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日本が捨てたものじゃないように、不倫だって捨てたものじゃありませんわ [恋愛・失恋・不倫]

日本が捨てたものじゃないように、
不倫だって捨てたものじゃありませんわ

レンゲさん、日本と不倫を一緒にしてしまうんですか?

いけませんか?

いや、日本は自由の国ですからね、何を言ってもいいと思いますよ。でもね、これを読んでいる人の中には日本と不倫が一緒にされると、ちょっと抵抗を感じる人が居ると思いますよ。

デンマンさんのようにですか?

僕は特に抵抗を感じませんよ。

だったら、いいじゃありませんか?

でもねぇ、・・・

デンマンさんは、いつでもあたしが言ったことに文句をつけますねぇ。いけすかんわあああ~・・・

別に、いちゃもん付けているつもりじゃないですよ。

だったら、どういうつもりですか?

不倫が捨てたものじゃない、と言うあなたの言い方に僕は引っかかりますね。

どのように?

レンゲさんは、不倫を肯定しようとしているわけですよ。

いけませんか?

いけません、とは言いません。でも、肯定するのは問題があると思いますよ。

どうしてですか?

“不倫”という言葉をもう一度じっくり見てくださいよ。

ハイ、じっくりと見ましたよ。この言葉がどうしたというのですか?

“不良”という言葉がありますよね。あなただって知っているでしょう?

もちろん知ってますわ。

僕がもしですよ、“不良は捨てたものじゃありません。不良を肯定します”と言ったら問題があるでしょう?

デンマンさんは不倫と不良を一緒にするのですか?

不倫と言う言葉はもともと良い言葉ではないんですよね。つまり“不倫”とは“倫理に反する行為”と言うような意味が内在するわけですよ。

デンマンさんは、道徳を持ち出すのですか?道徳を持ち出すと観念論になると言って、デンマンさんは“道徳など持ち出すな!”とおっしゃいましたわ。

確かに、そう言いましたよ。僕はここで道徳など持ち出すつもりじゃありませんよ。

だったら、不倫と不良を一緒にしないでくださいな。

つまり、レンゲさんは何が何でも不倫にこだわるわけですか?

いけませんか?

何度も言っているように僕は“いけません!”とは言いませんよ。でもね、初めから不倫にこだわることはないでしょう。僕が言いたいことは“恋”や“愛”が建設的に前向きに健全な家庭を築く方向に進んで、やがて“健全な家庭”を築いてゆく。そのような“恋愛”が望ましいと思っているんですよ。ところがあなたの場合は、健全な家庭をすでに築いている妻子ある男性に近づいて、あなた自身の“恋愛”を成就しようとする。その過程で相手の男が持っている“健全な家庭”を、ややもすると壊す結果になってしまう。これが一般的に言われている“不倫”の実態なんですよ。でしょう?

デンマンさんは、どうしていつも理屈っぽいことを言ってあたしを混乱させるのですか?

僕はあなたを混乱させようとしているのではありませんよ。僕は決して理屈っぽいことを言っているのではありません。あなたは知能指数が140もあるんですよ。僕の言っていることを、あなたなら十分に理解できるだけの知性を持っている。そういうあなたが、どうして不倫に走ろうとするのか僕は理解に苦しみますよ。

あたしは、不倫に走ろうとしているわけではありません。結果的にそうなってしまうだけですわ。

だから、そこのところをあなたの知性でコントロールすればいいじゃないですか?

でも、そのように簡単にコントロールできませんわ。

でもね、あなたはコントロールしようとしていませんよ。今回のことだって、あなたは深く考えずにバンクーバーにやってきてしまった。

それは、デンマンさんがやって来ても良いとおっしゃったからですわ。

でもね、僕には妻も子供もいる。あなたは十分にこの事を知っている。でも、あなたは相手の男に妻があろうが子供がいようが全く気になっていないような行動をとる。普通ならですよ、僕に妻と子供がいて、しかもバンクーバーに暮らしているなら引きこもりがちな女性が大阪から僕に会いに来ることなど初めからしないものですよ。

だから言ったでしょう?デンマンさんが良いとおっしゃったからですわ。

僕はあなたを誘ったわけじゃないんですよ。あなたがバンク-バーに行っても良いですか?と尋ねたから、僕はそれはあなたが決めることだと言ったまでのことですよ。つまり、あなたの自由の問題ですよ。僕にはあなたに“来るな!”と言う権限はないんですよ。あなたが来たいなら、無理に押しとどめませんよ、と言ったわけですよ。

あたしにすべての責任を擦(なす)り付けたいわけですのね?

僕は何も責任問題をここで取り上げようとしているわけではないんですよ。あなたが不倫を肯定しようとしていることに問題があると言っているわけですよ。

あたしはデンマンさんと不倫しようとしているわけではありません。

僕は理解しているつもりですよ。でもね、平均的な日本人にはあなたの行動はまさに不倫以外の何モノでもないんですよ。

どうしてですの?

あなたは今だにあなたの生活の場である大阪に戻ろうとしていないでしょう?妻子ある男が住んでいるバンクーバーにやってきて、僕の都合も聞かずにバンクーバーに居座ろうとした。だから僕は予定通り日本へやって来た。あなたも一緒に連れてね。そしたら、あなたは僕の妻が住んでいるマンションに僕と一緒に居座ってしまった。

デンマンさんの奥様が居ても良いとおっしゃったからですわ。

そこがあなたの場合、普通の女性と違っているんですよ。あなたは、もう10年以上も精神科のドクターのお世話になっている。僕も妻もそのことを十分に理解している。僕の妻も一時、精神分析医のお世話になったことがあるから、あなたの事を理解しているんですよ。だから、今回の事で僕に対してもあなたに対してもヒステリーを起こすようなこともなかった。でもね、さっき言ったように知的なあなたが、今だに“健全な家庭”を築こうとする気持ちを持とうとしない。本来ならば、これまでのことを十分理解したうえで、あなたは建設的で前向きな人間関係を持とうとしてもいいんですよ。ところが、今だに金魚の糞のように僕に付き纏(まと)っている。

別に付き纏おうとしているわけではありません。

だったら、そろそろ大阪のあなたのアパートに戻ったらどうですか?

つまり、デンマンさんはあたしを追い出したいのですのね?

追い出そうとしているわけじゃないんですよ。あなたに健全な家庭を築くような人間関係を持ったらどうですか?と言っているんですよ。僕は、あなたが気づいてくれるだろうと思ったんですよ。だから、これまではっきりと言ったことがないんです。でもね、僕は10月に入ったら、またバンクーバーに戻るんですよ。あなたがまた僕と一緒にバンクーバーへ行きたいと言い出したら、僕は困りますよ。

どうしてですか?

どうしてですかって・・・、あなたの生活の場は大阪なんですよ。あなたの夏休みは終わったんですよ。いつまでも夏休みのつもりで居ないで、この辺で気持ちを入れ替えたらどうですか?

つまり、大阪へ戻れと言いたいねんやわ。でっしゃろ?

早い話がそういうことです・・・

要するに、邪魔者は消えて欲しいということですねんやわァ~。

ほらァ~・・・また、そんなふうにひがむゥ~

ひがんでいませんわァ。デンマンさんはあたしのことを愛しているとおっしゃいましたわ。

あのねぇ、ここで、そういうことを言うと、これを読んでいる人に誤解を与えるんですよゥ~。

誤解を与えませんてばあああァ~・・・・

これを読んでいる人は、僕とあなたが不倫していると思ってしまいますよ。僕はねぇ、確かにあなたのことを愛していますよ。それはあなたの才能や素直さを愛していると言うことですよゥ。あなたと家庭を持つためにあなたを“欲しい”あなたを“求愛している”と言うことじゃないんですよ。僕はこれまでにも、あなたにはっきりと言っていたつもりですよ。あなたに誤解を与えるようなことを僕は言ったことはないつもりです。

あたしも、デンマンさんと家庭を持ちたいためにバンクーバーへ行ったわけではありません。

だから、あなたにとって今回のことは夏休みだったんですよ。僕もそう思ってあなたをもてなしたんですよ。お互いに分かっているじゃないですか。だから、もうそろそろ、あなたの本来の生活に戻ってはどうですか?と言っているんです。どうでしょう?

まだ、ここに居たいんですの・・・いけませんか?

あのねぇ、“健全な家庭”を持つすばらしさが分かっている女性なら、こうして僕のような妻子ある男に、いつまでも纏わり付くようなことをしないものですよ。僕が日本がどこか病んでいると言うのはそういうことですよ。もう何度も言ったように、健全な家庭を築くと言う強い気持ちを持った女性が少なくなっているんですよね。なぜなら崩壊した家庭に育ってしまったから“家庭”に対する夢と希望を失ってしまっている女性が多いようですね。そういうわけで“健全な家庭を築く結婚”には興味がない。レンゲさん、あなたには、だから、結婚したいと言う強い気持ちが脱落しているんですよ。

でしょうか?

そうですよ。もう一度あなたの手記を読んでみてくださいね。

2004-07-21 10:11:08
By renge

不倫と呼ばれる恋愛について、どんなイメージを抱かれますか?わたしは女性として、相手の男性にパートナーがいるのに、自分が彼の一番になれないのに、それに甘んじている女性の事を
“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)がないのにばかげてる”
などと、どちらかというと軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、それは訪れてしまったのです。

http://barclay.worldfreeweb.com/renge/tree.php?all=211

この手記を読んで分かるように、あなたには“結婚”はどうでもいい社会的形式なんですよ。でも、普通の女性にとって“結婚する”と言うことは“健全な家庭を持つ”ということなんですよ。僕はそう信じています。ところが、こういう考え方がなくなっていると言うことですよね。少なくとも、レンゲさん、あなたには“結婚”などどうでもよい。“健全な家庭”を築くと言う強い希望期待など全くないんですよ。相手の男の事だけしか見えない。

いけませんか?

あなたの求める恋愛や“不倫”が健全な家庭を築くモノでない限り、もしそのような人間関係から子供が生まれたら、その子供はまた、レンゲさん、あなたのような女になってしまうんですよ。日本は、ますます病んだ国になってしまうでしょうね。

デンマンさん、ちょっとそれは飛躍していませんか?

いや、飛躍ではありませんよ。昨日のニュースで、またイヤな事件を伝えていました。41歳になる母親が3歳の女児を虐待して殺したと言うことですよ。ライターの火であぶったそうです。実の母親のすることではないですよ。そう思いませんか?

もし、あたしに子供が生まれたとしても、あたしはそんなことはしませんわ。

でもね、レンゲさん、あなたはもう5年以上もお母さんと会ってない。電話で話しをしたこともない。

そうですわ。でも、仕方ありません。

不倫は捨てたものじゃない、とあなたは言う。日本も捨てたものじゃない、とあなたは言う。僕にとって、不倫はまともだとは思えない。同様に、日本が捨てたものじゃないとも思えませんよ。そう、思いたいですよ。でも、日本は今どこか狂っていますよ。

デンマンさんは、どうして、そういう嫌な事ばかり言うのですか?もう少し前向きなことを書いたらいかがですか?

日本の汚点を無視してはいけませんよ。醜い日本の現実は直視すべきですよ。

でも、悪い事ばかりが日本にあるわけではないでしょう?

確かにそうです。良い事だってありますよ。

だったら、少しは心温まることを書いたらどうですか?

まあ、あなたがそう言うのだったら、次回は少し心温まることでも書きますかあああ?

そうしてくださいよ。お願いしますゥ。

分かりました。何とか見つけてみますね。


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コメント 1

matt

いつも精が出ますね。敬服しますm( _ _ )m
by matt (2005-09-15 21:52) 

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