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いつまで愛し合い、求め合うことが出来るのでしょうか? [性の悩み・セクハラ・愛と性]

いつまで愛し合い、
求め合うことが
出来るのでしょうか?

62歳の米女性、無事男児出産



【2006年2月21日 AP通信】

米カリフォルニア州に住む62歳のジャニス・ウルフさんが
6.9ポンド(約3Kg)の男児を無事出産した。
こうしてジャニスさんは世界最高齢出産の記録保持者の仲間入りをした。

3番目の夫のスコットさん(48)との間に生まれたこの男児は、
ジャニスさんの12番目の子供となった。
彼女にはすでに20人の孫と3人のひ孫がいる。

出産にあたっては、糖尿病や高血圧で母体の健康が心配されため、
予定日よりも一週間早めで帝王切開したが、出産は順調だった。

世界最高齢出産はルーマニアの女性で、66歳だった。
彼女は2005年1月に帝王切開で出産をした。

ギネスブックには、他にも63歳のイタリア人女性が1994年に出産している。

ねえ、デンマンさん、どうなんでしょうか?

何がですか?

だから、いつまで愛し合い、求め合うことが出来るのでしょうか?

僕はすでにレンゲさんに言いましたよ。

ええっ? あたしに言ったって。。。いつのことですか?

いつのことですかって。。。おとといですよ。

一昨日って。。。デンマンさんは菊ちゃんの愛の世界について話したのではありませんか。

そうですよ。でも、僕はタイトルにはっきりと書いたはずですよ。

タイトルって。。。そう言えば、何でしたっけ。。。?

レンゲさんは忘れっぽいですねぇ~。境界性人格障害者は、それほど記憶力が弱いのですか?

そういうわけではありませんてばあああ。。。あたし、うっかりして気に止めていませんでしたわ。。。どういうタイトルでしたの?

“愛は大海の如く、セックスは泉の如し”ですよ。

なんだかすっご~いタイトルだったのですねぇ~。。。それで、この大げさなタイトルが私の質問の答えなんですの?

そうですよ。どんなに年を取っても愛は7つの海のように大きく広く持つことが出来るんですよ。そして、セックスだって泉の如く滾々(こんこん)と湧き出てくるものなんですよ。それが動物と人間の違うところです。

どんなに年をとってもですか?

そうですよ。

そんな事聞いたことがありしませんわぁ~。

それはレンゲさんの見識が狭いだけですよ。上の記事がその証拠じゃないですか?ジャニスさんは62歳で赤ちゃんを産んだんですよ。イタリア人の女性は63歳ですよ。さらに、ルーマニアの女性は66歳ですよ。

でも、それって、とびっきり異例の事でしょう?

そうではありませんよ。そういうことは昔から知っている人は知っていたんですよ。

昔からって、いつ頃からですか?。。。昭和時代ですか?

もっと前からですよ。

じゃあ、大正時代からですか?

いや、もっと前ですよ。

じゃあ、明治ですか?

それよりもずっと前ですよ。

じゃあ、江戸時代からですか?

イヤ、イヤ、もっとずっと前ですよ。ぼくが調べた限りでは平安時代までさかのぼる事が出来るんですよ。

まさかぁ~。。。

そうなんですよ。驚きでしょう。

どこの国のお話なんですの?

もちろん、日本ですよ。

まさかぁ~。。。

ちょっと次のニュース記事を読んでみてくださいよ。

高齢化社会になりますよ!
だから、あなたも高齢になっても
元気出さないとね。。。
これを読めば元気がつきますよ。


雲とおく オンナは近し 枯れおばな



平成14(2002)年2月5日 

警視庁少年育成課と麻布署は4日までに、児童売春禁止法違反容疑で東京都板橋区のゴルフ用品卸会社社長・佐藤太郎(仮名)容疑者を逮捕した。調べでは、佐藤容疑者は昨年11月25日、豊島区内のホテルで都内の私立高1年の女子生徒(15)に現金2万円を渡してわいせつな行為をした疑い。

調書によれば佐藤容疑者は70歳と高齢ながら“ちゃんとコンドームをつけてやった”という。

佐藤容疑者に少女を紹介していたのは、児童福祉法違反などの容疑で一緒に逮捕された千葉県松戸市の会社員・鈴本稔(仮名)容疑者(58)。鈴本容疑者は、会員制の風俗雑誌で「足長おじさんを募集」と宣伝し、応募してきた佐藤容疑者と知り合った。JR上野駅などの街頭で女子生徒に「モデルの仕事をやらないか」と声を掛け、佐藤容疑者や別の会社役員に紹介した。

鈴本容疑者は5年ほど前までは、自称、芸能プロダクション経営、実際にタレントやモデルの派遣業をしていたことがあるというが、経営困難により売春相手紹介に"転業"していた。しかし、佐藤容疑者ら顧客から「もっと若い女性を」と所望され、少女をスカウトしたという。

確かに、これは日本のお話ですわ。でも、平安時代のお話ではありませんわ。

ちがいますよ。これは平成元禄のお話ですよ。昔の話をするためにこの記事を持ち出したんですよ。このように高齢化社会と言われるようになって、高齢者の性の実態が取り上げられるようになったけれど、高齢者と言えども昔から性生活の面で活発な人は居たんですよ。

あたし、聞いた事も読んだ事もありませんわ。

源氏物語を知っているでしょう?

全巻を読んだ事はありませんけれど大体のことは知っていますわ。

その中にも書いてありますよ。

そうでしたの。。。あたし全く知りませんでしたわ。。。それで、どのような事が?

平安朝の平均寿命は40歳前後だったらしいですよ。現代の還暦に当たるのが40歳というわけです。今でこそ女性が長生きしていますが、その当時はお産の医学的技術が未熟だったから、お産によって女性が死ぬことが多かった。だから、女性の寿命の方が短かった。ところで、源氏物語と言えばナンと言ってもプレイボーイの光源氏が登場するわけだけれど、この光源氏が愛した女性の中に高齢者が居るんですよ。

高齢者ってどの程度の高齢者なんですの?

源典侍(げんのないしのすけ)と呼ばれる女性なんですよ。当時55歳前後だったらしい。還暦にあたるのが当時40歳だとすれば、現在の年齢に換算すると、さしずめ75歳ぐらいですよ。

つまり、光源氏はこの55歳の女性とエッチしたのですか?

そうですよ。当時はエッチなんて言葉はなかったんですよ。レンゲさんだって知っているでしょう?

もちろんエッチと言う言葉がない事ぐらい分かりますわ。それで何と言っていたのですか?

媾合(まぐあ)う、と言ったんですよ。

源典侍(げんのないしのすけ)と光源氏が媾合(まぐあ)つたのですね。

なんだか、この絵の中では源典侍(げんのないしのすけ)がずいぶんと若く描いてありますわね。

高齢者とは言え、愛されている時の女性というのは男の腕の中で若くなれるものなんですよ。

それでデンマンさんの奥様はいつまでもお若いのですね?

レンゲさんは僕と直美を高齢者にしてしまうのですか?

高齢者だとは思っていませんわ。でも、デンマンさんはあたしの父と変わらない年齢ですわ。

こういう話の時に直美のことを持ち出されると、僕はなんだか急に自分が老(ふ)けたような気になりますよ。

あたしは、デンマンさんが決して老けているなんて思っていませんわ。お若い奥様を腕に抱きしめて、いつも若い気持ちで居るのでしょう?

そういう言い方が僕を高齢者にしようとしているんですよ。

あらっ、デンマンさんにも被害妄想の気(け)があるのですか?

分かりましたよ。いつも僕に批判されるので、こういう時に年齢を持ち出して僕をやり込めたいんですね。仕返しをしようとしているわけですね。

デンマンさん、ちょっと、お話がわき道へそれたようですわよ。こういう余計な事を書くから、デンマンさんの記事は長くなるんですわ。

レンゲさんが直美のことを持ち出すからでしょう。んも~~

それで、源典侍(げんのないしのすけ)って、どのような女性でしたの?

そうでした。その話ですよね。。。実は、僕も源氏物語の全巻を読んだわけじゃないんですよ。知っているのは彼女の年齢ぐらいですよ。ただし、相当に魅力的な女性であった事は間違いないようです。なぜなら、彼女は光源氏の親友でもある「頭の中将」とも媾合(まぐあ)つているんですよ。

つまり、この女性は老いてもお盛んだったわけですね?

レンゲさんがそう言う気持ちは良く分かりますよ。レンゲさんにとって愛と性は混然としていますからね。レンゲさんにとって愛する女性は性的にも積極的で行動派なんですよね。だから、16才の時に坂田さんの腕の中でハラハラ。。。わくわく。。。どきどき。。。しながら乙女の花びらを散らした時だって、レンゲさんは坂田さんのアパートへ自分から訪ねて行ったんですよ。レンゲさんがバンクーバーにやって来た時だって、僕はまさかレンゲさんが大阪からはるばるとやって来るなんて思ってもみなかったですよ。

あたしはデンマンさんと媾合(まぐあ)うためにバンクーバーへ行ったのではありませんわ。デンマンさんが来てもいいとおっしゃったから行ったんです。

確かに僕はそう言いましたよ。でも、まさか、やって来るとは思っていなかったから。。。

つまり、あたしとは会いたくなかったのですね?

そういうわけじゃありませんよ。僕はレンゲさんと会いたいとは思っていました。でもね、来てもいいですよ、と言ったからって、さっそく飛んでやって来るとは思いませんよ。平均的な日本人は本音と建前と言う事を充分にわきまえていますからね。だから、僕がやって来てもいいですよ、と言っても“外交辞令”ぐらいに受け止めて、真に受けてやって来る人はこれまでに居ませんでしたよ。

つまり、あたしを喜ばせるために口先だけで甘い言葉を語りかけたのですか?

そう言う訳ではありませんよ。去年の6月、レンゲさんは死にたい、死にたい、ともらしていたんですよ。あなたのドクターだって、妄想部屋に閉じこもっていないで少しは外に出たらどうか、と言っていた。だから、僕も、そのつもりでレンゲさんに外に出たらどうですか、と言ったつもりですよ。

いいえ、外に出たら、とおっしゃったのではありません。バンクーバーにやって来たら、とおっしゃったのですわ。

だから、その事は、もうそれでいいですよ。レンゲさんはバンクーバーにやって来てしまったんだから。それで、あの真夏の夜の出来事ですよね。あの時も、真夜中にレンゲさんはシースルーのナイティーを身に着けて僕の部屋に入ってきたんですよ。

だから、あたし、怖い夢を見たんです。だから、デンマンさんのお部屋に行ったんですわ。

そうですよ。やっと僕の言いたい事にたどり着きましたよ。平安時代には女性が男性の元に通う習慣はなかったんですよ。男が女の元へ通って行ったんですよ。

あたしはデンマンさんと媾合(まぐあ)うためにデンマンさんのお部屋に行ったのではありませんわ。

でも、結果として僕のベッドを占領してしまった。あなたは僕のベッドにもぐり込んでしまったんですよ。

だって、そうしてイイとおっしゃったではないですか?

いい年した女性が8才の女の子のように怖い夢を見たから眠れない、デンマンさんのお部屋に居させてくれと、ベソをかくように、甘えるように言ったんですよ。あのような状態で、あなたを怒鳴りつけて追い返すなんて、僕には出来ませんよ。あなたが悲観して、また手首を切って自殺しようとしたらどうするんですか?血の海の中でレンゲさんが死んでいる姿を想像すると、僕は、ああ言うより他に仕方がありませんでしたよ。。。何が言いたいかと言うとね、平安時代には、レンゲさんのように行動派の女性は居なかったんですよ。レンゲさんのように行動派になりたくとも社会規範があって女は男のもとへ通う事はできなかったんですよ。

あたしは、はしたない真似をした、とデンマンさんはおっしゃるのですね?

そうじゃないですよ。僕は平安時代の話をしているんですよ。つまり、55歳の源典侍(げんのないしのすけ)は自分の部屋でじっとしている。それにもかかわらず、自分の息子ほどにも年が離れている若い光源氏と「頭の中将」は彼女の元へ通って行った。要するに、55歳とはいえ、今の年齢にすれば75歳に近い女性にもかかわらず身も心も魅力的な女性だった。若い男に、それ程までに愛されて、そして媾合(まぐあ)ったわけですよ。

つまり、あたしは源典侍(げんのないしのすけ)と比べたら、若いのに魅力のない女だとおっしゃりたいのですね。それで、デンマンさんはあたしと媾合(まぐあ)う事を拒否しているのですね?

違いますよ。レンゲさんは魅力的な女性なんですよ。だからこそ僕はこうしてブログにレンゲさんの事を書いているんですよ。

あたしが境界性人格障害者だから、デンマンさんは、あたしを話のネタにして、こうして書いているだけですわ。

違いますよ。僕はレンゲさんのことを“心の恋人”として愛していますよ。レンゲさんだって、そんな僕の“求愛”をちゃんと受け入れたんですよ。それで、こうして僕とレンゲさんの愛の交流が始まったわけですよ。そうでしょう?

冗談ぬきで、舞い上がるような
いい気持ちです。


2004-8-16 19:46

ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、
デンマンさんに
エスコートされて、
のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが
多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人に
なれるのかもしれません。

でも、妄想にふける
中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう
4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・
(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、
まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

デンマンさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

デンマンさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがデンマンさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはデンマンさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より

あたしはデンマンさんの“心の恋人”のままですの?

あなたには清水君と言うれっきとした愛人が居るではないですか?毎日、愛し合っているのでしょう?

でも、それとこれとでは話が違いますわ。あたしはもっと肌で感じられるような“心の恋人”で居たいんです。

だから、そのような愛の欲求は清水君との間で充分に満たされているでしょう?

あたしは、デンマンさんとあたしのことを話しているのですわ。

清水君とだけでは満足できないのですか?

デンマンさんは、あたしと一緒に“愛の正体”を探す旅に出た、とおっしゃいましたよね。。。

そうですよ。今でもその旅の途中ですよ。こうしてレンゲさんと話している事が、とりもなおさず“愛の正体”を探している旅ですよ。

つまり、あたしはデンマンさんの“愛人”ですよね。

レンゲさんが、なんと思おうがあなたの自由ですよ。でもね、何も知らない人にそのような事を言うと誤解を招きますよ。

どうしてですの?

普通、“愛人”と言ったら、その関係は肉体関係を含めていますよ。でも、僕とレンゲさんは不倫関係にはないんですからね。

デンマンさんは、どうしてあたしと媾合(まぐあ)う事を拒むのですか?

僕はレンゲさんとは、すでに心で媾合(まぐあ)っていますよ。実は、平安の昔にも年を取って、なおレンゲさんのように愛と性を追及した女性が居たんですよ。

マジですか?

もちろんですよ。『伊勢物語』の六十三段に「つくも髪」と言うエピソードがあるんです。

どういうお話ですの?

白寿を迎えた老婆、つまり99歳の老婆ですよ。その人が息子三人を呼んで冥土の土産にめくるめく思いがしたい、と言ったのですよ。レンゲさんがその年まで生きられたとしたら、おそらく同じ事を言うだろうと僕は思いますね。へへへへ。。。。

その下卑た笑いを浮かべて、あたしをからかいたいのですか?さっきのお返しですか?。。。それで、息子たちは何と返事したのですか?

上の2人はその歳でとんでもない、と母親を諌(いさ)めたんですよ。でも、下の親孝行の息子は何とか願いを叶えてやりたいと在原業平に頼んだんです。

在原業平と言うのは、あの史上有名なプレイボーイの事ですか?

確かに俗説では3373人の女性と交わった事になっていますからね。そういう印象を持たれても仕方がないでしょうね。井原西鶴の『好色一代男』の世之介が3743人の女性と媾合(まぐあ)ったことになっていますよ。だから、日本史の中でも歴代のプレイボーイには違いないです。でもね、平安時代の有名な歌人、六歌仙(僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大伴黒主)の中に入っているんですよ。つまり、当時の一流の文化人の一人です。

その業平さんが、この99歳の老婆と媾合(まぐあ)ったのですか?

そうなんですよ。レンゲさんのように愛と性を女の幸せと考えて終生追求して惜しまなかったこの老婆の夢を、業平さんは叶えてあげたんですよ。

99歳の女性がその年まで生きながらえてエッチしてあの世に逝ったなんて考えられませんわ。

おそらく誰もが信じようとしないでしょうね。でも、僕がこの上のニュース記事を引用せずにですよ、66歳の女性が赤ちゃんを産んだと言っても、おそらく誰も信じないでしょうね。

つまり、デンマンさんは、99歳の女性が実際にエッチして満ちたりた気持ちであの世にイッたと言う事を史的事実として認めているのですか?

いや、そう言うつもりではないですよ。99歳の女性がエッチしたか、しなかったか?はどうでもいいんですよ。そのような話が時代を越えて現在にまで語り継がれてきたと言う事が重要ですよ。つまり、人間はいくつになっても愛と性は重要なテーマだと、文化的に芸術的に考えていた人が居たという事が重要な事ですよ。だから僕はレンゲさんが愛と性にこだわって、清水君と毎朝、毎晩愛し合っている事がすばらしい事だと思っているわけですよ。

いいえ、そのように言いつつ心のどこかでデンマンさんはあたしを軽蔑していますわ。

なぜそのように思うのですか?

だってあたし、デンマンさんとジューンさんの次の対話記事を読みましたわ。
 



雲とおく オンナは近し 枯れおばな

近代史解釈:
歴史は夜、つくられるとゆー
その昔、新井白石は母に問うた
「女性の性欲は、何時までありますか」
 .....灰文字
       

「ところで、最初の行の『雲とおく…』というのは、何なの?」

「素人の作った川柳さ」

「川柳?」

「そう。俳句の形式で、おもしろおかしく世相をもじったりして作るザレ句のことさ」

「それで、この句のどこが面白いの?」

「僕にもよく分からないんだけれど、女性の性欲に関連していることは新井白石と母親のエピソードがここにも登場していることから分かる」

「『枯れおばな』って、なあに?」

「枯れススキのことだ。優雅に言い表わす時に、そういう風に言うんだ。『幽霊の 正体見たり 枯れ尾花』という有名な川柳がある。ジューンさんに、この句の意味が分かるかな?」

「それぐらい分かるわよ。幽霊だと思ってびっくりしたけれど、よくよく見たら枯れススキだったと言うんでしょう?」

「その通り。よく分かったね?」

「そのくらい分かるわ。これでも日本語学校へ行って勉強したんですから」

「おみそれしました」

「それで、さっきの句はどういう意味?きっと面白いんでしょう?」

「素人が、そのつもりで作ったんだと思うけれど、こういう中途半端な川柳は解読に苦労するんだ」

「デンマンさんにも分からないの?」

「川柳というのは、一度読んだだけで誰にでも分かって、しかも面白くなければならないんだ。要するに、日本語を勉強した白人のジューンさんにでも、すぐに分かるようでなければならない」

「それどういうこと?なんだか、あたしを馬鹿にしているように聞こえるわ」

「そういうつもりで言ったんじゃない。ジューンさんがけっこう頭がいいことを僕は知っているよ」

「まあ、いいわ。それよりも、早くさっきの句を説明してちょうだい」

「分かった。試してみよう。この枯れ尾花というのは、かなり年上の女性のことを指している代名詞だ。大年増のくせして、この女性はかなり性慾が旺盛で敏感な人なんだ。そこで『オンナは近し』と、表現している。この女性は、最初のオーガズムに近付いている。一般に、年をとると女性の性欲はなくなると思われている。しかし、この年増の女はそうではない。この女性を抱く若い男には、だから、女は一体、何才になるまで性欲があるんだろう?と、ついつい、愛撫の手を休めて考え込んでしまう。つまり、この若い男にとって、この年増の女はあまり性的な魅力がない。だから『雲とおく』なんだ。つまり、この雲というのは、モヤモヤとしたもの―男性の性欲、この場合にはオーガズムと置き換えることができる。女性に愛撫をぬり込めても、自分の方は、この年上の女性のようには熱くなれずに、オーガズムの中にのめり込めない。そんな、うんざりした気持ちが感じとれる」

「結局、分かり易く言うと、どういうことになるの?」

「たぶん、この若い男は、こんな気持ちを表している。あーあ、嫌だ嫌だ。もうセックスなど縁のなさそうな年になっているのに、この女のサカリのつきようはどうだ。さっきから“ゆくゆく”と言い続けだ。でも、俺の身にもなってくれ、食べたくもないものを食べさせられているような気持ちなんだ。あーあ、大年増の女はもうこりごりだ!」

「デンマンさんて、とてもいやーな解釈の仕方をするのね?」

「そんな軽蔑した眼つきで見なくてもいいじゃないか、ジューンさん。 新井白石と母親のエピソードが出てきたんだよ。これ以外に解釈のしようが無いじゃないか?」

「あたし、日本語が十分でないから、まだよく分からないけれど、きっと、もう少し格調が高い解釈の仕方があると思うの」

「ちょっと、それは言い過ぎだな。ジューンさんが説明して欲しいというから、そうしたんじゃないか。そのあげくに、解釈の仕方が下品だと、ぼくを軽蔑してガッカリさせるってわけ?」

「まあいいわ。努力して、そういう風にこじつけたことは認めてあげます。でも、もし本当にそういう女性が居たとしたなら、実に気の毒だわ」

「その若い男のほうが、もっと気の毒だよ」

(ここでジューンさんがドット吹きだして笑いころげました。)

『雲とおく オンナは近し 枯れおばな』より

デンマンさんは、あたしの事をこの記事の中のサカリのついた女として見ているんですわ。

それは、レンゲさんのいつもの被害妄想ですよ。僕はレンゲさんはすばらしい女性だと思っていますよ。

だったら、このような書き方はしませんわ。

それは、多少誇張して面白く書いているからですよ。ちょっとエロい擽(くすぐ)りを入れて、面白い小咄のつもりで書いたんですよ。

でも、デンマンさんは、あたしと洋ちゃんの関係をこの上のような男女の関係として捉(とら)えていますわ。

そんな事はないですよ。上のエピソードの中の女は、もうセックスなど縁のなさそうな大年増として書かれていますよ。レンゲさんは大年増ではないでしょう?。。。あなたはまだ30歳になっていないんですよ。大年増と言うのは江戸時代では30代の女性をさしたんですよ。明治から大正時代で40代の女性。現在では50代から60代の女性でしょうね。

これまでの話では、女にとって愛と性は年齢に関係なく大切なものだと言うニュアンスでデンマンさんは書いていましたわ。ところが上の小咄では女の盛りを過ぎた女性が若い男性の腕に抱かれる事を馬鹿にして書いていますわ。
 
僕が清水君に抱かれているレンゲさんを、同じようにコケにしていると言うのですか?

そうですわ。あたしは、デンマンさんがあたしと洋ちゃんのことについて書いた記事を何度も読み返しましたわ。何度読んでも、デンマンさんはあたしと洋ちゃんが愛し合っている事を祝福しているようには見えません。ちょうど、上の小咄のように心のどこかで、あたしが夢中になって洋ちゃん抱かれている事を馬鹿にしています。馬鹿にしていないのなら、あざ笑っています。あざ笑っていないのなら、哀れんでいますわ。

それはレンゲさんの思い過ごしですよ。僕はレンゲさんと清水君が毎朝、毎晩愛し合っているのがうらやましいと言っているでしょう?

だから、そういう所にあたしはデンマンさんが、あたしをコケにしているように感じるのですわ。

どうして?

あたしと洋ちゃんがセックスにふけっていると言う書き方です。デンマンさんは、そう思っているのですわ。

違いますよ。ちょっと次の記事を読んでくださいよ。

マンネリ打破には、高度1万メートル上空で?

カップルも、つきあいが長くなるにつれ、なんとなく照れくさかったり、言いにくかったり、はたまた単純に疲れていたりと、そんなこんなで夜の営みもご無沙汰になりがち。

最近は若いカップルの間でも、セックスレスが増えているみたいです。

恋愛もセックスも、偉大なるマンネリズムは打破しないと。

倦怠期のカップルは、イスラエルへ行ってみませんか?

え? 遠い? そんなこと言わずに・・・。



イスラエルの航空会社が高度9144メートルの“大空で愛し合いましょう”と言うフライトを始めました。

カップルはロマンティックでムーディなベッドルームを贅沢に楽しむことができるのです。

お部屋にはコンドームやその他のオトナのおもちゃ、ワインやチョコレートの入ったバスケットなどが用意してあるのです。

テル・アビブ空港を出発し、45分間のフライトで約200ドル(23000円)というから、けっこうお買い得です。

地上でのセックスがマンネリでも、上空でするとしたら興奮すること間違いなしですよね。

ラブホテルでは、いまいちと言うあなたには最適かも知れませんよ。

タブーを打ち破ることで人は興奮するんですよね。

9144メートルの上空ならば、あなたのイマジネーションとインスピレーションが高まること請け合いです。 それとともにマンネリも解消ですよね。 セックスレスでお困りのあなた、もし時間とお金がないのならば、イスラエルの上空にいるつもりで今夜はいかがですか?

『【ファンキー通信】 2006年02月22日00時06分』より抜粋して編集。

分かるでしょう、レンゲさん?。。。最近はレンゲさんと清水君のような若いカップルでも、セックスレスが増えていると言うじゃないですか。それから思えば、レンゲさんと清水君は恵まれたいるんですよ。僕が羨ましいという気持ちが分かるでしょう?

でも、こういう記事と比較されたくありませんわ。

だって、すばらしいことでしょう?わざわざイスラエルへ行かなくても、レンゲさんは毎朝、毎晩、新鮮な気持ちで清水君と愛し合っている。気分が乗ると一晩中でも、厭(いと)わずに清水君に身を任せて愛し合う。すばらしいじゃないですか? イスラエルへ行く事を思えば、ずいぶんとお金が節約できますよ。でしょう?

そのような言い方が、あたしをコケにしているというんですってばああああああ~~。。。

【ここだけの話しですけれどね、僕は本当にレンゲさんと清水君が羨ましいと思っているんですよ。でも、レンゲさんには僕の言い方が気に喰わないらしいんですよね。へへへ。。。。とにかくね、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 
レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『レンゲの悩みの数々。。。本当にわたしは悩みの宝庫です。。。』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさんのスナップ写真集』

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


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denman

宣伝馬鹿よ、さようなら!

オマエは下らないから締めだしますよ!
スマットさんもそう言ってましたよ!へへへへ。。。。
彼は“無視しなさい!”と助言してくれたわけですが、
僕は一言二言いわないと気がすまないんですよねぇ~!

> 【彼女作り秘教】VOLSX6 世の中に出回るべき内容のノウハウでは
> ありません(あと36時間)
> (彼女が出来る!出会える!愛と夢と奇跡の秘教 
> 最強レポート! 3/13 12:17)
> 【秘境】入手、期間限定特典の【最強】。
> 「特典有効」残り時間が後36時間になって...

こういう文章が実にくだらないんですよ。
この宣伝文句を読んだだけで、こいつのオツムが
足りないという事が、すぐに分かってしまう。

だから、絶対読みに行きたいという気が起こらない!
これこそ駄文になっている!

宣伝しているつもりが読む人に逆効果になっている!
馬鹿だから、こういうことが全く理解できていない!

哀れと言うしか言いようがありません!
うへへへへ。。。。

そういうわけでこの愚か者を永遠に締め出します!
さようなら!
うひひひひ。。。。
by denman (2006-03-13 16:25) 

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