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不倫しかできない女 [恋愛・失恋・不倫]

不倫しかできない女



10年不倫



彼女たちはなぜ、“不倫しかできない女”に
なってしまったのだろうか?

幸せになりたい。
結婚もしたい。
でも、どうしても不倫がやめられない。。。

10年以上も家庭ある男と付き合い続けた結果、
果たして何がもたらされるのか?

出会い、交際方法から
別れまで赤裸々な告白の数々と自らの体験を下に、
彼女たちの性愛心理の根底に迫る衝撃のレポート!




『週刊朝日 2006.7.21』
91ページの「十年不倫」の広告より

デンマンさん。。。、これって、おとといと同じですわ。

でも、画像が全く違いますよ。背景も違うし、おとといの記事を読んでいても、全く違った印象を受けるはずですよ。レンゲさんはすぐに同じだと分かりましたか?

だって、内容が同じですわ。

確かにそうなんですよ。

どうして同じものをまた載せたのですか?

すっかり同じだと芸がないですからね。。。それで、少しでも違う印象をと思ったのですが、やはり同じだとすぐに分かってしまいますか?

内容が内容なだけに見ればすぐに分かりますわ。

そうですか。。。不倫というのはいつの時代にも人の関心をひきつける話題ですよね。でも、これは僕の個人的な受け止め方かもしれないけれど、最近、若い女性に不倫している人が増えているのではないか。。。? そう思っているんですよ。

つまり、今日も不倫の事を取り上げて、あたしをいじめるのですわね?

違いますよ。レンゲさんをいじめるつもりではありませんよ。僕はレンゲさんをすばらしい女性だと思っているのですよ。何度も言うように僕は本当にレンゲさんのことを“心の恋人”だと信じて愛しているんですよ。

デンマンさんは口先だけですわ。あたしの事をこうして記事に書きたいからあたしとお付き合いをしているだけですわ。

つまり、僕がレンゲさんをブログを書くためのネタにしている。。。そのためにレンゲさんとこうして付き合っていると言うのですか?

だって、そうですわ。デンマンさんは、いつだって、最後の最後のところであたしを突き放してしまいますわぁ~。

そんな事はないでしょう?僕はレンゲさんをかなり理解しているつもりですよ。レンゲさんが本当に幸せになって欲しいから、僕はこうしてレンゲさんとネットで“愛の正体”を探す旅に出たんですよ。レンゲさんだって、百も承知していたことでしょう?今だって、レンゲさんはこの事を知っているはずですよ。僕は何度も書いていますからね。証拠ならば、過去の記事を見ればたくさんありますよ。僕とレンゲさんは“心の恋人”なんですよ。またこの手記を持ち出すのはくどいけれど、レンゲさんがもう一度しっかりと、この“僕とレンゲさんの原点”を見据えてくれるように僕は書かなければなりませんよ。

冗談ぬきで、舞い上がるような
いい気持ちです。


2004-8-16 19:46



ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、
デンマンさんにエスコートされて、
のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが
多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人に
なれるのかもしれません。

でも、妄想にふける
中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう
4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・
(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、
まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

デンマンさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

デンマンさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがデンマンさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。


それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはデンマンさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より

こうしてレンゲさんは書いていたではありませんか?レンゲさんのすばらしさに僕が惚れ込んで、“心の恋人”になりましょうね、と言う僕の“求愛”を受け入れて、レンゲさんも僕の“心の恋人”になる事に同意したんですよ。これが僕とレンゲさんの“心の原点”なんですよ!

分かっています。

レンゲさんこそ口先だけで分かっていると言っているんですよ。僕は何度も言っているはずですよ。今、レンゲさんがしなければならない事は、バンクーバーへやって来て僕と暮らす事ではないんですよ。清水君と仲直りする事なんですよ。彼こそがレンゲさんにとって、現実の恋人なんですよ。

でも、洋ちゃんとあたしは“水と油”なんですねん。心と心が混ざり合う事がないですねん。

それもレンゲさんの一方的な決め付けですよ。勝手にアパートを飛び出して別れてしまったのはレンゲさんの方ですよ。人間は誰だって完璧な人は居ないのだから、アラを探せばきりがないですよ。どうして清水君の良いところを見ようとしないのですか?

だって、洋ちゃんはあたしよりも久美子さんの方がいいんですねん。

それもレンゲさんの早とちりですよ。夫婦にだって倦怠期というものがありますよ。男にはちょっと浮気心が起こって他の女性に目が移る事があるかもしれない。でもね、その事を針小棒大(しんしょうぼうだい)に受け取って、レンゲさんのようにすぐに別れてしまうのは、独占欲の強いレンゲさんの裏返しなんですよ。つまりね、“見捨てられ感”が強すぎて、見捨てられる前に、レンゲさんの方から捨ててしまおうとする強迫観念があるからですよ。その事だってレンゲさんは書いていますよ。

わたしの心の軌跡

投稿日時: 2004-9-8 11:45



わたしは精神障害者です。
しかも、誰もが関わりたがらない
境界性人格障害者です。
時に、感情の爆発という
発作も起こります。

愛憎にあやつられる人生です。
わたしの世界には、
シロかクロしかありません。
誰かに愛着をかんじすぎると、
怖いのです。
見捨てられ感、迫害妄想で、
全面的に愛していた人のことを、
全面的に否定してしまうのです。

そのうえ、わたしはある人に対して、
“ほれこむ”ということも、よくあります。
でも、その場合でも、
相手から見れば全く理不尽な
理由で、ほれこんでいた人のことを、
全否定してしまうのです。

これらは、精神の発達が
未熟であるのはもちろん、
幼少時の体験によって
「見捨てられる恐怖」が、
頭にこびりついていて、
見捨てられる(つらさを味わう)くらいなら、
こっちから先に、
相手との関係を絶つ、という
逃げの行動なのです。

わたしは、この障害で苦しんでいます。
わたしに関わったことで、
理不尽な気持ちで去ってゆく
“被害者”の方々も、多いと思います。
治せるものなら治したい。
でも、幼い頃の心の傷が、
真人間になることを、
かたくなに拒み続けます。
二度と傷つきたくないから、
防衛するのです。
この硬い殻を、どうすればこわせるのか・・・

治療はうけていますが、今は目先の“うつ”
の治療が主です。
それも、最近容態が悪いようで、
心理テストなどばかり受けています。

長々と書いてしまいましたが、
こんな(迷惑な)人間もいるのだということを、
書き連ね、より自虐的に、とことんどんぞこまで
落ち込み、自分への罰としたいとおもいます。

by レンゲ

『未熟者であることに甘えていることがすべての問題を生んでいる』より

レンゲさんが冷静になると、こうして自分の事を覚めた目で見つめる事ができるんですよ。レンゲさんの精神年齢が32才だと言ったのは、僕はレンゲさんの中に思慮も分別もある熟女を実際に見ているからですよ。ところが、僕が何度も書いてきたように、レンゲさんの中には甘えを求める“8才の女の子”も居るんですよね。

あたしは、その“8才の女の子”になってデンマンさんに甘えているとおっしゃるのですか?

そうですよ。しかも、この事さえ頭のいいレンゲさんは分かっているんですよ。だから、次のように書いている。

わたしがデンマンさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

“甘え”があることをレンゲさんも分かっているんですよ。でもね、僕が玄関に鍵をかける人でない事もレンゲさんは熟知している。

仲直りしたい。でも、。。。
不良娘は、それが
なかなかできないんです。


2004 09/08 13:03 編集 返信



ほんとうにありがとうございます。
わたしが、グレていた間も
ビーバーランド XOOPSに行きたかったんです。
でも、わかっていただけたらうれしいのですが、
不良娘は、それができないんです。

できないから、どんどん距離が大きくなる。
わたしの家庭はそんな所でした。
「話し合い」なんて、タブーでしたから。

トラブルが起きるたびに、
家族の溝は深まっていきました。

わたしは、その家庭崩壊を、
追体験したような、
そんな気持ちがします。

でも、デンマンさんは、
玄関の鍵をあけてくださるんですね。
感謝します。

できそこないの身に、痛いほどしみてきます。
ありがとうございます。

by レンゲ

『次元の違いとは端的に言うと』より

分かりましたわ。デンマンさんは、あたしが洋ちゃんとなぜ別れたのか。。。?その事も良く知っている。あたしがバンクーバーへどうして行きたいのか。。。? その事も良く分かっている。それなのに、どうして最後のところであたしを突き放そうとなさるのですか?

そういう時のレンゲさんの甘えを僕が受け入れていたら不倫になってしまうからですよ。

でも、あたしとデンマンさんのやり取りを読んでいる方の中にも、デンマンさんの“突き放すやり方”がつれない、と思ってくださる方も居ましたわ。

そういう人が居ましたか?

デンマンさん。。。とぼけないでくださいなぁ~。デンマンさんだって、知っているくせにィ~~ みさこさんが次のように書いてくださいましたわぁ。

[2843] Re:お願い、もう一度抱きしめて

Name: みさこ
Date: 2006/07/22 05:08

いつもレンゲさんと
デンマンさんの対話を
楽しく興味深く
読ませてもらっている一読者です。

私は、デンマンさんが
結婚しているにもかかわらず、
レンゲさんを“心の恋人”として
愛していること自体は認めています。

でも、レンゲさんのことを
あれほど良く理解しているのに、
最後のところでレンゲさんを
突き放しているように見えてなりません。

本当に愛しているのならば、
レンゲさんを受け入れてあげることも
必要ではないでしょうか?

デンマンさんは“不倫”に
あまりにもこだわりすぎて
いるのではないでしょうか?

もし私がレンゲさんなら、
やはりバンクーバーで
デンマンさんと一緒に暮らしたいと思います。

おせっかいと思いながらも、つい書いてしまいました。

『Re:お願い、もう一度抱きしめて』より

デンマンさんが、本当にあたしの事を“心の恋人”として愛してくださっているのであれば、みさこさんがおっしゃるようにあたしの事を受け入れてくださっても自然な事ですわ。

だから僕はレンゲさんを受け入れていますよ。

受け入れていませんわ。

レンゲさんは、もう去年の夏の出来事を忘れてしまったのですか?

忘れていませんわ。しっかりと覚えています。

それなら、僕がレンゲさんを受け入れた事も覚えていますよね。レンゲさんだって認めていることですよ。

この丸2年の間に、レンゲさんが恋愛体験を持った男は4人ですよ。“心の恋人”の僕を含めてですけれど。。。

あたしが肌を合わせた男が4人居るとおっしゃりたいのですか?

そうですよ。僕はレンゲさんとエッチはしなかったけれど、レンゲさんと肌を合わせましたからね。あのスケスケのナイティーを着て、レンゲさんは8才の女の子になりきっていた。去年の夏ですよ。怖い夢を見てどうしても眠れない。。。そういう事を言って僕の部屋に入ってきたんですよ。もう真夜中をすぎていましたよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っている。子供の頃にお母さんから拒絶された経験を持って居る。肌のぬくもりを求めていた幼児の頃に、そのぬくもりが得られなかったというトラウマを持って居る。そのようなレンゲさんの生い立ちを知っていたけれど、レンゲさんが、このような姿で現れたときには、僕は度肝を抜かれてしまいましたよ。

デンマンさんは、すぐにそうやってドラマチックにしてしまうのですわ。

ドラマチックどころではないですよ。ドラマチックという言葉では表現できないような衝撃を僕は受けたんですよ。真夜中に、レンゲさんが、こういうスケスケルックで現れたんですよ。一体どういう事なのか?ギョッとして僕はレンゲさんが、もしかして火星からやって来たのではないか?僕は、実際夢ではないかと、自分のひざ小僧をつねってみたほどですよ。詳しい事は次の記事を読んでくださいね。
『あたしは、どのように愛せば良かったのでしょうか?』

デンマンさんは、オーバーですわぁ。

オーバーじゃありませんよ。僕はほんとうにびっくりしたんですよ。

でも、デンマンさんは、ポーカーフェースでしたわ。

あのねぇ、本当にびっくりするとねぇ、人間は表情がなくなってしまうんですよ。表情までが抜き取られてしまったように驚いてしまう。ちょうどあの時の僕はそういう状態だったんですよ。だから、レンゲさんには、僕がポーカーフェースに見えたんでしょうね。

でも、あの時のデンマンさんって優しかったですわぁ~。

優しくする以外にないでしょう?レンゲさんは、寂しがり屋の8才の女の子になりきってベソまでかいていたんですからね。演技ならば、とても恥ずかしくってできるものではない。。。その恥ずかしさもかなぐり捨ててレンゲさんは完全に8才の女の子になりきっていたんですよ。8才の女の子がレンゲさんの形を借りて生きていたとしか考えられない。それほど真に迫っていたんですよ。成熟した女の肉体を持っている、いつものレンゲさんは見せ掛けで、実は8才の女の子がレンゲさんの体を借りて生きている。僕は実際そう思えたものですよ。とにかく、あの夏の夜の出来事はすべてが不思議な世界の出来事だったとしか思いようがないんですよ。とにかくね、レンゲさん、あなたは不思議な人ですよ。

『お願い、もっと愛して』より

レンゲさんだって、こうして僕が優しく受け入れたと認めているじゃありませんか?僕は少なくとも寅さんのように優しかったつもりですよ。

いいえ、決して優しかったのではありませんわ。

レンゲさんが優しかったですわ、と言っているでしょう?上の引用の中でレンゲさんははっきりと言ってますよ。

でも、それは本当の優しさではありませんわ。

寅さんのような優しさではダメですか?

デンマンさん。。。、ふざけないでくださいな。

僕はふざけてなんていませんよ。極めてマジですよ。かなり真剣になっていますよ。

本当の優しさと言うのは、洋子さんが書いていたような山田さんの優しさだと思いますわ。

ボーイフレンドと別れて。。。

韓流ブームにすっかりはまってしまった27歳のOLです。
夏休みをとって韓国旅行に出かけ冬ソナのロケ地巡りをしてきました。

すっかり韓国の風景や素朴な人たちに魅了された私は帰国後ハングル語の語学スクールに入校したのです。
生徒は7割が女性です。そのうちの80%は専業主婦です。ほとんどの人が私と同様で、韓流ブームにどっぷりとハマッている人たちです。

私と親しくなった42歳の奥さんは下敷きや筆箱までヨン様のイラストがあるものを使っています。もちろんその奥さんばかりではありません。
私と机を並べる女性たちの多くがヨン様グッズを大切そうに肌身離さず持っているのです。
そのような光景に当てられて私までがミーハーに思えて恥ずかしくなったほどです。
それでも少しずつ会話ができるようになると勉強が楽しくなって、だんだんやりがいを感じるようになりました。

そんな時、同じ受講生の山田さんと知り合いになりました。
韓国を主な取引先にしている貿易会社の36歳の営業マンです。
仕事でハングル語が必要なため講義に対する取り組み方も
韓流ブームにハマッている女性たちとは全く違います。
しきりにメモを取ったり、熱心に質問したり、
その一生懸命な様子にすっかり感心してしまいました。
上達も早くて、知らず知らずにそんな山田さんに惹かれ、
私は彼をかなり意識するようになりました。

会話のきっかけを作ったのは私の方からでした。
使いやすい参考書を教えて欲しいと話しかけたのです。
それをきっかけにして、それ以降も分からない事があると私は山田さんに尋ねるようになりました。
彼はとても親切丁寧に教えてくれました。

講義は週に3回です。何度も顔を合わせるうちに、自然と会話の数も増えてゆき講義が終えてから、たまには喫茶店でコーヒーを飲んだり、パブでお酒を飲んだりするようになりました。
山田さんはお酒を飲んでもすごく紳士的で決してエロいお話をしませんでした。
食事中でも韓国語の勉強や韓国のお話ばかりするので、
極めてまじめな人だという印象を持ちました。
私には彼を惹きつけるだけのお色気が無いのだろうか?とがっかりしたものです。
でも、その時はやってきたのでした。

山田さんには奥さんも子供もいたのですが、親しく言葉を交わすようになってから6ヶ月程経った頃、私は思い切って別れたボーイフレンドの事を切り出したのです。
それがきっかけで、山田さんと男女関係のことを話し合うようになり、それまでに他の人には相談できなかったセックスの悩みなども彼に打ち明けるようになったのです。
そのようなわけで私たちは急速に近づいていったのです。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。

久しぶりのエッチだったので、溢れ出る愛液がシーツに滴るほど感じてしまい、とても恥ずかしい思いをしました。

男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、身も心も溶けてしまうようでした。
強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。

山田さんと結婚することはかなわないけれど、
彼の存在は今の私の生活に癒しを与えてくれる大切な人になりました。
別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、山田さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。
でも、いつまでこの秘められた関係を続ける事ができるのか、時々不安になります。

by 水木洋子 2005/08/27

『初めてカキコします。 これからもよろしくお願いします』

つまり、レンゲさんは女の扱いに慣れている男の至れり尽くせりの愛撫を受けて、身も心も溶けてしまいたかった。強烈な快楽に頭が真っ白になって、悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸(つ)かりたかった。あの夏の夜、レンゲさんは僕の腕に抱かれながら、そう期待していたのですか?

(。。。レンゲさん無言。。。)

僕とレンゲさんが、あれ以上の関係を求めたら不倫になってしまうんですよ。洋子さんも書いていますよ。“別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、山田さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。でも、いつまでこの秘められた関係を続ける事ができるのか、時々不安になります。” 洋子さんも内心では分かっているんですよ。この不倫が長く続かない事を。。。だから、不安なんですよ。要するに、本当の幸せではない事を無意識のうちに知っている。それが不倫ですよ。

でも、間違いなく、それは愛ですわぁ~。

だから、それが不倫の愛ですよ。しかも、洋子さんにも分かっている。それが不安な愛であることを。。。

デンマンさんは、何もかもそうやって理屈で割り切ってしまうのですかぁ~?

それが、成長すると言う事でしょう?それが、人間だけに備わっている知性と言うものですよ!サカリのついたワンちゃんやニャンニャンのように、発情するままにエッチしていたら、この地球は人間の赤ちゃんであふれかえってしまい、地球が沈んでしまいますよ。

あたしは、地球上の事を問題にしているのではありません。デンマンさんの優しさの事を話しているのですわ。

だから僕は言っているでしょう?僕は少なくとも寅さんのような優しさでレンゲさんを抱きしめたんですよ。もし山田さんのようにレンゲさんとエッチしていたら、寅さんは“国民的英雄”にならなかったんですよ。考えてみてくださいよ。もし、寅さんが、あの物語の中で実際に不倫したとしたら、寅さんの優しさも、寅さんのキャラクターもメチャクチャになってしまうんですよ。あれだけ長く続くシリーズにはならなかったですよ。

あたしは、寅さんのことを話しているわけでもありません。あたしとデンマンさんのことを言っているのです。

。。。でもね、レンゲさんはあの真夏の夜、常識では考えられないような不思議な体験をしているんですよ。僕の腕の中で、レンゲさんは間違いなくイッテしまったんですからね。今年の6月バンクーバーへやって来た時にも同じような経験をしている。それで翌朝、次のような詩を書いたんですよ。



至福の悦び


2006/06/10

あなたとわたしが結ばれるには
このベッドは小さすぎる

甘い蓮華の花が咲く
広くて果てしないお花畑が
あなたとわたしが愛し合うベッド

ぬけるように青い空が
あなたとわたしが愛し合うベッドの天蓋
天までとどく白い大きな4つのポストが
青空を支えるようにそびえている

蓮華の花びらが敷き詰められた
肌ざわりのいいシーツと
柔らかなダウンがいっぱい詰まっている
大きなまくら

朝から晩まで
あたなとわたしはベッドの中にいて
いっぱいキスして過ごす

ふたりはずっとわらっている
わたしはしあわせすぎて
時々泣いたりする

あなたはわたしの涙を
優しい唇で拭ってくれる
あなた...
いとしい人...

今のわたしの涙は嬉し涙
しあわせなメロディーが
この胸の中にとまらなくて
あなたの胸へと伝わってゆく

そしてわたしは
あなたのくちびるが
わたしのくちびるに
かさなる瞬間まで
じっと見つめている

まぶたをとじて
じっくりと味わう

わたしの愛を
あなたのくちびるに差しだす
あなたは舌でからめとる

わたしの愛が
甘く透きとおって
あなたの舌のうえで
ゆっくりととけてゆく

あなたの愛は
キラキラ光って
あなたのくちびると
同じ味がする

わたしは全ての感覚で
あなたを愛しているから
わたしの全てが
あなたを恋しく思う
あなた...
いとしい人...



もうすぐわたしは生まれかわる
この手で殻を破り
あなたの女になって...

あなたの愛がこの身体に
一直線の光となって
さし込んで来るまで
わたしはもがき続ける

あなただけの女に生まれるために
わたしは苦悩する
そして強くなる
次の殻を破るための
力を手に入れる
何度も何度も
わたしは生まれかわる
あなたのために
あなた...
いとしい人...

あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶える

あなたがわたしをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れてゆく
あなたにやっと出会い
そして愛し合う

こんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあう
あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

あなただけが与えてくれる
この至福
あなただけが教えてくれる
この悦び
あなただけが癒してくれる
この寂しさ
あなただけが満たしてくれる
この虚しさ
あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

初めての出会いから
分かっていた
夕べのしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを

愛している
今朝はすべてが澄み切って
誰にもじゃまはできない

あなたとわたしは確かに結ばれて
身も心もとけあう
あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

by レンゲ

『お願い、もう一度抱きしめて』より

レンゲさんは、少なくともこうして間違いなく“愛”をしっかりと受け止めていたはずですよね。違いますか?発情したワンちゃんやニャンニャンとは違う“人間の愛”ですよ。あの夜、僕とレンゲさんは決して不倫したわけじゃない。でも、間違いなく愛し合ったんですよ。そう思いませんか?

デンマンさんが、その事を認めているなら、どうしてまたあたしを愛してくださらないのですか?あたしは、洋ちゃんとの愛に破れて、今一番、愛を必要としているのに。。。

レンゲさんは、そう思っているのかもしれません。でもね、僕の目から見るとレンゲさんは甘えているんですよ。しかも、その甘えの行き着くところでレンゲさんが求めているモノは、洋子さんと同じものですよ。つまり、不倫の愛なんですよ。心ばかりじゃなくて、体までもが相手のことを忘れなくなるほど一つになりたいと言う強烈なこだわりですよ。でも、重婚が犯罪である以上、相手の家庭を破壊しない限りレンゲさんの望みはかなえられないんですよ。レンゲさん、もう一度思い出してくださいね。

長い不倫生活の果てに、
得られたものは、
負の遺産ばかりでした。




2004-07-21 10:11:08

一度の関係で
終わろうと思っていました。

してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。

でも、長い間モーションをかけ続けておいて、
セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。

結局わたしたちは、
不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは
苦悩に苛まれはじめました。

彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・

でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。

そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。

その時点ではその言葉は、
彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、
彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも...
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。

そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。

つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、
何を言えばいいのか、
どうすればいいのかわからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、
今でも情けなくなります。


わたしはいつも、恋愛を通して自分も相手も
成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。

by レンゲ




『不倫の悦びと苦悩』より

分かりますよね、レンゲさん。。。こうして愚かなところがあることをレンゲさん自身が良く知っているんですよ。それにもかかわらず、心の赴くままに不倫にのめり込んでしまうレンゲさんが居るんですよ。失敗に学ばないレンゲさんが居るんですよ。

あたしは自分に正直なだけですわ。

僕もよく分かっていますよ。それがレンゲさんのすばらしいところでもある。でもね、失敗に学ばなかったら、いつまでたってもレンゲさんは幸せにはなれないですよ。

どうしたらよいのでしょう?

レンゲさんは、僕に何度も同じ事を言わせるのですね?レンゲさん自身が良く分かっていることですよ。タバコをやめたい人がやめられないのとすっかり同じですよ。

だから、どうしたらよいのかと、デンマンさんに尋ねているのですわああああ~~。

【ここだけの話しですけれどね、レンゲさんは良く分かっているんですよ。でも、分かっているのに止められないんですよね。あなただって覚えがあるでしょう?あの“カッパえびぜん”ですよ。あれって、うまいんですよねぇ~。食べ始めると、なかなか止められないんですよね。レンゲさんが、なんとなく不倫に惹かれるのも、あの“カッパえびせん”が止められないのと同じなんですよ。ところで、話は変わりますが、カッパえびせんを食べながら、ドリフターズを見て笑っていた頃が懐かしいですよ。長さんも亡くなってしまいましたよね。。。冥福を祈りたいです。。。とにかく、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』

レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


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