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不倫の海 [恋愛・失恋・不倫]

不倫の海





再生と崩壊


心臓を野犬の群れへと放り投げ
再生と崩壊の真ん中に立つ

禁忌なんかじゃなかった

明日の朝目が覚めるか覚めないか
今はどちらを選ぶこともできる

by レンゲ




『愛する感覚』より




明日の明日のもっと先へ


青い空はわたしの誇り
どんなに高い木よりも
果てしなく高く青い空
驚きとあこがれのまなざしが
わたしの翼を輝かせる

赤く熱い太陽を
わたしは誰よりも知っている
地響きとともに地面をふみしめ
決して舞い上がることのない彼らには
太陽は、月は、星は、
どんなにか遠いんだろう

そしてわたしは夢をみた
薄い色の空に数え切れないほどの
どこかをめざすかのように
列をなして飛ぶものたちのすがたを
わたしにはかなわないほどの
力強く舞い上がる険しい瞳を

不思議な気持ちが
明日の明日のもっと先へと
わたしを連れて行ってくれる
不安と期待に満ちたその日を予感する

by レンゲ




『奇跡の翼、未来へ』より


<< 境界性人格障害の判断基準 >>

■ 対人関係が不安定だ。
  理想化とこき下ろしの
  両極端を揺れ動く。

■ 衝動性が強い。
  浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
  見境なしのセックスなどに陥る。
  衝動的に不倫に走ったりする。

■ 感情が不安定だ。
  強い不快、イライラ、
  不安などに悩まされる。

■ 自分ではコントロールできない
  不適切なほどの強い怒りが起こる。

■ 自殺の振る舞いや
  自傷行為などを繰り返す。

■ 自分自身に対するイメージが不安定。
  自己同一性の顕著な混乱が見られる。

■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。

■ 見捨てられる不安とそれを
  避けようとする行為を繰り返す。

■ 妄想観念や解離性障害
  (記憶喪失や現実感の喪失など)がある。

上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。

 

デンマンさん、今日はあたしの詩を冒頭に2つ出しましたわね。

そうですよ。いつも一つでは単調でしょう?たまには変化をもたせないとね。

それに、3番目は例によって境界性人格障害の判断基準ですわね。

もう、レンゲさんは見飽きましたか?

あたしよりも、このブログを楽しみに読んでいる人が見飽きていると思いますわ。

レンゲさんを理解しようとするとき、僕は必ず上の表を眺めるんですよ。僕は何度見ても見飽きませんよ。この表を見ながらレンゲさんの詩を読むとね、見えなかったものが見えてくることがありますよ。

例えば、どのようなものが見えてくるのですか?

レンゲさんが自分自身に対して持っているイメージが定まっていない、という事を強く感じますよ。

それもあたしの人格障害の一つの現れだとおっしゃるのですか?

上の表にあるように、確かに自分に対するイメージが不安定だという事はレンゲさんの特徴だと思いますよ。おとといも取り上げた次の手記なども、その事を良く表していると思いますよ。

レンゲなら、
こういう下着で勝負しますよ


ずばり!Dを選びます!
意外ですか?
思ったとおりですか?

それはそうと、
上記の会話には
なかなかリアリティが
あると思いました。
かわす言葉もそうですが、
わたしは、
寂しがりやのくせに、
束縛やしがらみを
死ぬほど嫌っています。
一匹狼ですよね?

野心家というのも、
大当たりです。
ひとたび、野心が芽生えたら、
自分を満足させるために、
異常なほどの努力をします。
なので、これまでの
仕事上での評価は、
おおむね高かったと、
感じています。

今は、何もかもが過ぎ去って、
廃人のような生活をしていますが。

結局何事においても、
極端から極端へ走ってしまうんです。
グレーゾーンのない人間なのです。


by レンゲ

『不倫の苦悩にもめげずに頑張ろうとしているレンゲさん』より

つまり、レンゲさんが認めているように、極端から極端へ走ってしまう傾向があるんですよね。このページのトップの詩はレンゲさんが死にたいと言っていた頃のものですよ。どうにでもなれと言う、投げやりな気持ちが良く現れていますよ。“こんなつまらない人生なら死んだって同じ事だわ”。。。そういうレンゲさんの呟(つぶや)きが聞こえてくるようですよ。

。。。それで、2番目の詩は?

2番目の詩には希望が感じられますよね。“バンクーバーへ行ってみようかしら。。。?” レンゲさんの心の中に、その事が少しづつ芽生え始めていたんでしょうね。 

あたしはどうして両極端を揺れ動いてしまうのでしょうか?

レンゲさんばかりでなく、誰だって多少は揺れ動いているものですよ。バンクーバーのすばらしい風景がテレビに映し出されれば、“ああ。。。あんなところに行ってみたいなあアア。。。”と思う人もかなり居ると思いますよ。 でもね、普通の人ならば、時間がないなぁ~ お金がないなぁ~ 英語がしゃべれないなぁ~ 太平洋を越えるのかぁ~ 日付変更線を越えて昨日の世界へ逆戻りかぁ~ ちょっと遠いなぁ~。。。いろいろと現実的なことを考えて、たとえ、テレビでそのすばらしい景色や、カナダ人の純朴な良さを目にしても、急に思い立ってバンクーバー行く人は極めてまれなんですよ。

あたしは、そういう極めてまれな事をしてしまうとおっしゃるのですか?

そうですよ。その事をレンゲさん自身も認めているんですよ。昨日までは、死にたい死にたい。。。と言っていた人が、急に人が変わったように成田に向かいジャンボジェットに乗ってバンクーバーにやってきてしまう。出発の1時間前でも航空券が買える時代になりましたからね。

つまり、あたしは思い立ったら衝動的に物事を始めてしまうとおっしゃるのですか?

そういうところがレンゲさんには確かにありますよ。レンゲさん自身だって分かっているでしょう?だからこそ、“極端から極端へ走ってしまう”と言う自覚がある。違いますか?

あたしはどうしてグレーゾーンのない人間なのでしょうか?

レンゲさんは“人は自分の思ったとおりの人間になる”という事を聞いた事がありますか?

ありませんわ。

ジューンさんが次のような事を書いていましたよ。

“人は自分の思った通りの
人間になる”


どうですか?
あなたはこの言葉を信じることができますか?

あなたには信じられないかもしれませんわね。
でも、このように言った人が居るのですよ。

20世紀最大の心理学者の一人と言われている、ウィリアム・ジェームスが言ったのですってぇ~。。。
つまり、今の自分はあなたが思っていたとおりの姿だと言うことなのです。

うっそォ~~

きっとあなたは、そう嘆くでしょうね。
あたしだって、そうですわよゥ。
思ったとおりの人間になるなんて、無理だと思いますよね。
あなただって、そう思うでしょう?

あなたも、わたしも、多くの人が、きっと次のように思っているはずですわよね。

“こういう自分を望んでいたんじゃないんだけれど・・・”

“こんな自分のはずではなかったのだけれど。。。”

“今の自分は、実にいやだわ。。。”

“今の自分に心から満足できないわ。。。”

しかし、あなたはそう思っていても毎日の生活の中で、少しでも自分を向上させたいと思っているのではないでしょうか?

つまり、“やる気”と“本気”を出そうとすることもあるのでは。。。?
本を読んだり、講演会に行ったり、テープを聴いたり、研修を受けたり、カウンセリングを受けたり、コーチやメンターをつけたり・・・。
けれども、結果は必ずしも望んでいる通りには行ってない。
でしょう?

“やる気”や“本気”に目覚めた後に、私たちにはいったい何が必要なのでしょうか?

実は、私たちが手に入れている現実には一つの共通の条件があります。
何だと思いますか?

それは、私たちがその現実を『望んで』いるということです。

まさかぁ~?

あなたも、そう思うでしょう?
そんなバカなぁ~!と感じるでしょう?

でも、これは潜在意識も含めての話です。
実際はあなたが気づかないでいる部分がほとんどです。
そして、まさにこのレベルで起こっていることが、「思った通りの人間になっている」ということなのです。

では、一体どのように潜在意識を利用したらよいのでしょうか?

目標を言葉で潜在意識にインプットするのです。

英語では affirmation と呼ばれています。

アファーメーションとは、自分が目標を達成している場面を「言葉」にして発することをいいます。
日本語では「自己宣言」、あるいは「自己説得」とも言います。

“ん?目標を口に出して言うだけ? それなら、もうやってるよ!”

あなたは、そう言うかも知れませんよね。
でも、ただ目標を言えばいいのではありません。
夢を実現するアファーメーションには、必ず守らねばならない4つのポイントがあります。

1. 20文字以上の

   言葉にする。

2. 断定系の言葉にする。

3. 一人称をつける。

4. リズムのいい文章にする。


最も大切なことは、2と3です。
「~したい」というような、あいまいな表現ではなく、必ず「~する」「~なる」という断定系にし、「私は」と、自分自身を表現する言葉をつけます。
たとえば「給料を上げたいなあ」は、「私は資格をとってキャリアアップする」になります。

このアファーメーションの言葉を紙に書き、声に出して言います。
言葉を書いた紙を見る習慣がついて、アファーメーションできるよう、紙はいつも見る場所に置いておきます。
そして、願望実現に向かって毎日少しづつでも、具体的な行動を起こす。
だからこそ、目標はあいまいなものではなく、具体的なものでなければならないのです。

しかし、あまりにも大きな目標を断定的にやってしまうと、ネガティヴな感情がくすぶってきてしまうことがあります。
そういう時は、断定系をやめて、「~になりつつある」という中和方式をやってくださいね。
余り高望みはしないことですよ。

「私は100メートルを8秒以内で走る」

これは、無理なことなんですからね。 うふふふふ 。。。。

現在は実現できないけれど、近い将来に実現可能だと思うことをアファーメーションするわけです。

脳の中でイメージは、実体験として認識されます。
願望をただ頭の中にイメージし続けるのではなく、願望を実現するためのアファーメーションを行うには、一つひとつの目標を言葉にし、口に出して言い、いつも見る習慣をつけることが大切なのですよ。

『あなたは、あなたの思った通りの人間になってる?』

どうですか、レンゲさん。。。?

。。。ゥ~ん。。。なんとなく分かるような気もしますわ。でも、こうなりたいからと思ったところで、なかなか思ったようには行きませんわ。

でもね、実際にレンゲさんは思い立ったら衝動的にバンクーバーへやってくることがあるんですよ。 そうでしょう? だからね、レンゲさんの場合には、それを衝動的にではなく、ゆっくりと落ち着いて長い眼で見て着実に実行するという事なんですよ。 分かりますか。。。僕の言おうとしている事が。。。?

あたしは突発的に物事をやってしまうという事ですか?

そのような事もあるんですよ。おとといだって、“デンマンさんの赤ちゃんなら産んでもいいんです”なんて事を言ってしまう。普通の女性ならそのような事は、思ったとしても口にはしないものですよ。

そうでしょうか?

統計を取ったわけではないから、断定する事は出来ないけれど、妻子もあり、家庭を持っている男に向かってですよ。“あなたの赤ちゃんなら産んでもいいんです”と言う事は、不倫宣言でしょう? レンゲさんは、そう思わないのですか?

あたしはそのような意味で言ったのではありませんわ。

しかし、そのように受け止められてしまいますよ。

あたしは、自分のような不幸な人間を産みたくはないからです。あたしの両親は子供を持って立派に育てるだけの社会性を持っていたようには思えません。だから、あたしがもし子供を作るとするなら、少なくとも、子供が境界性人格障害を患ってしまうような家庭を作りたくないんです。だから、デンマンさんとならば子供を作って家庭を持っても、そのような崩壊家庭になる事はないだろう。。。あたしはそう思って言ったのですわ。

僕はレンゲさんの障害を理解しているつもりだから、レンゲさんにそう言われたとて“愛の告白”を聞いたとは思わないけれど、何も知らない男なら鼻の下を伸ばして、レンゲさんとベッドで愛し合ってしまいますよ。

デンマンさんは、あたしの言った事を“愛の告白”だとは受け取ってくれないのですか?

だから、それは“不倫の愛”ですよ。どうしても不倫の愛を貫(つらぬ)きたいのなら、重婚が許されているイスラム教国へ行ってやってくださいよ。

デンマンさん、。。。ふざけないでくださいな。

ふざけていませんよ。マジですよ。レンゲさんが言った事こそ、レンゲさんのことを良く知らない人が聞いたら、ふざけているか、レンゲさんのオツムが少し可笑しいか?。。。そのどちらかだと思いますよ。

つまり、あたしは愚かな女だと。。。?

僕はもちろんレンゲさんが愚かな女だとは思っていませんよ。むしろ、類(たぐい)まれな知性と教養を身に着けている女性だと感服しているんですよ。

でも、デンマンさんは、あたしを愛しては下さらないのですね?

だから、僕は何度も言っているはずですよ。レンゲさんとネットで出会った時から、僕はレンゲさんを“心の恋人”として愛していると。。。。

でも、本当に愛しては下さらないんですよね?

レンゲさんの求めているものが不倫の愛だからですよ。

あたしは不倫しようとしているのではありませんわ。

レンゲさんのオツムノ中では“不倫”でないのかも知れませんよ。でもね、平均的な人がこの記事を読めば、レンゲさんが求めている愛というのは間違いなく“不倫”に向かっているんですよ。妻子もあり家庭を持っている男の子供を産む。それは間違いなく世間では“不倫”と呼ばれている事ですよ。それが常識ですよ。

本当に愛している人の子供を産んではいけない事なのでしょうか?

レンゲさん、いい加減にしてくださいよ。。。上の手記でも書いていましたよね。

結局何事においても、
極端から極端へ走ってしまうんです。
グレーゾーンのない人間なのです。

現在のレンゲさんの心の状態が正にそれなんですよ。レンゲさんは、たった今、極端に走っているんですよ。分かっていますか? グレーゾーンのある普通の人間は、レンゲさんが今言ったような事を面と向かって妻子ある男には言わないものですよ。

そうでしょうか?

上の表にもあるでしょう?

■ 対人関係が不安定だ。
  理想化とこき下ろしの
  両極端を揺れ動く。

レンゲさんが僕をこき下ろさない時には、僕を理想化しているんですよ。しかも、現在、レンゲさんは清水君と別れている。レンゲさんの心に、ぽっかりと空白部分ができている。それを埋めようとしてレンゲさんはバンクーバーへ来ようとしている。現在のレンゲさんを分析すれば、そのような状態にあるんですよ。

デンマンさんは、あたしが間違っている事をしているとおっしゃるのですか?

レンゲさんは、充分に分かっているんですよ。失敗から学ぶならば苦(にが)い思いをした不倫からは遠ざかるべきですよね。レンゲさんは過去に不倫の破綻を経験した事がある。でも、どうして、その失敗から学ぼうとしないのか?実は、学んでいるんですよ。だから、次のような手記を書いている。

長い不倫生活の果てに、
得られたものは、
負の遺産ばかりでした。




2004-07-21 10:11:08

一度の関係で
終わろうと思っていました。

してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。

でも、長い間モーションをかけ続けておいて、
セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。

結局わたしたちは、
不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは
苦悩に苛まれはじめました。

彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・

でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。

そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。

その時点ではその言葉は、
彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、
彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも...
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。

そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。

つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、
何を言えばいいのか、
どうすればいいのかわからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、
今でも情けなくなります。


わたしはいつも、恋愛を通して自分も相手も
成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。

by レンゲ




『不倫の悦びと苦悩』より

“その頃の自分の愚かさに、今でも情けなくなります”と、書いている! それなのに、またその愚かさを繰り返そうとしている。しかも、“デンマンさんの赤ちゃんならば産んでもいいんです”と言うような夢を見ているような寝言を言っているんですよ。

寝言ではありませんわ。

マジならば、これ以上悲劇的なことはないでしょう?むしろ喜劇ですよ。

そうやって、デンマンさんは、あたしをコケにするのですわねぇ。

違いますよゥ。。。違いますよォ~。僕はレンゲさんが愚か者だとは思っていませんよ。

でも、何度となく上の手記を持ち出してきて、愚かなあたしを見せ付けていますわ。

つまり。。。なんですかぁ~。。。レンゲさん自身にも、多少は自覚があるのですかぁ~?

んも~~。。。そうやって、デンマンさんはあたしを馬鹿にしているじゃありませんかぁ~?

決して馬鹿にしていませんよ。不倫に懲りたはずのレンゲさんがどうして妻子ある男の子供を産むことに躊躇(ちゅうちょ)しないのか?僕にはその事が分かり始めているからですよ。

デンマンさんにあたしの気持ちが分かっていると言うのですか?

つまりね、レンゲさんは僕とならばしっかりした家庭が築けると思い込んでいる。そう思ってくれるのはうれしいけれど、家庭をすでに持っている男と家庭を築こうとしたって、重婚が犯罪である国では、それは無理な事ですよ。清水君と仲直りして、今までどおりに幸せに暮らしてゆく。そして子供を作って家庭を築いてゆく。それがレンゲさんがすべき事でしょう?

あたしは、洋ちゃんと子供を作ってしっかりした家庭を築いてゆく自信が無いんです。

そこですよ。。。つまりね、ジューンさんが言っているでしょう? “人は自分の思った通りの人間になる。” レンゲさんは、清水君と子供を作ってしっかりした家庭を持とうとしていないんですよ。レンゲさんの“野心”があれば、それが出来るんですよ。ところが、レンゲさんは、そうは思っていない。妻子ある男と子供を作って家庭を持とうとしている。しかし、冷静になって考えれば、それが無茶な事である事はレンゲさんにだって分かっている。それにもかかわらず、なぜ清水君と家庭を持とうとしないのか?

なぜですか?

清水君とは水と油だと思い込んでいるからですよ。

実際そうなんですねん。

僕とレンゲさんだって、水と油ですよ。

いいえ、決して水と油ではありませんわ。デンマンさんは、あたしの詩をじっくりと読んでくれて、あたしの言おうとしている事をちゃんと分かってくれていますわ。洋ちゃんはあたしが書いた詩など見向きもしないんです。

ただそれだけの事でしょう?清水君は詩が好きでない。詩など興味のない男はたくさんいますよ。その事だけを取り上げて、清水君とレンゲさんが水と油だというのは可笑しいでしょう?

それだけではありません。洋ちゃんは、あたしが気にしている事を言うんです。

僕だって、レンゲさんが気にしている事をグサリと言ってのけると、レンゲさん自身が言ったではないですか?

でも、洋ちゃんは、女が最も気になるような事を言うのですわ。 

何を言われたんですか?

だから、あたしが“下つき”だって。。。あたしが、とても気にしている事を洋ちゃんは言い捨ててケロッとしているんですねん。

それはレンゲさんが気にする必要のない事ですよ。清水君だって、週刊誌を読んで話の種に言ったまでですよ。レンゲさんと他の女性を見比べて言ったわけじゃない。

どうして、そうだと分かるのですか?

第一、清水君はレンゲさんが初めての女なんですよ。レンゲさん自身が僕にそう話したんですよ。。。それとも、清水君はレンゲさんにウソをついていたのですか?

いいえ、ウソをついたわけではありませんわ。洋ちゃんは本当にあたしが初めてでしたわ。

だから、比べようがないじゃありませんか?つまり、レンゲさんだって、そのぐらいの事は分かっているんですよ。根拠のない事を清水君は言っているのだから、そういう事は無視すればいいんですよ。つまりね、それもレンゲさんの言い訳なんですよ。そういうような取るに足りない理由をいろいろと取り上げて、レンゲさんが何をしているかと言うと、ジューンさんが言った事をモロに実践しているんですよ。

あたしが何を実践しているとおっしゃるのですか?

だから、“人は自分の思った通りの人間になる”という事を実践しているんですよ。

どういうことですの?

レンゲさんが認めているように、レンゲさんはグレーゾーンのない女性なんですよ。極端から極端に走ってしまうんですよ。上の手記にレンゲさん自身が書いていますよ。

それで、あたしが何を実践しているのですか?

つまり、レンゲさん自身が自分に言い聞かせているわけですよ。一生懸命書いたレンゲさんの詩を清水君は見向きもしない。僕はレンゲさんの書いたものは何でもありがたがってじっくりと読んでレンゲさんに返信を書く。

抑鬱がひどいのですが、
お礼をさせていただきます。


2004-8-1 15:39

わたしのような、
ネットの何たるか、
ネチケットとは何か、
そういったことをわきまえず、
まして精神的落伍者の
垂れ流し文章を、
熟読していただいたことを、
心から感謝いたします。

わたしはいつも、
自分に欠落している部分を、
何かで埋めておかないと、

転落の一途をたどるような
弱い人間です。

そのせいで、デンマンさんが
名付けてくださった
小説的人生」を
送って来ざるを
得なかったのかもしれません。

デンマンさんに、
わたしの内面を
見ていただいて、
最初の印象を
払拭していただいたと
信じています。
ありがとうございます。

by レンゲ

『心の恋人リスト』より

だから、レンゲさんは僕に対してこのような気持ちを持っている。でもね、清水君は他の男と比べてみても、レンゲさんが言うほどつまらない男ではないですよ。ただ、些細な事が元で問題をこじらせて別れてしまった。だから、レンゲさんにしてみれば、僕がレンゲさんの書いた詩や手記や記事をありがたがって読んで、いろいろと批評を書くことに対して、何か特別なものを感じる。そういう事を基にして、僕を理想化している。僕ばかりではないんですよ。レンゲさん自身がジューンさんが上で言っているような“人は自分の思った通りの人間になる”と言う魔術を無意識に自分にかけて、自分のオツムまでもすっかり洗脳してしまっている。だから、僕に向かって、“デンマンさんの赤ちゃんなら産んでもいいんです”と恥ずかしげもなく素面(しらふ)で言う事ができるんですよ。

つまり、あたしが恋を恋しているような状態だとおっしゃるのですか?

まあ。。。なんと言うか、当たらずとも遠いからずと言うところでしょうね。とにかくね、今のレンゲさんは、清水君の事を無視して、自己催眠をかけるように妻子ある男を理想化している。そうやって自分をバンクーバーへと駆り立てている。夢を見て、その夢を実現させようとしている。レンゲさんのしている事はそのような事なんですよ。

あたしは、デンマンさんが理屈をこね回して説明したほどの単純な女ではありませんわ。それでは、まるであたしが高校1年生の夢見る乙女のような言い方ですわ。

しかし、清水君とこれまでのように愛し合っていれば、バンクーバーに来るなんて言い出しませんよ。

もう、洋ちゃんの事は言わないでくださいな。

それで、直美に話したのですか?

ええ、お話しましたわ。

ダメだと言われたでしょう?

いいえ。

無視されたのですか?

いいえ。

どうなったのですか?

あたし2週間の夏休みをいただきましたわ。

。。。まさか。。。

疑うのでしたら、奥様に直接聞いてみてくださいな。

つまり、またバンクーバーへやって来ると言うのですか?

そうですわ。いけませんか?

僕にだって都合がありますよ。

このページの一番上の写真はジューンさんの写真ですわよね?

そうですよ。

ジューンさんとは海水浴に行く時間があるのに、あたしとは一緒に過ごす時間がないとおっしゃるのですか?

どうして知っているのですか?

ジューンさんから暑中お見舞いのメールをもらいましたわ。デンマンさんと海水浴に行ったという事が書いてありましたわ。

ジューンさんはバンクーバーに住んでいるんですよ。しかもパブリック・リレーションズ・スペシャリストとして僕の仕事を手伝ってもらっているんですよ。海水浴に行ったのじゃなくて、仕事の合間に海岸で休息しただけですよ。

あたしもバンクーバーに休息しに行きますわ。

ちょっと。。。ちょっと。。。レンゲさん。。。。

では、ウェブカムを切らせてもらいますわ。。。うふふふ。。。。

【あらららああああ。。。切ってしまったよォ~。んも~~。。。ここだけの話しですけれどね、直美と言うのは僕の妻なんですよ。 常識では、なかなか考えられないんですよね。 あなただってそう思うでしょう? 遊びに行く相手の男は妻も子供もあるんですよ。 その男の妻がブティックを経営している女社長なんですよ。レンゲさんは、そのブティックの15店のうちの熊谷店を任されているんですよ。つまり、僕の妻に話して2週間の休みをもらって僕のところに遊びに来ると言うのですよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っているという事が分からないと、彼女の言動が理解できないんですよ。 あなただってレンゲさんの言葉を読んで信じられないと思うでしょう?人格障害者の“衝動性”が言わせてしまうことが良くあるんですよ。でも、今回はそうとも言えないんですよね。とにかく、また頭の痛い問題が一つ増えた事になりますよ。。。いづれにしても、レンゲさんの話の続きは、ますます複雑に面白くなる事に変わりがないようですよね。僕は、ますます複雑な立場に追い込まれますよ。本当に頭痛がしてきますよ。。。んも~~。。。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』

レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

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