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不倫から純愛へ [恋愛・失恋・不倫]

不倫から純愛へ

またロダンの“接吻”ですか?デンマンさんはこの彫刻がとても気に入っているのですのね?

そうですよ。僕は好きですねェ。レンゲさんはこの写真が嫌いなんですか?

嫌いではありませんわ。でも見飽きてしまいました。

見飽きましたか・・・でもレンゲさんにとって“愛と性”はこの彫刻が表現しようとしている事そのものではありませんか?レンゲさんが見飽きることなんて、ないと思っていましたよ。

どんなすばらしい曲でも毎日聞いていたら飽きてしまいますわ。同様にどんなすばらしい絵でも毎日見ていたら見飽きるか、その絵に対して感受性が鈍感になってしまいますわ。

そうですかァ?でもねェ、レンゲさん、あなたはどういうわけか同じことを繰り返しますよねェ。このロダンの接吻を毎日見ると見飽きるなら、レンゲさんだって、同じことを何度も何度も繰り返すことに飽き飽きするでしょう?

どういうことですか?

どういうことかって?・・・レンゲさん、あなたはもう忘れているかもしれません。

何を忘れていると言うのですか?

レンゲさんはねェ、1年ほど前に次のような手記を僕に書いてくれたんですよ。

わたしの心の軌跡

投稿日時: 2004-9-8 11:45

わたしは精神障害者です。
しかも、誰もが関わりたがらない境界性人格障害者です。
時に、感情の爆発という発作も起こります。

愛憎にあやつられる人生です。
わたしの世界には、シロかクロしかありません。
誰かに愛着をかんじすぎると、怖いのです。
見捨てられ感、迫害妄想で、全面的に愛していた人のことを、
全面的に否定してしまうのです。

そのうえ、わたしはある人に対して、
“ほれこむ”ということも、よくあります。
でも、その場合でも、相手から見れば全く理不尽な
理由で、ほれこんでいた人のことを、
全否定してしまうのです。

これらは、精神の発達が未熟であるのはもちろん、
幼少時の体験によって「見捨てられる恐怖」が、
頭にこびりついていて、
見捨てられる(つらさを味わう)くらいなら、
こっちから先に、相手との関係を絶つ、という
逃げの行動なのです。

わたしは、この障害で苦しんでいます。
わたしに関わったことで、理不尽な気持ちで去ってゆく
“被害者”の方々も、多いと思います。
治せるものなら治したい。
でも、幼い頃の心の傷が、
真人間になることを、かたくなに拒み続けます。
二度と傷つきたくないから、防衛するのです。
この硬い殻を、どうすればこわせるのか・・・

治療はうけていますが、今は目先の“うつ”
の治療が主です。
それも、最近容態が悪いようで、
心理テストなどばかり受けています。

長々と書いてしまいましたが、
こんな(迷惑な)人間もいるのだということを、
書き連ね、より自虐的に、とことんどんぞこまで
落ち込み、自分への罰としたいとおもいます。

RENGE

http://barclay.worldfreeweb.com/renge/tree.php?n=194

レンゲさん、この手記を書いたことを忘れてしまいましたか?

いいえ、はっきりと覚えていますわ。デンマンさんはあたしが書いたこの手記を、まるであたしに見せ付けるように何度も何度も書きましたわね。忘れるわけがないじゃありませんか?そうして、またこうやってあたしに見せ付けるのですわね。

見せ付けるわけではありませんよ。ただ僕はあなたに気づいてほしいわけですよ。同じものを何度も見れば、たいていの人は見飽きるんですよね。今レンゲさんが言ったように、上のロダンの“接吻”も何度も見ていたら見飽きるでしょう。でもレンゲさん、あなたは普通の人と違い同じことを何度も何度も繰り返す習性を持っているようですよね。

そうかもしれません。

あなたは、すべてを理解している。それなのに、なかなか自分の習性を良い方向に修正できない。

つまり、不倫をやめて“健全な家庭”を築くような“愛”を育(はぐく)めとおっしゃりたいのですか?

ちゃんと知っているではないですか?

デンマンさんは、いつでも“道徳の教科書”に書いてあるようなことをおっしゃるのですね。

僕は、なにも道徳の教科書を読んでいるわけではありませんよ。僕だって道徳というのは嫌いですからね。堅苦しい話はしたくないんですよ。

だったら、しなければ良いではありませんか。

僕だってしたくない。でもね、あなたが同じことを繰り返すから、分かり易い例として上のロダンの接吻を持ち出したんですよ。

それほどあたしは同じことを繰り返しているのですか?

そうですよ。あなたは次のような手記も書いている。

2004-07-21 10:11:08
By renge

不倫と呼ばれる恋愛について、どんなイメージを抱かれますか?わたしは女性として、相手の男性にパートナーがいるのに、自分が彼の一番になれないのに、それに甘んじている女性の事を
“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)がないのにばかげてる”
などと、どちらかというと軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、それは訪れてしまったのです。

http://barclay.worldfreeweb.com/renge/tree.php?n=211

レンゲさん、あなたは不倫に対して軽蔑感を持っている。でも、分かっているのになぜか不倫を繰り返しているんですよね。

不倫しようとしているわけではありません。

でも、あなたのしていることは“不倫”とたいして変わりがないんですよ。

つまり、健全な家庭を築くというはっきりとした気持もないのに、あたしが妻子ある男性に付きまとっていると言いたいのですね?

結果として、そのようなことになっていますよね。そうでしょう?

つまり、デンマンさんは、あたしを大阪に追いやりたいのですわねェ?

僕は無理やりあなたを追い出したいわけではないんですよ。最初に掲げた手記を読めば、あなたはよく自分の習性を理解している。だけど、“分かっちゃいるけどやめられない”それが、あなたの問題なんですよね。今回のことだってそうでしょう?バンクーバーにやってきた。僕が連れてこなければ、あなたはバンクーバーに居座ってしまったかも知れませんよね。

デンマンさんは無理やりあたしを日本へ連れ戻しました。

無理やりではありませんよ。あなたを一人だけバンクーバーに残すわけにはゆきませんよ。そうすることは無責任だと思いましたからね。一応あなたをもてなしたからには責任を持って最後まであなたをもてなしたい。そう思っていますよ。

だったら、最後までそうしてくだされば良いではありませんかああァ~。

だから、僕は一生懸命あなたをもてなしているつもりですよ。でもねェ、10月になったら僕はバンクーバーへ戻りますからねェ。あなたがまた金魚の糞のように付いてきてもらっては困りますからねェ。それで、こういうように誤解が無いように何とかあなたに理解してもらいたいと思っているわけですよ。分かってもらえますか?

要するに、デンマンさんはあたしをまた“見捨てる”のですわねェ?

見捨てるわけじゃないんですよ。あなたが成長するのを見守っているのですよ。願っているのですよ。祈っているのですよ。それを、レンゲさん、あなたは“見捨てられる”と感じてしまう。そのような所が、あなたが言っているように“未熟”な部分ですよ。あなたは、そのことも十分に気づいている。ところが、上の手記を書いたはずの思慮も分別もある熟女が、どういうわけか身勝手でわがままな10代の乙女と摩(す)り替わってしまう。今、僕の目の前に居るのはそういう未熟なあなたですよ。

つまり、あたしが甘えているとおっしゃりたいのですわね?

まあァ~、簡単に言ってしまえばそういうことですよ。あなたの生活の場に戻るべきですよ。

大阪に行けと・・・

そこがあなたのふるさとでしょう?

でも、デンマンさんの奥様はあたしにもしやる気があるなら、ブティックの店長になっても良いと・・・

あなたはここに居座るつもりなんですか?

だって、デンマンさんの奥様が・・・

レンゲさん、あなたには本当にやる気があるの?

ありますわ。

ここに居たいから、そう言っているのではないのォ~?

違いますってばあああァ~・・・あたし、マジですゥ。

しかし、あなたにブティックの店長としてやってゆけるだけの経験と自信があるの?

ありますわ。

何を扱っているのか知っているの?

知ってますわ。奥様がジュンコさんのサイトを見て勉強してね、っておっしゃったので次のリンクをクリックして勉強しました。
http://barclay.e-city.tv/lingerie/sexy.html

本当にブティックの店長としてやってゆける?

ええ、やってみます。

僕は賛成しないけれど、レンゲさんがそう言うなら、しばらく様子を見るよ。

お願いします。


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