよ。どうなんですか、わざわざ遠回りしたんですから、ここでネット市民の皆様が納得するようなエピソードでもお話していただけませんか?」
「僕がどうして、バンクーバーとブリスベンを持ち出したかというとね、上のエロチカ大ロマンは、物語が始まるのがクレタ島なんですよ。でも、そこだけに留まっていないんですよ」
「つまり、『オデュッセイア』の主人公、オデュッセウスがたどったような、さまざまな土地が登場するわけですね?」
「そうなんですよ。このエロチカ大ロマンにもオデュッセウスが出てきますからね、当然ながらいろいろな土地が出てくるわけですよ」
「でも、バンクーバーとブリスベンは出てこないんですね?」
「アメリカ大陸もオーストラリアもまだ発見されていなかったからね」
「残念ですね」
「でもね、僕はまさにオデュッセウスのような不思議な体験をネットで持ちましたよ」
「それがアミサさんとの出会いだったと言いたいんでしょう?」
「ジューンさん、先に言ってしまては困りますよ。確かにその通りなんです。もしね、オデュッセウスの妻のペネロープと子供たちが故郷のイタカに居なかったら、恐らく彼は途中の島でカリプソと幸せに暮らして余生を送ったかもしれない。
あれほどの困難を乗り越えてまで故郷には戻らなかったと思う」
「つまり、イタカで家族が待っていたからこそオデュッセウスは数々の困難を乗越えてイタカに戻ったと言うのですね?」
「その通り。実は僕もそうなんですよ。つまり、家族が日本に居なければ、僕は日本のプロバイダーのサーバーでブログを立ち上げなかったし、
日本語の掲示板も作らなかったし、こうして日本語のウェブページも作らなかった」
「つまり、英語を使って欧米のサイトだけを見ていたというのですか?」
「そうですよ。僕は2年前までは、それまで18年間欧米だけでネットをやっていましたからね。いまだに僕のハードもソフトもすべて英語です。日本語のソフトは一つもありません」
「それで、どうして日本のサイトを訪ねるようになったのですか?」
「つまりね、日本が病んでいるということが分かったからですよ。そのようなところに家族が居るということが分かったからですよ。それで、微力ながら少しでも日本を良くしたい。そう思ったんです。」
「それ、マジですか?」
「もちろんだよ!こんなこと冗談では言えないよ」
「でも、マジでも、なかなか言えませんよ」
「ジューンさん、なんだか日本人並みの事を言うね?」
「それは褒めているのですか、それとも、けなしているのですか?」
「まあ、その両方ですね。。。へへへへ」
「また、ロブソンさんのへへへへが出ましたね」
「とにかく、そう言うわけで僕はCOMMIT4Uでブログを立ち上げたわけなんですよ」
「そしてアミサさんに出会った」
「そういうわけです。もし、僕の家族が日本に居なかったら、僕は永久にアミサさんと出会うことはなかったでしょうね」
「でも、ロブソンさん、COMMIT4Uから強制退会させられてしまったですね」
「そうなんですよ。オデュッセウスがカリプソと別れたように、退会させられたことによって僕はアミサさんが居るCOMMIT4Uから去らねばならなくなったんですよ」
「残念でしたね」
「でもね、アミサさんは僕が書く記事を楽しみにして読んでくれるそうですよ」
「それは良かったですね」
「とにかく不思議でしょう?もし日本が病んで居なかったら、僕は日本のサイトなど今だに見ていないかもしれない。COMMIT4Uでブログを立ち上げることもなかったでしょう」
「つまり、そうだとしたらアミサさんとも会わなかったというわけですね?」
「そういうことですよ。アミサさんはブリスベン、僕はバンクーバー、それが、ひょっとしたきっかけでCOMMIT4Uにブログを持ったことで何千マイルと離れいる二人が出会うことになった。不思議でしょう?」
「確かにそう言えるかもしれませんね」
「でも、僕の人生を振り返ってみれば、ジューンさんとこうして出会っている方がもっと不思議なことですよ」
「そうですか?」
「そうですよ!とにかくオデュッセウスのように僕が20カ国以上を放浪した後での出会いでしたからね」
「ロブソンさんは、なんでもそうやって不思議にしてしまうのではないですか?」
「ジューンさんは不思議だとは思わないの?」
「私は別に。。。。」
「ジューンさん、ここではちょっと無理してでも“不思議ですねええ~~”と、相槌(あいづち)を打ってくれないと話が台無しになってしまうじゃないですか。やだなあああ~~」
「そうですか?」
「そうですよ」
「でも、ロブソンさんには日本に最愛の奥様がいらっしゃいますから。。。」
「あのねェ、奥様が居るとか居ないとかの問題じゃなくて、ロマンがあるかないかの問題ですよ」
「分かりましたよ、ロブソンさん。これからロブソンさんが日本語で書く『ラピスラズリと美女アメニア』を楽しみにしていますよ。エロチカ大ロマンなんでしょう?」
「そうですよ。マジで楽しみにしていてくれますか?」
「はい、期待していますよ」
「マジで?」
(ジューンさん、日本人の微笑でごまかしています。変なところで日本人を見習っています。。。。というわけで、これがこのお話のオチです。)


この記事には写真をたくさん載せることができませんでした。
次のリンクをクリックすると、ブリスベンのきれいな写真をたくさん見ることができますよ。

http://www.geocities.jp/barclay705/crete/brisbane.html


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行・地域(旧テーマ)

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。