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不倫なんて。。。 [恋愛・失恋・不倫]

不倫なんて。。。





本来の自分


自分は薄汚れた紙きれだ
ちぎろうが丸めて捨てようが
わたしは気にしない

実際わたしはボロボロになることを
自分でのぞんでやっている
それが本来の姿
わたしは紙切れのように
わたしを愚弄し転落させていっている

それは自虐なんかじゃない
本来の自分に戻るため
自分をまがまがしい安楽へ導くため

たとえ紙切れであっても、
あなたは上等の和紙だよ

いえいえ、
くしゃくしゃのわら半紙ですよ

『きのうの自分』より

2年前には、レンゲさんはこういう詩を作っていたんですよね。

今度は2年前の詩を持ち出してきて、デンマンさんはあたしをイジメるのですか?

僕はレンゲさんを励ましているつもりですよ。決してイジメているわけではありませんよ。

でも、上の詩はあたしを励ますような詩ではないでしょう?

イヤ、そうとばかりは言えませんよ。詩そのものはレンゲさんが落ち込んでいた時に作ったものですよ。だから、決して前向きな姿とは言えませんよ。でもね、振り返ってみれば、現在のレンゲさんは、確かに“たとえ紙切れであっても、上等の和紙”になっているんですよ。そう思いませんか?決して“くしゃくしゃのわら半紙”ではありませんよ。

そうでしょうか?

レンゲさんだって、頑張ってやってきたんですよ。

2年前、東大阪のアパートに居る時には、引きこもって廃人のような生活をしていたんですよ。でも、それではダメだと、レンゲさんは何とか自力で這い上がったんですよ。そうでしょう?

バンクーバーへ行った事がそのきっかけになったのですわ。

とにかく、そのきっかけをレンゲさんは現在の仕事に結びつけた。

今ではブティック・フェニックスの熊谷店長として15店中で売り上げがトップの座を保っている。自分でも、2年前と比べて、頑張ってきたと思いませんか?

あたしはデンマンさんに喜んでもらえると思って一生懸命やってきたんですねん。

それは違いますよ。

あたし本人が言っていることです。信じてくださいな。

レンゲさんはね、今、清水君と離れて直美のマンションに転がり込んで暮らしている。心の片隅に寂しさが募っているんですよ。バンクーバーへ行った事がきっかけになったと言っているけれど、その事も含めて“夢のバンクーバー”を美化してしまっていますよ。

デンマンさんは、あたしがまたバンクーバーへ行きたいと言い出すのではないかと心配しているのでしょう?

そうですよ。僕だけじゃなくて、卑弥子さんまでがレンゲさんは再度バンクーバーへ行くと思ってしまっているほどですからね。

あたしがバンクーバーへ行ってはいけませんか?

レンゲさんの生活の場は埼玉県の熊谷なんですよ。店長としての仕事があるんですよ。

でも、あたしはデンマンさんに喜んでもらうために、一生懸命やってきたんですねん。

それはね、清水君と別れているから、そのように言うんですよ。僕から同情を引き出そうとしているんですよ。それで、あわよくば、バンクーバーへ行こうと思っているんでしょう?

そうではありません。デンマンさんから同情を引き出そうとしているのではありませんわ。あたしは、本当にデンマンさんに喜んでもらうために一生懸命にやってきたんですねん。

そう言ってもらうと僕もうれしいけれど、だからといって、その事とレンゲさんがバンクーバーへやって来る事とは全く関係がありませんよ。レンゲさんはもう少し現実を見つめるべきですよ。足元をしっかりと見つめるべきですよ。

足元ですか?

そうですよ。清水君との生活の事を考えるべきですよ。今のレンゲさんは清水君と仲直りしようとしていなばかりか、ますます離れようとしている。それでは、これまでのレンゲさんとすっかり同じではないですか。つまり、見捨てられ感を味わうのがイヤだから離れる。仲直りする事を学んだらどうですか?

あたしはデンマンさんに何度も言っているように、洋ちゃんと一緒にやってゆく自信がないんです。

レンゲさん、もう一度次ぎの手記を読んでみてくださいね。

レンゲなら、
こういう下着で勝負しますよ


ずばり!Dを選びます!
意外ですか?
思ったとおりですか?

それはそうと、
上記の会話には
なかなかリアリティが
あると思いました。
かわす言葉もそうですが、
わたしは、
寂しがりやのくせに、
束縛やしがらみを
死ぬほど嫌っています。
一匹狼ですよね?

野心家というのも、
大当たりです。
ひとたび、野心が芽生えたら、
自分を満足させるために、
異常なほどの努力をします。
なので、これまでの
仕事上での評価は、
おおむね高かったと、
感じています。

今は、何もかもが過ぎ去って、
廃人のような生活をしていますが。

結局何事においても、
極端から極端へ走ってしまうんです。
グレーゾーンのない人間なのです。

  by レンゲ

『不倫の苦悩にもめげずに頑張ろうとしているレンゲさん』より

レンゲさん自身が認めているように、あなたには野心家の面があるんですよ。廃人のような生活から抜け出した事だって、その野心が芽生えたと僕は感じたものですよ。

デンマンさんがその野心が芽生えるように励ましてくれたからですわ。

何も、ここで僕の事を持ち出す必要はないんですよ。最終的に決断したのはレンゲさんなんだから。。。

あたしがデンマンさんに甘えているとおっしゃるのですか?

そうですよ。レンゲさんの野心を持ってすれば、清水君と仲直りする事など、それ程難しい事ではないんですよ。このページの冒頭で引用したレンゲさんが落ち込んでいた頃の詩と、すぐ上のやる気のある手記とを読み比べてくださいよ。レンゲさんが、その気になる時には、人の助けなど必要としないんですよ。なぜ、清水君と仲直りしようとしないのか?

デンマンさんは、なぜだと思っているのですか?

“食わず嫌い”ですよ。いろいろと理由を持ち出してきて、レンゲさんは“食べたくないもの”から離れようとしているんですよ。清水君と一緒にやってゆく自信が無いと言うけれど、これまでの半年間、仲睦(むつ)まじくやってきたでしょう?

でも、いろいろありましたから。。。

東大阪のアパートに居た頃だって、いろいろとあったんですよ。でも、野心が芽生えて、あの廃人のような生活から抜け出した。だから、同じような気持ちで、今度は清水君との生活に戻ったらどうですか?

でも、洋ちゃんは久美子さんと暮らしていますわ。

だから、清水君に電話して話し合うのですよ。清水君と久美子さんは浮気なんだから。。。レンゲさんだってそう思っているでしょう?

でも、あたし、鐵さんが書いてくださったコメントが気になっているんです。

どのコメントですか?

次のコメントですわ。

デンマンさん
こんにちは

あながち間違いではないです。
男らしいです私。
そして馬鹿騒ぎの毎日です。

片親は良い選択だとも思っています。
これは個人意見ですが…
両親揃うにこした事はないですが
必要ない父親もいます。
それが私のシングルの理由です。

結婚生活はありません。
私にとっても娘にとっても
最善だと思っています。

野心が強く社会でキャリアを積んだ人が
家庭に入ると
今までの生活とのギャップに参る人が
多いと私は思います。

現在、少子化と言われていますが
出産を希望しない人が子供を産んでも
それこそ虐待などにつながるとも思います。



若いから親には無理目だったなんてのは理由にはなりませんよ。
老若男女問わず姿勢なんだと思います。

話がだいぶそれてしまいました。

まとまらない文章でしたがここで終わります。

by 鐵   2006/07/22 14:10

『お願い、もう一度愛して PART 1』のコメント欄より

一体、レンゲさんには、どの部分が気になっているのですか?

野心が強く社会でキャリアを積んだ人が
家庭に入ると
今までの生活とのギャップに参る人が
多いと私は思います。

ここの箇所ですわ。たぶん鐵さんはあたしの“野心家の手記”を読んで、あたしのことを念頭において書いてくださったのだと思いますわ。

確かにね、現在のレンゲさんはブティックの熊谷店長という責任ある仕事を持って居る。急に家庭に入って育児に専念すると、これまでのギャップに参ってしまうかもしれない。でも、だから、と言って清水君と仲直りして結婚して家庭を持たないという理由にはなりませんよ。

どうしてですか?

キャリアウーマンでも仕事と家庭を両立させている人は居ますよ。

あたしに両立できないとしたら?

そしたら、仕事を辞めればいいんですよ。

でも、生活が単調になりすぎて、あたしがその退屈さと空虚感でまた不倫に走ったとしたら。。。?

そういう心配の仕方はきりがないんですよ。僕がこう言えば、レンゲさんがああ言う。このやり取りには際限がないんですよ。つまりね、今のレンゲさんは清水君と仲直りもしたくなければ、家庭を持つ気持ちにもなれない。そういう思い込みがしっかりと出来上がっている。これまで、レンゲさんは両手両足の指では数え切れないほどの恋愛経験を積んでいるにもかかわらず、いまだに家庭を持てない。それが、清水君との関係にもそのまま現れていますよ。つまり、見捨てられ感を予感すると、清水君と仲直りをしないで一件落着。。。と思い込んで、また新しい恋愛を求めようとする。つまり、清水君の事は終わった、と思い込んでしまう。それで、もっとワクワク、ハラハラ、ドキドキするような関係を探そうとする。。。現在のレンゲさんの心境はそういうものですよ。だから、僕が何を言ったところでレンゲさんは聞く耳を持たないんですよ。

デンマンさんこそ、そうやって思い込んでいるのですわ。

しかし、実際、レンゲさんはこれまでに平均的な女性が経験する少なくとも10倍の恋愛経験を積んでいるんですよ。結局、家庭を持つまでにいたらなかった。この事が何よりも雄弁に僕の言った事を裏付けているではありませんか?

デンマンさんは、なんでもそうやって理屈であたしをやり込めようとするのですわ。

理屈ではありませんよ。ちゃんと根拠に基づいて分かりやすく説明しているつもりですよ。

あたしはしっかりした人と家庭を持ちたいのです。

つまり、これまで、家庭を持ちたいと思うようなしっかりした人とめぐり合わなかった、と言うのですか?

そうですねん。

あのね。。。平均的な女性は、レンゲさんのように両手両足の指で数えるほどの恋愛をしないものですよ。たいてい、結婚したいと思ったら、2度か3度の恋愛経験を経て、たいていの人が、この程度だな、と思って結婚するものですよ。デイトを重ねたって、見合いを重ねたって、高望みをすればきりがないんですよ。

そうでしょうか?

考えても見てくださいよ。相手に理想の人を求めても、それを求めている人が理想の人ではないんですよ。とどのつまり、レンゲさんも僕も完璧な人間ではありえない。50の長所と50の欠点を持って居る。長所だけを持ち欠点を持ってない人なんて居ないんですよ。だから、たいていの人は、自分にふさわしい相手はこの程度だな、となかば諦めて結婚するんですよ。もともと不完全な人間同士が結婚するんですよ。だから、別居したり、離婚したりする。。。それが現実ですよ。場合によったら殺し合いまでするでしょう?

でも、洋ちゃんとあたしは水と油ですねん。

そんな事を言ったら。。。、突き詰めれば、人間同士は誰だって水と油なんですよ。本当に相手を理解する事なんて不可能なんですよ。だから、別居したり離婚したりするんですよ。

でも、ちゃんと別居も離婚もしないご夫婦だって、たくさん居ますわ。

だから、諦めているんですよ。

デンマンさんと奥様もそうなんですの?

もちろんですよ。。。僕だって、若くてピチピチしたレンゲさんのような女と一緒に暮らしたいと思うこともありますよ。

ほんとにィ~~

ホラ、ホラぁ~~ そうやって、目をランランと輝かせないでくださいよゥ~。家庭を持って居る男なら、その程度の事は誰だって思うものですよ。夫婦というのはお互いに理想の相手同士が結ばれているわけではないんですからね。お互いに不完全な人間が一緒に暮らしているんですよ。だから、つい良さそうな人が現れると目が移る。

デンマンさんもそうなのですか?

もちろんですよ。

デンマンさんも奥様以外の女性と関係なさった事があるのですか?

僕も不完全な人間ですからね、不倫した事もありますよ。

でも、あたしとは不倫してくださらないのですね?

また同じような苦(にが)い思いをしたくないからですよ。子供だって一度熱湯で火傷(ヤケド)をしたら、熱いヤカンのそばには近づかないものですよ。また同じような火傷をするのは、その人間が愚かで不注意だからですよ。

つまり、あたしもそういう愚かで不注意な人間だとおっしゃるのですのね?

ホラ、ホラぁ~~ そういう睨(にら)み殺すような目つきで僕を見ないでくださいよ。誰だって、出来心という事はありますよ。でも、出来心が重なって同じ失敗を重ねる事は愚かなことですよ。

要するに、あたしはそのようにして失敗を繰り返す愚かな人間だと言う事ですよね? デンマンさんはその事がおっしゃりたいのでしょう?

僕はレンゲさんが愚か者だとは思っていませんよ。この記事を読んでいる人だって、これまでのレンゲさんの記事を読んでいれば、あなたが知性も教養も身に着けた理知的な人だという事が手記を読んだり詩を読んでみれば充分に理解できる事ですよ。問題は、そういうレンゲさんにもかかわらず、妻子ある男の元へ走ってしまう事があるという事ですよ。つまり、境界性人格障害の一つの兆候なんですよね。風邪を引きやすい人というのが居るでしょう?。。。それなんですよ。

あたしは不倫しやすい体質なんですの?

体質かどうかは知らないけれど、レンゲさんはすでに10年以上も精神科に通っている。いまだに治らない。実際、この境界性人格障害という病(やまい)は根が深いものなんですよ。

特効薬も無ければ、
必ず治せるという治療法もありません


Name: 精神科医のつぶやき

Date: 2005/12/19 12:21

この“境界性人格障害”という“病気”は20年前にはほとんどなかったのです。ここ5年から10年ほどの間に、この人格障害はかなりの勢いで増えました。レンゲさんが10年程も精神科医の治療を受けているという事は、この病気の“先駆け的な患者”さんだったんでしょうね。

原因や症状も人それぞれで、そのために治療法も一人一人違うんです。
境界性のその時々に出る症状は患者さんと直接かかわっている人間の“合作”なんです。

患者さんが家族と一緒に暮らしている場合には、そのようなわけでご家族と一緒に治療を始めるのがベターです。

現在の治療法は投薬で精神を安定させたり、軽い症状の場合にはカウンセリングだけの場合もあります。
他の精神病のように確立したマニュアルがありません。

つまり、精神科医が手さぐりで患者さんの“感じ”をつかんでいる状態です。特効薬も無ければ、必ず治せるという治療法もありません。

『レンゲさんの症状や手記を興味深く読ませてもらいました』より

レンゲさんのような理知的な人でも、これほど長い期間を要していまだに治らない。むしろ、レンゲさんが理知的な人であるだけに、障害が複雑になるのだと僕は思っていますよ。つまりね、境界性人格障害者に馬鹿は居ないという事ですよ。“馬鹿は風邪を引かない”と言うでしょう? うへへへへ。。。

デンマンさんはあたしをコケにしているのですか?

違いますよ。僕はレンゲさんが知性も教養もあることを知りすぎるほど知っていますよ。決して馬鹿にしているわけではありません。ただね、それ程理知的なレンゲさんなのに、どういうわけか失敗から学べない事が僕には不思議なんですよ。

あたしは失敗から学んでいるつもりです。

学んでいますか?例えば、どういう風に学んでいると言うのですか?

だから、あたしはいい加減な気持ちで子供を作るような事はしませんわ。

なんだか、鐵さんに対する当てこすりのように聞こえますよ。

あたしは別に鐵さんがシングルマザーになった事に対して批判しているわけではありませんわ。

つまり、子供を作るならば、しっかりとした人とでなければ作らないという事ですか?

そうです。

しかし、レンゲさんのように理屈で言うほど簡単な事ではないでしょう?結婚して子供が出来て、その頃から夫の悪い面が目立ち始めて別れてしまう事だってある。。。鐵さんの場合がそうであったかも知れませんよ。でも、鐵さん自身は家庭を持つためにはふさわしくないと思った夫と離婚して、シングルマザーとして娘さんとしっかりと生きてゆこうと決めているわけですよね。

だから、あたしも、それはそれで立派な事だと思いますわ。ただ、デンマンさんから“失敗から学んでいるの?”と聞かれたから、あたしは自分の信念を話したまでですわ。あたしは子供を作る時に、自分のような不幸な子供を作りたくないから、本当にこの人だと思わない限り子供を生まないと決めているんです。

その信念は見上げたものですよ。でもね、レンゲさんが思うようなしっかりした人を探したって、そんな人が居るわけがないんですよ。

だから、あたしはデンマンさんなら、赤ちゃんを産んでもいいんです。

ホラぁ~~。。。また、そういう事を言うゥ~~。。。悪い冗談ですよ。

あたしはマジですねん。

マジなら、なおさらいけませんよ。

どうしてですか?

レンゲさんは、一体、僕が何度言えば分かるのですか? 理想の人を求めるのは、“青い鳥”を探す事と同じですよ。そういう人は居ないんですよ。たいていの女性が、理想の人だと思って結婚するけれど、諦めている事も充分に承知しているんですよ。自分が理想的な女じゃないのに、どうして理想的な男を求めるんですか?“こんなものだろうなぁ~~” 相手の男を、そんな風に値踏みして普通の女性は結婚するんですよ。

あたしは理想の人を探しすぎるとおっしゃるのですか?

そうですよ。清水君はレンゲさんにとって申し分のない男ですよ。お互いに人格障害に気づいている。生い立ちも似ているし、二人とも恵まれない境遇から頑張って社会に復帰したんですよ。欠点を掘り出せばきりがないんですよ。だから清水君の良いところをじっくりと見つめて、二人で家庭を築いてゆこうという事が大切なんだろうと僕は思いますよ。

でも、洋ちゃんはあたしよりも久美子さんの方がいいんです。

レンゲさんがそう思い込んでいるんですよ。清水君と話し合いもしないでどうしてそういう事が分かるのですか?

話し合わなくても分かります。洋ちゃんはいまだに久美子さんと一緒に暮らしていますわ。

レンゲさんが勝手にアパートから飛び出してしまったからですよ。

<< 境界性人格障害の判断基準 >>

■ 対人関係が不安定だ。
  理想化とこき下ろしの
  両極端を揺れ動く。

■ 衝動性が強い。
  浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
  見境なしのセックスなどに陥る。
  衝動的に不倫に走ったりする。

■ 感情が不安定だ。
  強い不快、イライラ、
  不安などに悩まされる。

■ 自分ではコントロールできない
  不適切なほどの強い怒りが起こる。

■ 自殺の振る舞いや
  自傷行為などを繰り返す。

■ 自分自身に対するイメージが不安定。
  自己同一性の顕著な混乱が見られる。

■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。

■ 見捨てられる不安とそれを
  避けようとする行為を繰り返す。

■ 妄想観念や解離性障害
  (記憶喪失や現実感の喪失など)がある。

上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。

 

冷静になれば思慮も分別もあるレンゲさんが、感情的になると衝動的な行動にでる。まさに、境界性人格障害者の特徴なんですよ。

とにかく、あたしと洋ちゃんは元の鞘(さや)に納まることが出来ません。

それは、レンゲさんが勝手に、そう思い込んでしまっているからですよ。

ちがいますわ。ほんとうにそうなんです。

レンゲさんは清水君と別れてから話し合った事があるのですか?

ありませんわ。別れたのですから。。。

それはレンゲさんが一方的に決めて飛び出したからですよ。レンゲさんの方から話し合おうとしないから、清水君としても男の意地を通して久美子さんとの浮気を続けているんですよ。

とにかく、あたし、もういやですねん。デンマンさん、お願いですから、バンクーバーであたしの話を聞いていただけませんか?

どうしてバンクーバーまで来る必要があるのですか?ここで話してくださいよ。こうしてウェブカムを通して話が出来るではないですか?

でも、あたしはバンクーバーに行きたいですねん。

それはレンゲさんの甘えですよ。また同じことの繰り返しになるだけです。

どうなるとおっしゃるのですか?

また去年の夏のような事になるんですよ。

寂しがり屋のレンゲさん

この丸2年の間に、レンゲさんが恋愛体験を持った男は4人ですよ。“心の恋人”の僕を含めてですけれど。。。

あたしが肌を合わせた男が4人居るとおっしゃりたいのですか?

そうですよ。僕はレンゲさんとエッチはしなかったけれど、レンゲさんと肌を合わせましたからね。あのスケスケのナイティーを着て、レンゲさんは8才の女の子になりきっていた。去年の夏ですよ。怖い夢を見てどうしても眠れない。。。そういう事を言って僕の部屋に入ってきたんですよ。もう真夜中をすぎていましたよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っている。子供の頃にお母さんから拒絶された経験を持って居る。肌のぬくもりを求めていた幼児の頃に、そのぬくもりが得られなかったというトラウマを持って居る。そのようなレンゲさんの生い立ちを知っていたけれど、レンゲさんが、このような姿で現れたときには、僕は度肝を抜かれてしまいましたよ。



デンマンさんは、すぐにそうやってドラマチックにしてしまうのですわ。

ドラマチックどころではないですよ。ドラマチックという言葉では表現できないような衝撃を僕は受けたんですよ。真夜中に、レンゲさんが、こういうスケスケルックで現れたんですよ。一体どういう事なのか?ギョッとして僕はレンゲさんが、もしかして火星からやって来たのではないか?僕は、実際夢ではないかと、自分のひざ小僧をつねってみたほどですよ。詳しい事は次の記事を読んでくださいね。
『あたしは、どのように愛せば良かったのでしょうか?』

デンマンさんは、オーバーですわぁ。

オーバーじゃありませんよ。僕はほんとうにびっくりしたんですよ。

でも、デンマンさんは、ポーカーフェースでしたわ。

あのねぇ、本当にびっくりするとねぇ、人間は表情がなくなってしまうんですよ。表情までが抜き取られてしまったように驚いてしまう。ちょうどあの時の僕はそういう状態だったんですよ。だから、レンゲさんには、僕がポーカーフェースに見えたんでしょうね。

でも、あの時のデンマンさんって優しかったですわぁ~。

優しくする以外にないでしょう?レンゲさんは、寂しがり屋の8才の女の子になりきってベソまでかいていたんですからね。演技ならば、とても恥ずかしくってできるものではない。。。その恥ずかしさもかなぐり捨ててレンゲさんは完全に8才の女の子になりきっていたんですよ。8才の女の子がレンゲさんの形を借りて生きていたとしか考えられない。それほど真に迫っていたんですよ。成熟した女の肉体を持っている、いつものレンゲさんは見せ掛けで、実は8才の女の子がレンゲさんの体を借りて生きている。僕は実際そう思えたものですよ。とにかく、あの夏の夜の出来事はすべてが不思議な世界の出来事だったとしか思いようがないんですよ。とにかくね、レンゲさん、あなたは不思議な人ですよ。

『お願い、もっと愛して』より

あたしがまた去年の夏のように、こんな格好でデンマンさんのお部屋に行くとおっしゃるのですか?

そうですよ。

あたし、そういう事は絶対にしませんわ。

今のレンゲさんがそう言っても、8才の女の子が出てきてしまうんですよ。それがレンゲさんの人格障害ですよ。

デンマンさんは、何が何でもあたしとバンクーバーで会わないと決めているのですわね?

レンゲさんには仕事があるでしょう?

だから、夏休みをとります。

夏休みって、どれくらい休みをとるつもりなんですか?

2週間ぐらいですわ。

でも、レンゲさんだけでは決められない事でしょう?

デンマンさんがイイと言えば問題がありませんわ。

そんな事はありませんよ。レンゲさんの上司は僕ではないんですからね。直美がブティック・フェニックスの社長なんですからね。直美から許可をもらってくださいよ。

分かりましたわ。奥様にお話しますわ。

。。。は。。。話。。。話しますって。。。マジで直美にこの事を話すつもりなんですかぁ~?

そうですわ。あたしマジですわ。奥様に話して許可をもらいますわ。

本当にマジですか?

もちろんですわ。このような事をふざけては言えませんわ。

【ここだけの話しですけれどね、本当に話す気なんでしょうかね? 直美と言うのは僕の妻なんですよ。 常識では、なかなかそういう事は考えられないんですよね。 あなただってそう思うでしょう? レンゲさんが境界性人格障害を患っているという事が分からないと、彼女の言動が理解できないんですよ。 あなただってレンゲさんの言葉を読んで信じられないと思うことがあるでしょう?人格障害者の“衝動性”が言わせてしまうことが良くあるんですよ。でも、今回はそうとも言えないんですよね。とにかく、また頭の痛い問題が一つ増えた事になりますよ。。。いづれにしても、レンゲさんの話の続きは、ますます複雑に面白くなる事に変わりがないようですよね。僕は、ますます複雑な立場に追い込まれますよ。本当に頭痛がしてきますよ。。。んも~~。。。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』

レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


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