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大人の恋がしてみたい。 [愛と性の美学]

大人の恋がしてみたい
 

なんだかとても素敵なお部屋ですわァ。広々として。。。デンマンさんがバンクーバーに居る時にはいつもこのお部屋でくつろぎますの?

そういうことです。

あたしも、こんなお部屋で暮らしたいわあああ。。。

レンゲさんの部屋は狭いんですか?

そうですねん。東大阪の高井田ですねんけど、4畳半と6畳のアパートですねん。そこに、ごてごてと、いろんなものが置いてありますさかい。。。メチャ狭いんですねん。。。あたしのお部屋と比べると、ここは本当にパラダイスやわあああ。。。それに、すごく眺めがいいですわァ~。。。すてき~。。。あたしのお部屋からは、工場の壁しか見えへんねん。

日本は狭い国だから仕方がないでしょうねぇ~。

デンマンさん、あの海は、もしかして太平洋ですかァ~?

そうですよ。。。バラード・インレットがここから太平洋に続いているんですよ。

なんだかすっご~く広々として、あたしの気持ちまでがおおらかになってゆくようですわアアア。。。

そうですかァ~。。。それは良かった。。。。いつまでも狭いアパートに閉じこもっていては、ますます落ち込んでしまいますからね。レンゲさんの境界性人格障害がなかなか治りませんよ。

あたし、このお部屋でデンマンさんと暮らしていいんですのォ~?

せっかくバンクーバーまでやってきたのだから、自分のマンションだと思ってのんびりすごしてくださいね。

あらァ~、のんびりしちゃって、いいんですのォ~? (満面に笑みを浮かべて、潤(うる)んだ瞳でデンマンを見つめる)。。。本当にィ~?

(デンマン、鼻の下を少し伸ばして、デレ~となる。。。) エヘへへ。。。どうぞ、どうぞ、。。。

だったら、ちょっと失礼して。。。(レンゲさん、立ち上がると、まるで誰も見ていないかのようにスカートを脱いで上の写真のような姿になって完全にくつろいでしまう。。。デンマン、度肝を抜かれて口をアングリ開けたまま、ただ呆然とレンゲさんを見詰める。。。)

あらァ~、あたし、デンマンさんの前でスカートを脱いでしまうのは、まずかったのかしらあああァ~。。。。

いえ、。。。あのォ。。。そのォ。。。何と言うかあァ。。。。暑いですからね、かまいませんよ。。。(デンマン、生唾【なまつば】をゴクリと飲み込んで目を丸くしたまま、更にレンゲさんを見つめる。。。)

やっぱり、まずかったですよね。。。うふふふ。。。

いや、そんな事ナいっすよ。。。くつろいじゃってかまわないですよ。。。レンゲさんのマンションだと思って、気ままにしてもらっていいですよ。。。。今日はちょっとムシムシ暑いですよね。 (デンマン、心にもないことを言う。バンクーバーはスカートを脱いでしまうほど暑くなる事は決してない!)

大阪の夏はムシムシするので、いつも一人でくつろぐ時には、あたし、パンツとT-シャツだけなんですねん。

分かりますよ。日本の夏は蒸し暑いですからね。へへへ。。。(でも、デンマン、かなりドギマギしています。)

あたし、。。。はしたないでしょうか?

いや、そんな事はないですよ。レンゲさんがその姿のほうがくつろげるのなら、僕に異存はありませんよ。

ご迷惑だとは思いますが、よろしくお願いします。。。じゃあ、ついでだから、あたしのお部屋を見せていただこうかしらァ~?。。。デンマンさん、いいですかァ~? 

も、。。。もちろんですよ。。。僕がうっかりしていましたよね。 へへへへ。。。

じゃあ、お願いします。

(そういうわけで、デンマン、レンゲさんをベッドルームへ連れてゆく。) ここはね、娘のミドリが使っていた部屋ですよ。現在、日本に留学しているんですよ。。。。

あら、可愛いお部屋ですわァ~。。。。すてき~~。。。(そう言いながら、レンゲさんはブーツを脱いでシャツまで脱いでしまう。)

。。。(無言) 。。。 (ちょっと度が過ぎると思いながら、目をむき出して見ているが、デンマンはびっくりしたままで声も出ない。あっけにとられて見つめている。)

(その姿で、まるでプールに飛び込むようにレンゲさんはベッドにジャンプする。しばらく泳ぐようにしてスプリングの具合を調べてから、仰向けになって、デンマンを見る。)

(^Д^)ギャハハハハ。。。

 。。。(無言。。。デンマン、完全に度肝を抜かれてしまう。)。。。

あらァ。。。、あたし、ちょっと、調子に乗りすぎちゃったかしらあああ。。。。ゥフフフ。。。 

いや、。。。あのォ~。。。何と言うかァ、。。。今日は蒸し暑いから、。。。ですよねぇ、。。。ベッドの上でも、つい、泳ぎたくなってしまいますよね、へへへへ。。。(デンマン、かなり無理をして、痙攣するような笑いを浮かべる)

あたし、なんだか、デンマンさんに初めてお会いしたような気がしないんですのよ、ついつい、調子に乗ってしまって、ごめんなさい。

いや、いいんですよ。僕も、そのビキニ、。。。つうかあああ。。。もう何度も見たような気がしますよ。。。へへへ。。。

いいえ、これ、あのォ~、。。。ビキニではありませんわァ。うふふふ。。。あたしのパンツとブラですねん。

ああ、そうですかァ。。。それにしても、ぴっちりとくっついちゃってぇ~、。。。なんと言うか、見ごたえがありますよね。へへへへ。。。。

いやですわァ~、デンマンさんに、そんなに見つめられて、なんだかとっても恥ずかしいですわァ~。

夢のバンクーバー

2004-8-16 19:46
ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、denmanさんに
エスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人になれるのかもしれません。

でも、妄想にふける中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

denmanさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

denmanさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがdenmanさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはdenmanさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より

レンゲさん、なんだか懐かしいですねぇ~。

そうですわねぇ。

レンゲさんが上の投稿を書いたのは、一昨年の夏なんですよね。月日の経つのが本当に早く感じられますよねェ~~。

そうですね。デンマンさんが、確か“夢のバンクーバー”と題して上のようなお話を創作したんですよね。この上のお話とは少し違っていたようですよ。

そうなんですよ。レンゲさんが上の手記を書く2、3日前に書いたんです。探してみたのだけれど、その時書いた記事がどうしても見つかりませんでした。レンゲさんが実際にバンクーバーにやって来たのは、上の手記を書いてから1年たってからですよ。つまり、去年の夏だったんですよね。

それで、デンマンさんは、なぜ、“夢のバンクーバー”を持ち出したんですの?

もちろん、レンゲさんの質問に答えるためですよ。

不倫の悦びと苦悩

2004-07-21 10:11:08

不倫と呼ばれる恋愛について、
どんなイメージを抱かれますか?

わたしは女性として、
相手の男性にパートナーがいるのに、
自分が彼の一番になれないのに、
それに甘んじている女性の事を

“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)がないのにばかげてる”

などと、どちらかというと軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、
それは訪れてしまったのです。



By renge

『不倫の悦びと苦悩』より

先が無いのに、なぜレンゲさんが不倫することになったのか?

デンマンさんは、あたしが寂しさ埋めるためだと、おっしゃいましたよね。

そうです。僕はあなたが甘えることの出来る人を求めていたんだと思いますよ。だから、女性の扱いに慣れている妻帯者を選んだ。

それでデンマンさんは、あたしがデンマンさんに近づいたのも不倫するつもりがあったからだとおっしゃりたいのでしょう?

レンゲさんには、白か黒かと言う質問かもしれないけれど、そんな簡単な事ではないですよ。僕の答えはその中間ですよ。なぜなら、レンゲさんがバンクーバーにやって来た当時、あなたは椎名さんと関係を持っていた。

ど、。。。どうして、。。。どうしてご存知なんですの?

レンゲさんが僕に言いましたよ。

いいえ、あたしはそのようなことを言った覚えはありませんわ。

レンゲさん、あなたはね、時たま重大な話をした事を忘れてしまうことがあるんですよ。

<< 境界性人格障害の判断基準 >>

■ 対人関係が不安定だ。
  理想化とこき下ろしの両極端を揺れ動く。

■ 衝動性が強い。
  浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
  見境なしのセックスなどに陥る。
  衝動的に不倫に走ったりする。

■ 感情が不安定だ。
  強い不快、イライラ、不安などに悩まされる。

■ 自分ではコントロールできない
  不適切なほどの強い怒りが起こる。

■ 自殺の振る舞いや自傷行為などを繰り返す。

■ 自分自身に対するイメージが不安定。
  自己同一性の顕著な混乱が見られる。

■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。

■ 見捨てられる不安とそれを
  避けようとする行為を繰り返す。

■ 妄想観念や解離性障害
  (記憶喪失や現実感の喪失など)がある。

上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。

この表の最後の項目ですよ。

また、この表を持ち出すのですね。。。。分かりましたわ。

僕はレンゲさんがクスリを呑みすぎて忘れてしまうんだと思っているんですよ。

それで、あたしと椎名さんがどうしたとおっしゃるのですか?

あなたは、彼とは何度となく離れてはまた関係を結んでいる。殺されかけたというのに、あなたにはきっぱりと別れることが出来ない。あなたのドクターも彼とだけは別れなさいと言っているのに。。。

どうしましょう。

投稿日時: 2004-9-15 12:51

わたしね、先週くらいから何ものどを通らなくて、
水分だけで生きてます。
わたしの心をひどくかき乱すことがありました。
(現実世界でね)
わたしは、全く理解不能な失恋を
してしまったみたいです。

気をまぎらわすために、[いろいろ]しましたが、
全然薬にもなりません。
悲しいし寂しいしものすごい喪失感です。
何も考えたくないから、薬をのんで一日の大半は
眠っています。

おたがい[同病相哀れむ仲]なので、
おたがいのことが、
さっぱりわからないんでしょうね。
楽しいことばかり思い出す自分がつらいです。

by レンゲ

『サンフランシスコから愛を込めて』より

この“さっぱり分からない”というのは、なぜかと言えば、レンゲさんが対話を持たないからなんですよ。今、僕とレンゲさんがしているようにね。僕とレンゲさんの間も、これまでに何度もこの対話が途切れた事がありましたよ。でも、僕が常に諦めない事と、レンゲさんも寂しくなると、僕と話がしたくなるので対話の糸が完全に途切れてはいないんですよね。

仲直りしたい。でも、。。。
不良娘は、それがなかなかできないんです。


2004 09/08 13:03 編集 返信

ほんとうにありがとうございます。
わたしが、グレていた間も
ビーバーランド XOOPSに行きたかったんです。
でも、わかっていただけたらうれしいのですが、
不良娘は、それができないんです。

できないから、どんどん距離が大きくなる。
わたしの家庭はそんな所でした。
「話し合い」なんて、タブーでしたから。

トラブルが起きるたびに、
家族の溝は深まっていきました。

わたしは、その家庭崩壊を、追体験したような
そんな気持ちがします。

でも、denmanさんは、
玄関の鍵をあけてくださるんですね。
感謝します。

できそこないの身に、痛いほどしみてきます。
ありがとうございます。

by レンゲ

『次元の違いとは端的に言うと』より

つまり、去年の8月レンゲさんと椎名さんの関係はまた座礁してしまった。“腐れ縁”と言う言葉がありますけれどね、レンゲさんと椎名さんの関係はまさにこれですよ。第3者の目から見れば、絶対にうまく行かない関係ですよ。うまく行った所で、レンゲさんにとって何のプラスにもならないような関係ですよ。あなたのドクターも、だから、別れなさいと助言しているんですよ。しかし、レンゲさんはなぜ別れないのか?理由は一つですよ。腐れ縁なんですよ。彼の寂しさとレンゲさんの寂しさがお互いを求め合うときに二人は一緒になるんですよ。レンゲさんが書いているように、おたがい[同病相哀れむ仲]なんですよね。

それで。。。?

僕と仲直りが出来て、対話が再開された。椎名さんとの関係は、清算する頃じゃないだろうか?レンゲさんはそう思った。しかも、レンゲさんは、彼とも会っていないから徐々に人恋しさが募ってきた。

誰かわたしを救ってください。

2004 12/08 16:31

わたしは精神病です。

まわりには誰もいません。

毎日ひとりぼっちです。

死.ねません。

そんな気力もありません。

by レンゲ

『夢のバンクーバーでギャハハなレンゲさん』より

そして、レンゲさんは掲示板に、このような救いを求める投稿を衝動的に書いた。一昨年の12月に上のような投稿を書きましたが、まさにこれと同じものをまた書いたんですよ。

デンマンさんには、すべてが分かっていたのですか?

去年の8月の時点では、もちろんすべてが分かっていたわけではありませんよ。でも、おおよその見当はついていました。

あたしは確かに椎名さんとの関係を何とかしようと考えていました。

そういうわけで、レンゲさんは不倫しようとしてバンクーバーに来たわけではないんですよね。それは僕にも分かりますよ。しかし本来なら、レンゲさんは地元であなたにふさわしい人を探すべきなんですよ。妻帯者の僕のところにやって来ても、レンゲさんがこれまでのようなパターンを繰り返す限り、不倫と言うことにならざるを得ませんよ。そうでしょう? でも、海外へ出てゆく、バンクーバーへ行く、。。。“夢のバンクーバー”へ行く、。。。もう、レンゲさんの頭の中では、それより他に救いの道は見えなくなってしまった。それでもう、半ば衝動的にバンクーバーにやって来たんですよ。。。でしょう?

あたしはでも。。。

不倫しようと言う気持ちはなかった。それは僕にも分かりますよ。でもね、8歳の女の子になりきって僕に甘えても、一時的に寂しさを紛らわせる事はできますよ。しかし、レンゲさんの問題の解決にはなりませんよね。

デンマンさん、でも、今のあたしは、あの時と同じぐらい苦しいんです。正直言って、死にたいほどなんです。あたし、またバンクーバーに行ってはいけませんか?

レンゲさん、気持ちを落ち着けてくださいよ。あなたの苦しみは、半分以上誤解に基づいていたんですよ。野々宮さんとの関係は、もう元へは戻らないかもしれません。でもね、野々宮さんはあなたを捨てたわけではないんですよ。彼が、あなたを捨てて直美と関係を結んだというのは、あなたの妄想なんですよ。

でも、あたし、このままで居たら、気が狂ってしまいそうです。あたしはどうしたらよいのですか?

レンゲさん、バンクーバーに来たところで気晴らしにはなっても、今、言ったように問題の解決にはならないですよ。

あたしは、どうすれば。。。

だから、今の仕事を続けながら、いい人を探す事でしょうね。

あたしには今の仕事は荷が重いんです。

せっかく、順調にやってきたのではないですか?15人の店長の中であなたはトップになったんですよ!直美はあなたを後継者にしたいとまで言っているんですよ!あなたがその気なら、バラ色の人生が開けるかもしれないんですよ!野々宮さんのことは気の迷いだと思って、忘れる事ですよ。

でも、。。。

しばらく、寂しさを紛らわせるためにも、仕事に身を入れて頑張ったらどうですか?

あたしは仕事だけに生きがいを見出すことなんて出来ません。

しかし、夢のバンクーバーにやって来て、8歳の女の子に戻ってですよォ~、パンティーとブラになって、ベッドに飛び込んで泳いだって、気晴らしにはなっても、レンゲさんの問題の解決にはならないんですよ。

デンマンさん、パンツとブラの事は持ち出さないでくださいな。ふざけないでください。。。

マジですよ。ふざけていませんよ。

デンマンさんは、あたしの事を、。。。あたしの事を。。。愛しているとおっしゃいました。

もちろんですよ。僕は今でもあなたのことを愛していますよ。

だから。。。

でも、それは不倫の愛ではないんですよ。“心の恋人”としてレンゲさんを愛しているんですよ。
 
でも、あたしたちは2ヶ月近くもバンクーバーで一緒に暮らしました。

それは、同棲したわけじゃないんですよ。大阪からやって来た“心の恋人”を僕はお客さんとしてもてなしたんですよ。。。とにかく、またこの記事が長くなってきましたよね。。。。

デンマンさん、そうやってヒヨルのですかあああ?。。。逃げるのですかあああ?

ヒヨッているわけではありませんよォ~。逃げるわけでもありませんよ。んも~~。。。マジでこの記事が長くなりすぎているんです。だから、レンゲさんも、明後日まで待っていてくださいね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、レンゲさんと話していると、ついつい長くなるんですよ。。。。でもね、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 
レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『レンゲの悩みの数々。。。本当にわたしは悩みの宝庫です。。。』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさんのスナップ写真集』

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


大人の恋がしたい。 [愛と性の美学]

大人の恋がしたい
 

デンマンさんは、あたしが大人の恋をしていないとおっしゃるのですか?

レンゲさんは大人の恋が分かっていますよ。でも、大人の恋をしていません。

どうして、そのようなことをおっしゃるのですか?

あなたが作った詩をもう一度じっくりと読んでみてくださいよ。



あなたと

  交わした愛


2005/08/19

あなたの全てがいとおしい

そのまぶたをくちびるで愛撫する

くちびるから全身にしびれるような

熱い波がひろがっていく

あなたをつつむやすらぎの光

おだやかな時がいつまでも流れていく

あなたに出会い

そして愛し合う

こんなに強く抱きしめた腕

ふたりは確かに結ばれて

身も心もとけあう

あなた ・ ・ ・

いとしいひと ・ ・ ・

あの出会いからわかっていた

夕べのしじまの中で

あなたと交わした愛が

とこしえに続くことを

愛している

今朝はすべてが澄み切って

誰にもじゃまはできない




(『あなたと交わした愛』より)




レンゲさんが作ったこの詩は、すばらしいものだと僕は思いますよ。

そのことは17日の記事でデンマンさんが書いていましたわ。

だったら、レンゲさんは大人の恋ができるということが充分に分かっているでしょう? レンゲさんが書いた上の詩からは、極めて能動的な、積極的な愛が感じ取れますよ。

つまり、母親が愛する我が子を抱きしめて頬擦りするような、。。。。今のレンゲさんは、この絵のジューンさんのように我が子を抱いていても決して不思議ではないんですよ。むしろその方がレンゲさんにふさわしいと言えますよ。

デンマンさんは、あたしに早く結婚して家庭を持てとおっしゃるのですね?

結婚したくないのなら無理に結婚する必要はないですよ。でもね、自分が崩壊した家庭に育ったということで、家庭を持つことに絶望する必要はないんですよ。かつてレンゲさんが投稿のやり取りをしていたサクラさんは、あなたと同じように家庭的には恵まれていなかった。お母さんともうまくいっていなかった。だから、レンゲさんとちょうど同じような状況だったんですよね。レンゲさんは今でもお母さんとは6年近く会ってもいないし電話で話してもいない。でしょう?

そうです。

サクラさんもお母さんから愛されてはいなかった。そう思っていましたよ。しかし、レンゲさんと決定的に違うのは、サクラさんは不幸な家庭に生まれ育っても、家庭を持つことに絶望してはいなかった。つまり、家庭を立ち上げる事に、むしろ意欲を持っていた。自分が生まれ育ったような家庭にはしたくないという気持ちがあった。それで結婚して、現在では一児の母親ですよ。

あたしもサクラさんのように家庭を持て、とデンマンさんはおっしゃりたいのでしょう?

サクラさんは意地ではないと思うのだけど、自分ならこういう家庭を作って見せるというような気持ちがあった、というようなことを書いていましたよ。僕は彼女の手記を読んで、理想的な家庭を作ってお母さんを見返してやりたい、というような、そんな印象を持ちましたよ。

あたしも同じようにしたらとおっしゃるのですか?

別にお母さんを見返さなくともいいけれど、家庭を持つことを考えてみたらどうですか?

つまり結婚しなさいという事でしょう?

僕はレンゲさんに結婚を薦めているわけではないんですよ。ただ、はっきり言える事は、レンゲさんが家庭を持ちたいと考える事が、メンタルブロックを壊す事になると僕には思えるんですよ。

どうしてですか?

家庭を持つということは、上のジューンさんの絵のように、子供を持つということですよ。上の絵のようにレンゲさんも子供を抱っこする。レンゲさんが書いた詩というのは、まさにその状況を詠(よ)んでいるようにも感じ取れるんですよ。

どういうことですの?

つまり、上の詩は成熟した女が愛する男を抱きしめて、まぶたを唇で愛撫する。。。。そういう状況を詩に詠(うた)ったものですよね。レンゲさんは、そのつもりで詩にしていますよ。でもね、読み方によったら、この上のジューンさんのように愛する人の子供を抱き寄せて、我が子のまぶたを唇で愛撫する。しっかりと抱きしめて、愛の結晶である我が子を慈(いつく)しむ。。。。この子を共に成(な)した愛する男を偲んでいる。。。この詩を詠う成熟した女は愛する我が子と愛する男を抱きしめているわけですよ。。。詩の中でね、。。。つまり、成熟した女の愛の詩なんですよね。レンゲさんの中には僕に甘えた8歳の女の子も居るけれど、上の詩を詠んだそういう熟女も居るんですよ。つまり、大人の恋ができるもう一人のレンゲさんも居るんです。

2004-8-16 19:46

ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、denmanさんに
エスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人になれるのかもしれません。

でも、妄想にふける中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

denmanさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

denmanさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがdenmanさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはdenmanさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より

僕に言われると、こうしてレンゲさんだって思い当たる事があるんですよ。精神年齢は32歳の熟女がレンゲさんの中で息づいているんですよ。その女が上の詩を書いたんですよ。でも、寂しくなると、この熟女は引っ込んでしまって、“不安にさまよう4歳の”レンゲさんがしゃしゃり出てくるんですよ。去年の夏、僕の部屋にやって来たのはそういう女の子でしたよ。4歳まで幼くはなっていなかったけれど、7つか8つの女の子になりきって僕に甘えましたよ。

そんなに甘えましたか?

覚えてないんですか?幼児言葉になってあなたはメチャ甘えましたよ。そういうレンゲさんを眺めて、僕のほうが恥ずかしくなるくらいでしたよ。女性は、結構幼い時の気持ちになって甘える人が居るから、とりわけ驚きはしないけれど、レンゲさんは度が過ぎるんですよ。

そんなに甘えていましたか?

レンゲさんが書いた上の詩とは全く違っていましたよ。甘えるだけでしたよ。愛したいと言うよりも、愛されたい、可愛がられていたいと言う一心で僕にすがり付いていましたからね。上の詩の中の女とは全く違っていましたよ。詩を書いたのはレンゲさんの中の熟女ですよ。でも、あの夜、僕の部屋にやって来たのは間違いなく8歳の女の子でしたよ。

デンマンさんは、あたしが“幼児的なふれあい”を求めているとおっしゃりたいのでしょう?

レンゲさんも分かっているんですね。
  

わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。

 。。。

わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。

こういうことなんですよね。あれだけ熟女になれるレンゲさんが、愛を与えてもらえなかった幼児の頃に、どうしてもこだわってしまう。要するに、“幼児的なふれあい”への憧れに引きずり込まれてしまう。

これが、あたしのメンタルブロックだとおっしゃりたいのでしょう?

その通りですよ。そういう時のレンゲさんは実に可愛いですよ。。。。だから去年の夏、レンゲさんが僕に甘えたとき、僕は8歳の頃の娘を可愛がるようにあなたを可愛がっていた。。。そんな気持ちでしたよ。。。あなたは、なかなか僕を離さない。20分か、30分か、。。どのくらいあなたをハグしていたか、はっきりとは分からないけれど、気づいたら、あなたはトランス状態なんですよ。よく、あの時の女性が頭の中が真っ白になると言うけれど、レンゲさんも、そんな感じだったんでしょうね。僕は洋子さんの手記を思い出しましたよ。

韓流ブームにすっかりはまってしまった27歳のOLです。
夏休みをとって韓国旅行に出かけ冬ソナのロケ地巡りをしてきました。
すっかり韓国の風景や素朴な人たちに魅了された私は帰国後ハングル語の語学スクールに入校したのです。
生徒は7割が女性です。そのうちの80%は専業主婦です。ほとんどの人が私と同様で、韓流ブームにどっぷりとハマッている人たちです。

私と親しくなった42歳の奥さんは下敷きや筆箱までヨン様のイラストがあるものを使っています。もちろんその奥さんばかりではありません。
私と机を並べる女性たちの多くがヨン様グッズを大切そうに肌身離さず持っているのです。
そのような光景に当てられて私までがミーハーに思えて恥ずかしくなったほどです。
それでも少しずつ会話ができるようになると勉強が楽しくなって、だんだんやりがいを感じるようになりました。

そんな時、同じ受講生の山田さんと知り合いになりました。
韓国を主な取引先にしている貿易会社の36歳の営業マンです。
仕事でハングル語が必要なため講義に対する取り組み方も韓流ブームにハマッている女性たちとは全く違います。
しきりにメモを取ったり、熱心に質問したり、その一生懸命な様子にすっかり感心してしまいました。
上達も早くて、知らず知らずにそんな山田さんに惹かれ、私は彼をかなり意識するようになりました。

会話のきっかけを作ったのは私の方からでした。使いやすい参考書を教えて欲しいと話しかけたのです。
それをきっかけにして、それ以降も分からない事があると私は山田さんに尋ねるようになりました。 彼はとても親切丁寧に教えてくれました。
講義は週に3回です。何度も顔を合わせるうちに、自然と会話の数も増えてゆき講義が終えてから、たまには喫茶店でコーヒーを飲んだり、パブでお酒を飲んだりするようになりました。
山田さんはお酒を飲んでもすごく紳士的で決してエロいお話をしませんでした。
食事中でも韓国語の勉強や韓国のお話ばかりするので、極めてまじめな人だという印象を持ちました。
私には彼を惹きつけるだけのお色気が無いのだろうか?とがっかりしたものです。
でも、その時はやってきたのでした。

山田さんには奥さんも子供もいたのですが、親しく言葉を交わすようになってから6ヶ月程経った頃、私は思い切って別れたボーイフレンドの事を切り出したのです。
それがきっかけで、山田さんと男女関係のことを話し合うようになり、それまでに他の人には相談できなかったセックスの悩みなども彼に打ち明けるようになったのです。
そのようなわけで私たちは急速に近づいていったのです。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。
久しぶりのエッチだったので、溢れ出る愛液がシーツに滴るほど感じてしまい、とても恥ずかしい思いをしました。
男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、身も心も溶けてしまうようでした。
強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。

山田さんと結婚することはかなわないけれど、彼の存在は今の私の生活に癒しを与えてくれる大切な人になりました。
別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、山田さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。
でも、いつまでこの秘められた関係を続ける事ができるのか、時々不安になります。

『初めてカキコします。これからもよろしくお願いします』より

どうですか、レンゲさん?

どうですかって、どういうことですか?

“強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。” こういう表現が男にはものすごく刺激的ですよ。レンゲさんのあの夜の姿態が、もろに思い出されてきて、なんだか今夜は一人寝が寂しく感じられますよ。

デンマンさんも、そのように感じることってあるのですか?

それはそうですよ。僕はまだ悟りを開くほど禅を修業したわけではありませんからね。煩悩に悩む身ですよ。へへへ。。。。

それで、なぜこの手記を持ち出したのですか?

この手記を書いた水木洋子さんとレンゲさんが似ていると思ってね。

デンマンさん、そのように疑るような目つきであたしを見ないでくださいな。。。あたしがハンドル名を変えて掲示板に上の手記を書いたと疑っているのですか?

いや、そういうわけではありませんよ。ただね、この洋子さんも甘えることが出来る人を求めていたように思えるのですよ。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。

“思い余って私は泣きだしてしまいました。。。山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。” 直美のメールによると、レンゲさんも野々宮さんに別れたボーイフレンドのことを話したようですね。

あの人は、そんな事まで奥様に話したのですかあああ?

そういうことですよね。でなければ、直美には書けませんから。。。

それで、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?

洋子さんの手記に書いてあるような状況の時に、別れたボーイフレンドの話をするということは、“私はボーイフレンドと別れて、今は一人で寂しいんです”と言っていることですよね。そう思いませんか?

そうでしょうか?

もしね、洋子さんがですよ。この山田さんがイヤだとしますね。アパートまでは送ってもらいたい。でも、アパートの部屋までは来て欲しくない。もし、そう思っていたなら、仮に彼女がボーイフレンドと別れて一人だとしても、そのような状況なら、“今夜は私の彼がアパートで待っているはずですわ。”とか何とか言って、山田さんを追い返そうとしますよ。

つまり、デンマンさんも、そのように追い返された経験があるのですわねぇ。

へへへへ。。。レンゲさんも、人が悪いなあああ。。。そうやって、僕に仕返しを。。。。

いいえ、あたし、そのようなタチの悪い事は、よう言いしませんわァ。

そうですかァ?。。。でも、うれしそうな顔をして言いましたよ。

デンマンさん、回りくどい事を言わないで、ズバリとあたしに言ったらどうなんですの?

つまり、別れたボーイフレンドの話を男にするということは、意識してはいないかもしれないけれど、心のどこかに、“今、私は一人ぼっちで寂しいんです。。。できれば、この寂しさを慰めて欲しいんです。。。” と言う気持ちが込められているということですよ。

要するに、あたしが野々宮さんに別れたボーイフレンドのことを話した時、あたしもそのような気持ちだったとおっしゃりたいのですね?

レンゲさんは、頭がいいですね。すぐに分かりますねぇ~。

デンマンさん、妙な感心の仕方をしないでくださいな。つまり、あたしが野々宮さんを誘ったと言いたいんですのね?

いや、“誘った”と言えば、レンゲさんの気分が悪くなりますからね、僕もそこまでハッキリと言うつもりはありませんよ。。。。ただ、そのような雰囲気になるだろうと僕は言いたいんですよ。

同じことですわ。たいした違いがありませんわ。。。んっも~~

レンゲさん、。。。ちょっと落ち着いてくださいよ。。。僕が何が言いたいか、と言うとねぇ、。。。不倫する独身の女性の心理として、甘えることの出来る人を選ぶのではないか?。。。そう思ったわけですよ。

つまり、あたしが寂しさを満たすために不倫すると言うのですか?

ハッキリ言うと、そういうことです。上の手記を書いた洋子さんもそうだと思うんですよ。

男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、身も心も溶けてしまうようでした。

つまり、山田さんが女性の扱いに慣れている、ということは洋子さんには充分に分かっていたんですよ。洋子さんの寂しさを充分に満たしてくれる。僕は、洋子さんもレンゲさんと同じように“幼児的なふれあい”への憧れを持っている人のように思えるんですよ。

デンマンさん、。。。あたしハッキリと言いますけれど、この上の手記はあたしが書いたものではありません。第一、あたしはまだ韓国に行ったことがありません。

でも、レンゲさんのプロフィールには次のように書いてありましたよ。

【カラオケでよく歌う曲】 釜山港へ帰れ(ハングル版)

ハングルで歌うからというので、あたしを洋子さんだと思ったわけなのですか?

それだけじゃないですよ。寂しがり屋のところだとか、率直に書く手記の書き方だとか、。。。上の手記を総合的に判断して、なんとなくレンゲさんが書いたものに思えたんですよ。

デンマンさん、あたしが書いたものならば、あたしが書いたとハッキリ言いますよ。上の手記はあたしが書いたものではないんですってばアアア。

分かりましたよ。。。レンゲさん、。。。ちょっと、気を静めてくださいよ。。。レンゲさんがそれ程否定するのなら、まず間違いないでしょう。僕は、あなたの言う事を信じますよ。

信じているようには見えませんわあああ~。

レンゲさん、僕があなたを信じると言っているのだから、レンゲさんも僕の言う事を信じてくださいよ。

それで、デンマンさんは、何がおっしゃりたいのですか?

洋子さんも、レンゲさんと同様で、大人の恋をしていませんよ。

どうしてそのように言い切れるのですか?

レンゲさんの手記にもありました。

2004-07-21 10:11:08

不倫と呼ばれる恋愛について、
どんなイメージを抱かれますか?

わたしは女性として、
相手の男性にパートナーがいるのに、
自分が彼の一番になれないのに、
それに甘んじている女性の事を

“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)がないのにばかげてる”

などと、どちらかというと軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、
それは訪れてしまったのです。



By renge

『不倫の悦びと苦悩』より

先が無いのになぜ不倫するのか?それはやっぱり寂しさ埋めるためだと思いますよ。甘えることの出来る人を求めている。だから、女性の扱いに慣れている妻帯者を選ぶわけですよ。

デンマンさんは、あたしがデンマンさんに近づいたのも不倫するつもりがあったからだとおっしゃりたいのですか?

なんだか、そのものズバリに切り返してきましたね。

デンマンさん、マジに答えてくださいな。

分かりましたよ。でも、モノには順序と言うものがありますからね。

順序は関係ありませんわァ~。Yes か No で答えが出る質問をしたのですから。。。。

レンゲさんには、白か黒かと言う質問かもしれませんが、僕にはその中間色の答えになるんですよ。とにかくね、また長くなりすぎたので、今日はこのくらいにしますよ。読んでいるあなただって、少し息抜きがしたいでしょう?だから、この続きは明後日に書きますよね。

デンマンさん、そうやってヒヨルのですかあああ?

ヒヨッているわけではありませんよォ~。んも~~。。。マジでこの記事が長くなりすぎているんです。だから、レンゲさんもそれまで待っていてくださいね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、レンゲさんと話していると、ついつい長くなるんですよ。。。。でもね、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 
レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『レンゲの悩みの数々。。。本当にわたしは悩みの宝庫です。。。』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさんのスナップ写真集』

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


どうしたら大人の恋になるのですか? [愛と性の美学]

どうしたら大人の恋になるのですか?
 

デンマンさんは、あたしが大人の恋をしていないとおっしゃるのですか?

レンゲさんは大人の恋が分かっていますよ。でも、大人の恋をしていません。

どうして、そのようなことをおっしゃるのですか?

あなたが作った詩をもう一度じっくりと読んでみてくださいよ。



あなたと

交わした愛


2005/08/19

あなたの全てがいとおしい

そのまぶたをくちびるで愛撫する

くちびるから全身にしびれるような

熱い波がひろがっていく

あなたをつつむやすらぎの光

おだやかな時がいつまでも流れていく

あなたに出会い

そして愛し合う

こんなに強く抱きしめた腕

ふたりは確かに結ばれて

身も心もとけあう

あなた ・ ・ ・

いとしいひと ・ ・ ・

あの出会いからわかっていた

夕べのしじまの中で

あなたと交わした愛が

とこしえに続くことを

愛している

今朝はすべてが澄み切って

誰にもじゃまはできない

(『あなたと交わした愛』より)




レンゲさんが作ったこの詩は、すばらしいものだと僕は思いますよ。。。。って言うかあああ。。。。実は、僕は詩が良く分かりません。でもね、この詩を読むと、はっきりとレンゲさんが大人の恋が出来る人だということが分かるんですよ。

どういうことですか?

つまり、愛する人の思いが伝わってくるんですよ。

あなたの全てがいとおしい

そのまぶたをくちびるで愛撫する

つまり、相手を自分の愛で包み込もうとするような愛ですよ。母親が我が子を抱きしめるような。。。そういう愛ですよ。

こんなに強く抱きしめた腕

やはり能動的な愛が感じ取れますよ。決して受身ではない。少なくとも、この上の詩からは、極めて能動的な、積極的な愛が感じ取れますよ。つまり、母親が愛する我が子を抱きしめて頬擦りするような、。。。。

上の詩は成熟した女が愛する男を抱きしめて、まぶたを唇で愛撫する。。。。そういう状況を詩に詠(うた)ったものですよね。レンゲさんは、そのつもりで詩にしていますよ。でもね、読み方によったら、この上のジューンさんのように愛する人の子供を抱き寄せて、我が子のまぶたを唇で愛撫する。しっかりと抱きしめて、愛の結晶である我が子を慈(いつく)しむ。。。。この子を共に成(な)した愛する男を偲んでいる。。。この詩を詠う成熟した女は愛する我が子と愛する男を抱きしめているわけですよ。。。詩の中でね、。。。つまり、成熟した女の愛の詩なんですよね。

 。。。(レンゲさん、しばらく無言) 。。。

どうしましたあァ~? 。。。口を開けたまま僕を見つめたりしてぇ~。。。。

デ、。。。デン、。。。デンマンさんわああ。。。、詩が分からないとおっしゃったですけれど、。。。なんだか詩人のようなことを言ってますやんかあああァ。。。。

へへへ。。。実は、僕は小学校6年生の時に詩を書いてね、それが県展で入選した事があるんですよ。

マジですかああああ?

マジですよ。末は北原白秋か。。。と言われたほどですよ。へへへ。。。。

そのデンマンさんが、どうして詩が分からない、なんておっしゃったのですか?

僕はねぇ、小学校6年生の頭でも、詩を作っていたのでは将来、飯が喰えないと思いましたからね。だから、その時以来2度と詩を書きませんでした。

小学生の身で、そんな将来の事まで考えていたのですか?それで、詩ではなくコンピューターの道に進もうと思ったわけですのォ~?

そうですよ。僕は結構早熟でしたからね。でも、性的にはレンゲさんほど早熟ではありませんでしたよ。

あたしは、性的に早熟だったとおっしゃるのですかァ~?

そうですよ。16歳で初体験を持ったと言うのは僕の知り合いの女性の中では早い方ですよ。

どうして、またあたしの初体験の事など持ち出すのですかァ~?

僕が不思議に思うのは、性的に早熟だったレンゲさんが、どうして、この年になってまで大人の恋が出来ないのかあ~?。。。ということですよ。

あたしは、大人の恋をしているつもりですけれど。。。。

僕は、あなたが過去にボーイフレンドとどのように愛し合ったか?。。。という事をすべて知っているわけではありません。でもね、レンゲさんが上の詩を書いたのは僕がハグした翌日でしたよね。

そうです。

僕はレンゲさんの書いた詩を読んで、詩の中のレンゲさんの相手が僕でないことがすぐに分かりましたよ。

どうしてですか?

レンゲさんはね、まるで8歳の女の子になったように僕に甘えていただけでしたからね。甘えるだけでしたよ。愛したいと言うよりも、愛されたい、可愛がられていたいと言う一心で僕にすがり付いていましたからね。上の詩の中の女とは全く違っていましたよ。詩を書いたのはレンゲさんの中の成熟した女なんですよ。

あたしは、デンマンさんにそれ程甘えていましたか?

レンゲさん自身が認めていることじゃないですか。“幼児的なふれあい”への憧れは、あなたの心の奥深いところで根付いているんですよ。レンゲさんは書いていましたよ。

そうですよね・・・

2004 09/23 21:05 編集 返信

> rengeさんも、
> 心をたくさん遊ばせてあげてね。

これなんですよ。

わたしなんて大人の皮をかぶった4歳児なもんで、

周囲から大人であることを強要されているようで、

つねに息苦しさを感じています。

子供と本気で遊ぶのっていいですよね!

わたしも大好きです!

遊んであげているんじゃなくて、

いっしょに遊んでいる、

自分が原点に戻れて、ほっとします。

わたしも、何か“心を遊ばせてやれる”ことを探します。

by レンゲ

『次元の違いとは端的に言うと』より

僕がハグした時のレンゲさんは、確かに大人の皮をかぶった7歳か8歳の女の子でしたよ。“自分が原点に戻れ”る、と書いていたレンゲさんの言葉が良く理解できましたよ。

でも、デンマンさんはあたしに成熟した女を見ていたこともありました。

そうですよ。レンゲさんが思索にふける時には次のような文章を書くんですよ。

そこまで人を駆り立てる物って何なんだろう。

2005 01/08 01:28 編集

わたしは「家畜人ヤプー」の沼 正三氏を思い出す。
彼の思い描いた壮大なユートピア。
イマジネーションとリビドーが
彼を書かずにはおかせなかったのだろう。
彼は夜な夜なそのイメージの世界へと旅立ち、
恍惚の笑みを浮かべ、
自分が創り出した女神たちに奉仕し、
虐げられていたのだろう。

表の顔とのギャップが大きいほど、
秘められた場所での彼の悦びも、
強く、刺激的になり、
仮想ユートピアも、あざやかに、
現実のものとなっただろう。

それは、彼の知性が高かったために、
そのような壮大な世界を
得ることができたのであって、
凡人ならば、
実際に血の通った“女神”を必要とするのだ。

ユートピアといえば、トマス・モアを思い出すが、
彼は自分のおかれている現実にたいして多くの不満を持ち、
そのうち想像と妄想を結実させ、あの作品を書いた。

人の欲望、不平、不満は、時に妄言などを生み出し、
何らかの「アンチ」な行動に向かわせる。
それが社会を動かす力となるか、
ただの変人呼ばわりで終わるかは、
本人の死後、評価が決まるかもしれない。

by レンゲ

『デンマンのレンゲさんへの心からの忠告』より

レンゲさん、思索している時のあなたにはね、これだけの知性があるんですよ。平均的な女性には「家畜人ヤプー」の世界は理解できないと思う。でも、あなたはしっかりと理解していますよ。こういう時のあなたには知性にあふれた熟女が息づいているんですよ。

2004-8-16 19:46

ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、denmanさんに
エスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人になれるのかもしれません。

でも、妄想にふける中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

denmanさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

denmanさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがdenmanさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはdenmanさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by RENGE

『次元の違いとは端的に言うと』より

でもね、結局レンゲさんは書いているんですよ。“不安にさまよう4歳のわたしもいます”とね。。。。つまり、レンゲさんの原点と言うのは。。。

わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。

 。。。

わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。

こういうことなんですよね。あれだけ熟女になれるレンゲさんが、愛を与えてもらえなかった幼児の頃に、どうしてもこだわってしまう。要するに、“幼児的なふれあい”への憧れに引きずり込まれてしまう。

あの夏の夜、あたしはデンマンさんにそれ程甘えていたのですか?

あなたは7歳か8歳の女の子になりきっていましたからね。僕は妙な気分でしたよ。でも、そういうレンゲさんのことが実に可愛いと思いましたよ。。。だから僕は8歳の時の娘を可愛がるようにあなたを可愛がっていた。。。そんな気持ちでしたよ。。。あなたは、なかなか僕を離さない。20分か、30分か、。。どのくらいあなたをハグしていたか、はっきりとは分からないけれど、気づいたら、あなたはトランス状態なんですよ。よく、あの時の女性が頭の中が真っ白になると言うけれど、レンゲさんも、そんな感じだったんですかァ~?

そうですわねぇ~。。。でも、どう表現してよいのかあたしにも良く分かりません。

レンゲさんの気持は8歳の女の子になりきっていたんですよ。だから、8歳の女の子のように甘えていましたよ。でもね、あなたの体は成熟している女性として敏感に応じていたんですよ。実際、レンゲさんはイってしまったんですからね。。。でしょう?

デンマンさん、もう、言わんといて~なァ。あたし、とっても恥ずかしいねん。

何も恥ずかしがることはないじゃないですか。イクことができない、イッたことがないと言う不幸な女性がけっこうたくさん居るんですよ。。。そういう女性から比べればレンゲさんは幸せじゃないですか。レンゲさんは恵まれた体を持っているんですよ。幸せで満ち足りた結婚生活が保障されているようなものですよ。あとは、大人の恋をして身も心も一つになれる人を探すだけじゃないですか。違いますかァ~?

だから、デンマンさんのおっしゃる大人の恋というのはどういうことですか?

あなたは、いつも8歳の女の子になったように甘えるのですか?

デンマンさんは8歳の女の子と言いますけれど、あたしは別に8歳の女の子になっていたつもりではありません。

しかし、あなたは自分で4歳と言っているんですよ。僕が引用した文章の中であなたは自分で“大人の皮をかぶった4歳児”と言っていますよ。しかも、そのことがレンゲさんにとって自分の原点であると、はっきりと言っている。

子供と本気で遊ぶのっていいですよね!
わたしも大好きです!

遊んであげているんじゃなくて、
いっしょに遊んでいる、
自分が原点に戻れて、ほっとします。

レンゲさんの“愛”を求める気持にも“幼児的なふれあい”を強く求める気持ちがある。あの夏の夜、レンゲさんが僕の部屋にやって来て8歳の女の子になって甘えたのは、何もあの夜だけではなかったんですよ。

いいえ、あの夜だけでした。

違いますよ。僕がお休みのキスをする時は、レンゲさんは決まって幼児言葉になって僕に甘えましたよ。

そ、。。。そんな、。。。そんな、。。。こと、ありしませんでしたわ。。。。

しかし、心当たりがあるでしょう?あなたは意識的には8歳の女の子を演じていなかったかもしれない。でも、第三者が見たら間違いなく、あなたの “甘え” の中に “幼児的なふれあい” を求めているのが見えたはずですよ。

そんなことありしませんわァ~。

レンゲさんはね、幼児言葉になって僕をなかなか離さない。僕はあなたのことを理解しているから誤解する事はないですよ。でもね、何も知らない愚かで鼻の下の長~♪~い男は、レンゲさんが誘っているのだと思って、そのままあなたの部屋に入って関係を結んでしまいますよ。野々宮さんだって、まさにそうだったんですよ。

どうして、。。。どうして、。。。そこまでデンマンさんは、決め付けておっしゃるのですか?

僕のブログを読んで直美からメールがありましたよ。あなたの前に辞めた店長の玲子さんも野々宮さんとあらぬ関係になって、結局破綻する事になり店も辞めたんですよ。あなたのことは2度目になるので直美は、はっきりと野々宮さんに言ったんですよ。彼が直美の部屋に入ったのをレンゲさんが見たのはその時のことですよ。野々宮さんは直美に何と言ったと思いますか?

そんな事、。。。あたしには分かりませんわァ。

あなたが誘ったからだと言ったそうですよ。

あたしは。。。

誘ったわけではないでしょう。。。でもね、今、僕が説明したように、そうやって誤解されてしまうんですよ。

でも、野々宮さんと奥様は。。。。

愛し合ったと言うのですか。。。?

そうです。

それはあなたの大きな誤解なんですよ。野々宮さんは15分から20分しか直美の部屋には居なかったそうですよ。玲子さんの事までさかのぼって彼の“店長荒らし”を追求されたので、野々宮さんも分かってくれたそうですよ。結婚する気もなく、ただ遊びのつもりなら身を引くようにと釘を刺したそうですよ。売り上げ一番のあなたが辞めてしまうのは痛手ですからね。。。しかも、あなたが悩んで苦しんでいるのを見るのも可哀想だからと言っていましたよ。直美も真剣だったと思いますよ。

でも、あの声は、。。。

レンゲさん、あなたは笑えないような大きな誤解をしていたんですよ。野々宮さんが部屋から出て行ったあと、直美は気晴らしに『野生の王国』をDVDで見たと言っていましたよ。

『野生の王国』ですか。。。?

そうですよ、。。。アフリカのジャングルの動物たちが出てくるアレですよ。だから、レンゲさんのように愛し合っている二人を想像たくましくしながら壁に耳を押し当てて真剣に聞いている人には、。。。野性的に求め合っているように聞こえるでしょうね。

そんな、。。。そんなァ。。。

嘘だと思うなら、野々宮さんにでも、直美にでも直接尋ねてみる事ですよ。あなたはいつだって大切な事になると対話を持とうとしないんですよ。自分の頭だけで決め付けてしまう。

アレはテレビから流れてきた動物たちの声だったと言うのですかァ~?

そうですよ。

そんなああ。。。

レンゲさん、えてして、先入観があるとね、そのような滑稽な間違いをしでかすものなんですよ。川柳にだってあるでしょう? 『幽霊の 正体見たり 枯れ尾花』 幽霊だと思ってびっくりしたけれど、よくよく見たら枯れススキだったと言うんですよ。

あたしは。。。あたしわあァ。。。。

そうなんですよ。“幽霊”だと思っているから、動物たちの声が、あの時の声に聞こえてしまうんですよ。

分かりましたわ。。。それで、あたしには大人の恋が出来ないとデンマンさんはおっしゃるのですね? あたしが野々宮さんを愛したのは、8歳の女の子が甘えたに過ぎないとおっしゃるのですね?

そうですよ。これまでの僕の話を聞いたなら、レンゲさんだってそう思えてきませんか?レンゲさんは深刻に悩んで、死のうとまでしているけれど、これで死んだら笑い話になってしまいますよ。『野生の王国』のDVDを壁越しに聞いて、レンゲさんを愛した人が直美と野性的な情事にふけっていると妄想してしまった。それで死んでしまって、どうするんですか?レンゲさん、あなただって愚かな事だと言う事が分かるでしょう?

。。。(無言)。。。

レンゲさん、いつまでも4歳児の原点に留(とど)まっていてはダメですよ。

あたしが大人の恋が出来ないのはその原点に留まっているからだとおっしゃるのですか?

そうですよ。

あたしはどうしたら。。。?

だから、“幼児的なふれあい”の憧れというメンタルブロックを壊すんですよ。

“幼児的なふれあい”の憧れが、あたしのメンタルブロックになっているとおっしゃるのですか?

そうですよ。レンゲさんのためにね、ジューンさんが書いてくれた記事からここに重要なところを書いておきますよ。

Elephant syndromeとい語句を聞いたことがありますか?
日本語では“エレファント症候群”と言います。
この言葉はインドで生まれました。

この“エレファント症候群”という症状と言うか性質はあなたの可能性と潜在能力を伸ばすために大変重要な考え方を与えてくれます。
この言葉はインド象を調教するときに象が示す習性と関係しています。

インド象を調教するときには、まず頑丈な竹に象をつなぎます。
象は竹を揺さぶり何とか引き倒して逃げようとします。
悪戦苦闘します。

しかし、象でも引き倒せないように頑丈に作ってあるので、どんなに暴れても象は逃げる事ができません。
それでも、象は必死で逃げようとします。
もう、くたくたになるほど無駄な抵抗を続けます。

やがて力が尽きてきます。
結局、象にも逃げる努力が無駄だと分かる時が来ます。
そうすると、もう象は抵抗することをあきらめてしまいます。

象がいったん逃げられないと観念すると、次に地面に小さな杭を打って細いロープで足を縛ります。
すると象は逃げません。逃げられるのに逃げようと思わなくなるのです。

逃げられないという潜在意識が、無意識に反応し、逃げようとする願望にストップをかけるのです。
このような象の習性の事を“エレファント症候群”と言うわけです。

また、このように逃げられないという潜在意識が無意識に反応し、逃げようとする願望にストップをかける状態をメンタル・ブロックと言います。
つまり、頑丈な竹に象をつないで逃げられないと言うメンタルブロックを作り上げる事が、象を調教するための第一歩と言うわけです。

象を人間の支配下に置くために、捕獲した象にメンタルブロックを作り上げるわけです。
インドでは、このようにして象を手なずけ、人間の仕事に使っているわけです。



サーカスの動物たちの調教にも、この“エレファント症候群”が利用されています。

ところで、このメンタルブロックがあなたの頭の中にも知らずに作られていると言う事をこれまでに考えた事がありますか?

「できる」のに「しない」、あるいは、「できるかもしれない」のに「できない」と思い込んでいる。
どうですか?思い当たりませんか?

「どうせ私なんかにできっこない。。。」
「やっても無駄、。。。」
「どう考えても、できるわけない」
「やるだけ無駄。。。」
「やってみてできないで恥をかくだけ。。。」
「前にもできなかったから、今度もできない」
「無駄なことに、お金も時間も使いたくない。。。」
あなたも、これまでに同じような理由を述べ立てて、やらなかった事が何度もあったのではありませんか?

このような理由は顕在意識と潜在意識の間にあるメンタルブロックです。
知らない間にあなたの頭の中で作られてしまったわけです。
あなたはちょうど頑丈な竹につながれた象と同じ立場になっているわけです。

できないと思い込んでいる。
すでに頑丈な竹から細いロープにつながれるようになっても、あなたのメンタルブロックが働いて、あなたは何もしようとはしない。
何もできないと思い込んでいるわけです。

あなたの潜在意識には、すばらしい可能性が秘められている。
素晴らしいパワーが秘められている。
いわば、貴方の潜在意識にはダイヤモンドの原石があるのです。
ところが、あなたにはメンタルブロックができてしまっているので、その原石を磨こうとしないんですね。
つまり、宝の持ち腐れになっているわけです。
要するに、メンタルブロックが邪魔をしているわけです。

このメンタルブロックこそ、あなたが成功する道のりで障害となるわけです。

ところで、メンタルブロックは2~3歳ころから徐々につくられるといいます。
そして10歳くらいであなたの頭の中で固定するそうです。
このときにつくられた自己像が、成人したときの自己像の基本になるといいます。
そして、このメンタルブロックを取り除かないならば、そのまま死ぬまで10歳時の自己像を抱えて生きてゆくわけです。

つまり、あなたは10歳ぐらいのときに作られた自己像に、とらわれているのです。
自分を思い通りに動かすためには"10歳時の自己像"を破壊しなければならないのです。

『あなたは自分の可能性と潜在能力をもっと伸ばしたいと思いませんか?』より

分かるでしょう、れんげさん。“幼児的なふれあい”の憧れがあなたのメンタルブロックになっているんですよ。あの夏の夜、僕に8歳の女の子のように甘えたレンゲさんは、まさにメンタルブロックから抜け出せないで居るあなた自身のありのままの姿じゃないですか。

だから、あたしはどうしたら抜け出せるのですか?

あなたが書いた上の詩には、抜け出したあとのあなたの愛が書かれてあるんですよ。あなただって、分かっているんですよ。レンゲさんの中の成熟した女が書いているんです。だから、あなたにだって充分に分かっていることなんですよ。

いいえ、分かりません。分かっているのなら抜け出しています。

いや、分かっているけれど抜け出さない。抜け出そうとしない。

どうしてですの?

その方が、あなたにとって居心地がいいからですよ。。。と僕は思うようになりました。

つまり、あたしは、分かっているのにデンマンさんに8歳の女の子のように甘えたと言うのですか?

そうですよ。不倫したくないと言う僕に、レンゲさんはあのようにするしか仕方が無かった。とにかくさびしがり屋のあなたは人恋しくなるんですよ。それもまた、あなたのメンタルブロックですよ。

あたしは、メンタルブロックの塊(かたまり)なんですの?

へへへへ。。。。そのようですね。

デンマンさん、マジに答えてくださいな。

マジですよ。レンゲさんをからかっているわけではありません。僕はレンゲさんを心から愛しているからこそ、これだけ一生懸命になって記事が書けるんじゃないですかああああ。

本当にマジですか?

もちろんですよ。フマジで、こういうことが言えますか?

マジでも、そのようなことはなかなか言えませんわあああ。ジューンさんがおっしゃっていたように、デンマンさんは、どこまでが冗談で、どこまでがマジなのか分からなくなる事がありますわあああ。

とにかくね、また長くなりすぎたので、今日はこのくらいにしますよ。レンゲさんが、マジだとかフマジだとか、どうでもよい事を言い始めました。読んでいるあなただって、きっと退屈してきた頃でしょう?。。。でしょう?だから、この続きは明後日に書きますよね。

デンマンさん、そうやってヒヨルのですかあああ?

ヒヨッているわけではありませんよォ~。んも~~。。。マジでこの記事が長くなりすぎているんです。だから、レンゲさんもそれまで待っていてくださいね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、レンゲさんと話していると、ついつい長くなるんですよ。もう、トイレを持ち出しませんよ。それ程たびたびやるのは愚の骨頂ですからね。。。でもね、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 
レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『レンゲの悩みの数々。。。本当にわたしは悩みの宝庫です。。。』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさんのスナップ写真集』

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


愛とはどのようなものですか? [愛と性の美学]

愛とはどのようなものですか?
 

レンゲさん、これまでのあなたの恋愛はすべて破綻している。今回の野々宮さんの事だってそうですよ!僕があなたが求めるような愛で愛していたら同じように破綻していた。分かりきった過(あやま)ちを犯す人間が本物の愚か者ですよ。僕はそこまでの愚か者にはなりたくないですからね。あなたの苦悩の中で一緒になって悩んだってしょうがないんですよ。分かりますか?

だから、突き放したと言っているんです。あたしと一緒に悩んでくれなかったんです。

レンゲさんね、良く考えてくださいよ。おぼれている者を助ける人が一緒になっておぼれてどうなりますか?

デンマンさんは、ご自分がおぼれるのがいやだったんです。

もちろんですよ。溺れ死ぬと分かっていて一緒に溺れる馬鹿がどこに居ますか?僕はそこまでの底抜けの馬鹿にはなりたくないんですよ。人生は溺れ死ぬためにあるんじゃないんですよ。

あたしは溺れ死んでもいい! それだけ愛し合ったのなら溺れ死んでもいい!

だから、そういう人も居てもいいですよ。僕が自殺する人の自由を認めると言うのはそのためですよ。でも、僕はそうやって“愛し合って”死んで行く者が本当に愛し合っていたとは思っていないだけのことです。死人に口無しですからね、本当のところは分かりません。でも、死んだ人がしゃべれるなら“後悔している”と言うだろうと僕は思っていますよ。。。つまりね、レンゲさんの“愛”とは、そのような“負の愛”ですよ。死んでゆく者の愛ですよ。死ぬための愛ですよ。そういう馬鹿馬鹿しい愛もあるのかもしれません。でもね、僕はそういう愛を選択しませんよ。

デンマンさんは、あたしがそういう馬鹿馬鹿しい愛しか知らないとおっしゃるのですかあああ?

僕が、そうだと言ったらキレますか?

あたしがキレると答えたら、返事を変えるのですか?

もちろんですよ。臨機応変ですからね。キレると分かっている人に向かってキレる事を言っても仕方がないですよ。そういう人もやはり愚か者ですよ!

んも~~。。。デンマンさんはいつだってそうです。あたしをもてあそんでいる。あたしを精神的にオモチャにしているだけです。あたしを本当に心から愛してはいないんです。

愛しています。

だから、それはどういう愛なんですのォ~?そのことを話すために、この記事を書いたのではないのですかあああ?

れんげさん、モノには順序と言うものがあるんですよ。そう、せかせないでくださいよ。

せかせていませんわ。あたし、先ほどおトイレに行ってきましたから、ゆっくりとデンマンさんのお話を伺いますわァ。

分かりました。では、去年の夏の出来事を話さなければなりません。

あたし、去年の夏のお話など聞きたくありません。

だから、モノには順序と言うものがあるんですよ。去年の夏、僕はあなたと初めてバンクーバーで会った。そこから話し始めないと僕がレンゲさんをどのようにして愛したのかが分かりませんよ。

分かりましたわ。どうぞお続けください。

レンゲさんは僕がジューンさんにはお休みのキスをするくせに、あなたにはしないと言ってへそを曲げたんですよね。そこのところを書かないと理解してもらえません。

お食事の後で、デンマンさんは私をお部屋までエスコートしてくれました。そしてドアの前でお休みのキッス。

いつもより長めでした。フレンチキッスになりそうだったので私は、デンマンさんの胸板を突き飛ばして、はっきりと言いましたよ。

「デンマンさん、あしたは、お仕事があるんですよね?」

「仕事1日延期しようか?」ですってェ~。まったく、も~! 「わたし、あしたのお仕事の準備がありますから。。。」

「僕が手伝ってあげようか?」助平な(失礼!)笑いを浮かべて、そうおっしゃるんですよ。

デンマンさんとお話していると、どこまでが冗談でどこまでが本心なのか、よく分からなくなることがあるんですよ。でも心の優しい良い方ですからね、私もめったにデンマンさんの心を傷つけるようなことは言いたくないんです。それでとっさに言いました。

「デンマンさん、日本では奥様と久しぶりにお会いになってよかったですね。私はとてもあてられてしまいました。デンマンさんって、奥様をとっても愛していらっしゃるんですのね。。。」

そしたら、デンマンさん、妙な薄笑いを浮かべて、鼻の頭を人差し指でこすったりしておっしゃるんですよ。「ウン、僕は愛妻家だからね。へへへへ。。。」

「だったら、奥様以外の女性にフレンチキッスするのって、ちょっとまずいんじゃないのでしょうか?」

「ジューンさんにそう言われると、もう僕は塩を振りかけられたナメクジになっちゃうんだよなァ~」ですってェ。

そう言うと、ニヤニヤしながらご自分のお部屋へ戻って行きました。

『不倫した私を差別しているのですか?』より

このような事があったという事を知ってレンゲさんは僕が差別しているのではないかと思ったわけですよね。覚えているでしょう。

えぇ、忘れる事が出来しませんわ。

デンマンさんはあたしを差別しています。人種差別です。

ちょっと、ちょっと、。。。あなたねえええ。。。何を言い出すかと思ったら、人種差別?

そうですよ。デンマンさんは人種差別しています。

何を言ってるんですか?あなたも僕も同じ日本人じゃないですか、その僕がどうしてあなたを差別するのですか?

だって、デンマンさんは、これまでに一度としてあたしにキスしたことがありませんよ。手さえ握ったこともありません。

それわあああ。。。。

なぜですか?

あなたが日本人だからですよ。

だから言ったじゃありませんか?デンマンさんは人種差別していると。。。

それわねええ。。。あなたはどうして僕を唖然とさせるようなことを言うんですか?ジューンさんはカナダ人ですよ。

だから、人種差別だと言っているんです。ジューンさんは白人です。金髪で、とってもきれいな方で、しかもデンマンさん好みの豊胸の持ち主です。あたしは、日本人で、胸もそう大きくないし、鼻も低めですし、見た目もどちらかと言えば平凡で、ジューンさんと比べたら見劣りがします。だからあたしを差別しているんです。ジューンさんにはフレンチキスまでするくせに、あたしに対しては手も握ろうとしない。

それわねええ。。。。

どうしてですか?

人種の違いと言うより習慣の違いですよ。あなたは、ずっとこれまで日本で生活してきた。日本の生活習慣にどっぷりとつかっている。そういう人に対して、僕がキスをすれば、あなたは特別な意味に受け取ってしまう。それこそ不倫が始まってしまいますよ。だから、そんなことはできません。

ジューンさんにはフレンチキスをしてもよいと言うのですか?

そうですよ。ジューンさんは不倫しようとは思っていませんからね。上の記事を見たって、そのようには見えないでしょう?だから、僕はジューンさんに対してはキスをすることができるんですよ。

あたしには、お休みのキスもできないと言うわけですか?

もちろんですよ。そんなことができるはずがないじゃないですか?

どうしてですか?

どうしてですかって、僕はジューンさんとは一緒に暮らしていないんですよ。でもあなたとは、同じマンションでこうして生活しているわけですよ。あなたは現在日本に留学している僕の娘の部屋を使っているんですよ。隣の部屋同士なんですよ。そういうあなたにお休みのキスをしたら、不倫が始まってしまいますよ。

でも、ジューンさんとはフレンチキスを。。。

だから言ったでしょう、あの人は不倫するような人ではないんですよ。

あたしは不倫した前科があるので、お休みのキスもできないと言うのですか?

そうですよ。

つまり、不倫差別ですわね。

そういう新しい日本語を作ると、このネットを通してはやりますよ。止めたほうがいいですよ。それでなくとも、今の日本は病んでいるのですからね。

デンマンさん、そうやって問題をすり替えないでください。

すり替えてはいませんよ。知能指数140のあなたほどの知的な人が、僕の言っていることが理解できないということはないでしょう?

あたしは、女として辱めを受けているように感じたのです。デンマンさんはジューンさんとは馴れなれしくする。でもあたしにはお休みのキスさえしない。なぜなら、あたしが不倫の常習犯だと思い込んでいるからです。でも、あたしにだって常識をわきまえているもう一人のあたしが居るのです。

転ばぬ先の杖ですよ。人は、一度大やけどをすると、2度と危ない火のそばには近づかないものです。

デンマンさんは、大やけどをしたことがあるのですか?

そうなんですよ、ちょうどあなたのような女性と大やけどをしたことがあるんですよ。だから、危ない火には近づけないんですよ。不倫はね、いつかは年貢の納め時が来るものですよ。あなたは、今以上に落ち込むことになるだろうし、僕だって、もう複雑な関係は懲り懲りですからね。

分かりました。あたしに早いところ日本に戻って欲しいということですわね。

『不倫した私を差別しているのですか?』より

僕はこの事があってから、かなり考えさせられましたよ。あなただってせっかくバンクーバーに来たのだから、何かワクワクすることを期待していたんでしょうね。でも、僕はあなたに対して確かにそっけなかったかもしれません。

あたしは本当に差別されたように感じましたわ。

僕はレンゲさんとあらぬ関係にならないように自分を戒めていたんですよ。あなたを避けていたわけではないんですよ。

でも、ジューンさんとはかなり馴れ馴れしくしていましたわ。

そう見えましたか?僕は馴れ馴れしくしているつもりはなかったですけれどね。

ジューンさんとあたしとデンマンさんの3人で居るときには、あたしはいつもつまはじきでしたよ。

そんな事はないですよ。あなたとは毎日顔をつき合わせている。話をしている。だから、ジューンさんがやってくれば、どうしてもジューンさんと話をする事が多くなりますよ。それはあなたをつまはじきにしている事ではないんですよ。

そうでしょうか?

とにかく、僕はあなたに言われてから、少し反省して次の晩からあなたにお休みのキスをするようになりました。

でも、なんだかとってつけたようなキスでしたわ。。。

フレンチキスをするわけにはゆきませんよ。

どうしてですか?

どうしてって。。。不倫が始まってしまうからですよ。

でも、デンマンさんはあたしを愛していると。。。

もちろんそう言いましたよ。でもね、あなたが期待している“愛”とは違いますよ。

どう違うのですか?

あなたの愛は、分かりやすく言えば“不倫の愛”ですよ。僕の愛は不倫にはならない愛ですよ。

だからどのような。。。?

説明するのが難しいけれど、マイケル君とお母さんの愛について書いた事がありましたよね。覚えてますか?

いいえ。

じゃあ、ここに書きますよ。レンゲさんとこのように話した事があるんですよ。

僕がエドモントンに居た頃に付き合っていたシングルマザーのことを書きますけれどね、この女性はエミリーさん(仮名)といって3人の子持ちでした。長男が5つぐらいでしたよ。

そのエミリーさんは30歳ぐらいの女性ですか?

そうです。

きれいな方だと言いたいのでしょう?

いや、ブスだとか美人だとかは、この場合関係ないんですよ。

でも、デンマンさんが付き合っていた方ですから気になりますわァ。

こんな感じの人でしたよ。

きれいな方ですわ。デンマンさんがお付き合いする人って、どうしてこのようにォきれいな方ばかりなんですの?

これは実物の写真ではありませんよ。プライバシーを守らなければなりませんからねぇ。

それで、そのエミリーさんはどんな躾をしていたのですか?

それが驚いたのなんのって。。。

だから、どのような。。。

そう、せかせないでくださいよ。その5歳のマイケル君が食事のあとに皿洗いをするんですよ。5歳ですよ。日本では考えられない事でしょう?僕は危ないのじゃないか?と思いましたよ。ナイフなんかがシンクの中に混ざっていますからね。

しかし、5歳の坊やでは流し台にとどかないでしょう?

そうなんですよ。欧米の台所の流しはかなり高いですからね。そのままではとてもマイケル君には皿洗いができないんですよ。

それでどのようにして?

ビール瓶が1ダース入ったプラスチック製のケースがスーパーマーケットなんかにあるでしょう?あれが台所の隅に置いてあってね、それをマイケル君が流しの所に引きずって行き、ケースをひっくり返してその上に乗るんですよ。

そんなことまでして5歳のマイケル君に皿洗いをさせるのですか?ちょっと可哀想ですわ。

そうなんですよ。見かねて“危ないから僕がやりましょう”と申し出たのだけれどね、“それは躾のひとつだからマイケルにやらせているの”と言って僕の申し出を断固として拒絶しましたよ。

エミリーさんの家が特別なのではありませんか?

いや、そういうわけじゃないんですよ。欧米で僕は他の家でも同様な躾を何度か見ています。僕自身の小さい頃や、その当時友達の家に遊びに行った時などに目にした家庭の様子などを振り返ってみて、日本人の家庭では子供が甘やかされていると、僕はしみじみと感じましたよ。

しかし、躾と家庭崩壊とどのような関係があると言うのですか?

つまり、躾を通して社会的な規則や家族の絆を学んでゆくという姿勢ができてゆくと思いますね。マイケル君のような5歳の男の子に日本で皿洗いをさせたら、児童虐待と言われかねないかもしれません。でもね、もし家族7人を殺害した日本人のカップルが幼い頃しっかりした家庭教育を受けていたら、社会的常識や規則、家族の絆を身に着けていたでしょう。だから、あのような無残な殺人をやってのけるような事にはならなかったと僕には思えるんですよ。

そうでしょうか?

じゃあ、もう一つエピソードを。。。僕はエミリーさんと子供たちと一緒に近くのショッピングセンターへ買い物に付きあった事があるんですよ。その時マイケル君がおもちゃの棚のところでプラモデルの飛行機が欲しいと言って駄々をこねたんです。エミリーさんは“前にも同じようなプラモデルを買ったじゃないの?あのプラモデルを途中で投げ出してしまったでしょう?だからこれは駄目よ!まだ、あのプラモデルがあるのだから、これは元の所に返してきなさい” このように言ってエミリーさんは断固として譲らなかったんですよ。

それで。。。?

マイケル君は泣きだしてしまいましたよ。“泣く子と地頭には勝てぬ”という諺が日本にはありますが、エミリーさんは断固としてマイケル君の言う事を無視し続けました。日本人の母親なら、子供が泣いてまで欲しがるのだから、おもちゃを買い与えてしまうかも知れませんよね。しかもショッピングセンターで子供が泣き出して駄々をこねる様子は日本人なら“みっともない”と考えて、そう高くはないおもちゃを買い与えてしまうかも知れません。

それで、どうしたのですか?

エミリーさんは全く取り合わなかったですよ。僕は、マイケル君にかなり同情していました。皿洗いまでしていましたからね。ご褒美に、もう一つぐらいプラモデルを買い与えてもいいのじゃないか?僕は、そう思いましたよ。

デンマンさんはどうなさったのですか?

僕が買ってあげると言い出したところで、エミリーさんが拒絶するのが分かっていましたからね。僕は何も言いませんでしたよ。あとでマイケル君にエミリーさんには内緒で買ってあげるつもりでした。そのことよりも、このあとマイケル君がどのような態度を取るのか?そのことの方に興味がありましたね。

マイケル君はどうしたのですか?

マイケル君もお母さんの性格が全く分からないわけじゃない。ひとしきり泣いていたけれど、お母さんが買ってくれないと分かると、泣き止みましたよ。そうなると、お母さんの機嫌を損ねた事が気になるのですね。マイケル君が駄々をこねたのでエミリーさんは無視し続けましたからね。マイケル君はエミリーさんと少し離れながら、買い物のあとに付いて行きましたよ。エミリーさんも気にならないわけじゃない。時々マイケル君の様子を見ていました。レジに着く頃にはマイケル君は駄々をこねた事を少し反省したらしくて、エミリーさんの手をそっと取って、じっと見上げるんですよ。

エミリーさんは何と言ったのですか?

何も言いませんでした。でも、マイケル君が握った手を離さずに、見上げるマイケル君にちょっぴり笑みを浮かべました。“Mommy, I'm sorry.” マイケル君は小さな声でそう言いました。エミリーさんはそんなマイケル君を見て前よりもやさしい笑みを浮かべたものですよ。僕がハッと思ったのはその次にマイケル君が言った言葉です。“Mommy, I love you.” 日本では、絶対にこのような会話は聞く事ができないですよね。



いいお話ですわァ。“小説的人生”を送っているあたしにはうらやましい限りです。

僕はその時“家庭の絆”を目にしたような気がしましたよ。躾は厳しいだけじゃない。“母親のぬくもり”も充分にマイケル君に伝わっていたんですよね。この厳しさと母親のぬくもりが現在の日本には欠けているのではないか?日本人はもう一度“家庭の絆”という事を考えてみる必要があるのじゃないか?そうすれば、レンゲさん、あなたが育ったような崩壊した家庭も無くなるような気がするのですよ。ちょっと、言い過ぎましたか?

いいえ、あたしの耳には痛みが残りましたが、デンマンさんの言われた事は理解できますわ。

そうですか。そう言ってもらえると、ちょっと長めに書いた甲斐がありますよ。レンゲさんが、いづれお母さんと仲直りできる事を祈っています。

『不倫と家族の絆』より

つまり、デンマンさんがあたしを愛しているというのは“家族の愛”で愛していると言うのですか?

簡単に言ってしまえばそういうことですよ。“不倫の愛”ではありませんよ。

でも、あたしとデンマンさんは家族ではありません。デンマンさんはあたしの父親ではありませんわ。

もちろん、僕はあなたの父親ではありませんよ。だから、“家族の愛”のような愛ですよ。そのものズバリじゃないですよ。

つまり、セックス抜きだとおっしゃりたいのですね。

全く抜きだとは言いませんよ。男と女だから、そのような関係になる事もあるでしょう。でも、レンゲさんの場合、愛とセックスが短絡的に結びついているんですよ。

いけませんか?

いけないとか、いける、。。。とか、そういう事じゃなくて、レンゲさんが言っていたように“この年になると愛イコールセックスになるんやわあ”という関係しか知らないから、レンゲさんの男女関係は破綻するんですよ。とにかく、これまですべて破綻しているんですよね。でしょう?

どうすればよいのですか?

愛イコールセックスと言うメンタルブロックを壊(こわ)す事でしょうね。

どうすれば壊せるのですか?

そのことを話し始めると、また長くなりますからね。読んでいる人もトイレに行きたくなる頃でしょう。そのことについては、また明後日に書きますよね。レンゲさんもそれまで待っていてくださいね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、あなただって、そうたびたびトイレに行きたいわけではないですよね?でも、今回は僕が行きたくなりました。へへへ。。。とにかく、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

バンクーバーから戻ってきたレンゲさんの新しい悩みは次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『夢のバンクーバー“後記”』
 


愛だと思っているかもしれないけれど、それは愛ではありません。 [愛と性の美学]

愛だと思っているかもしれないけれど、
  それは愛ではありません。

 

レンゲさんは愛だと思っているかもしれない。でもね、僕に言わせてもらえば、それは愛ではありませんよ。

では、何だとおっしゃるのですか?

寂しさを紛らわせるための一時的な慰(なぐさ)めですよ。

デンマンさんはあたしが愛を知らないとおっしゃるのですか?

もちろん知っているでしょう。でも、現実のあなたは、その時の寂しさに心が動かされるんですよ。愛に感じて心が動くわけじゃない!

どうしてそのような事をおっしゃるのですか?

レンゲさんは書いていましたよね。

幼児的な
ふれあいへの
あこがれ


わたしのぐずぐず

さびしいよおおおお!

彼氏にあえないからねえ・・・

でも、本当はね、ここがふんばりどころだと気付いてる

遊びだけの男とセックスするのはやめとこう

連絡したら来てくれるヤツもいるけど・・・

ずるずると同じことくり返して学習しないわたしを変える

誰とでもセックスするヤツやったんや!って

あの人を傷つけてしまった。

さびしさでこわれてるけど、きっと直る、この心。

どうしても、幼児的なふれあいへのあこがれが、

この年になると、イコールセックスになるんやわあ。

Renge 2004-12-27 11:37:24

『愛とセックスは、もちろん、違いますよね?』より

また、この手記を持ち出すのですかあああ。。。

これを見るのはイヤですか?

だって、いつだってこの手記でしょう?これって誤解を与えるんですねん。

でも、レンゲさんが書いたんですよ。

それは、そうですけれど。。。書いた時にはそれ程のセンセーションを巻き起こすとは思わなかったんですわァ。

自分の気持ちに素直になれないと、このような手記は書けませんよ。だから、レンゲさんの率直な性格が良く表れているんですよ。でも、確かに誤解されやすいですよね。誰が読んでも、レンゲさんの事を良く知らなければ、ギョッとするような衝撃を与えますよ。

あたしはこの手記を書いたために、ずいぶんと非難されたんですねん。

それでブログを丸ごと削除してしまったんですね。

そうですねん。

レンゲさんにとっての“幼児的なふれあい”への憧れというのは、実はお母さんとの“スキンシップ”なんですよね。不幸にもレンゲさんにはお母さんとのこのような心温まる思い出が無かった。それでレンゲさんは書いていましたよね。

わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。


2005-08-13

わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。
両親ともに、
こんなめんどくさい生き物の
ニーズなんて考えもしない。

わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。

わたしは、親を憎んでいました。
今は“血のつながった
やっかいな他人”だと思っています。

これからどうなるか分かりませんが、
今の私には親との和解は無理です。

ウチの親を客観的に見れば、
社会性が欠如していたんです。
ふたりともボンボンとお嬢だから世間知らずだし。

で、わたし親から最後の一撃食らわされて、
自分は将来利用するために育てられてきたことがわかっちゃって。
親はわたしに向かって確かにそう言ったのです。
それで、わたしは親から離れたのです。

by レンゲ

『デンマンさんが私のことをグロリア・スタイナムに似ていると』より

僕は幼児の頃、母親に抱かれた肌のぬくもりだとか、母親のオッパイを口に含んだときの乳首の感触だとか。。。そういうものが今だにおぼろながら記憶の片隅に懐かしく残っていますよ。僕にとって母親との関係は、上のジューンさんが子供を抱っこしている絵のように、まさに懐かしくも思いで深い心の温まるものですよ。ところが、レンゲさんの場合には、お母さんが生きているにもかかわらず、もう5年以上も会ってもいないし、電話で話したこともない。僕にはとても考えられない事ですよ。つまり、一言で言ってしまえば、崩壊した家庭に育ったんですよ。

そうかもしれません。あたしはそのように母親からの愛を知らずに育ってしまったんです。

つまり、あなたは母親とのスキンシップを全く感じないで大人になってしまったんですよね。そういうわけで、あなたの場合には

どうしても、幼児的なふれあいへのあこがれが、
この年になると、イコールセックスになるんやわあ。

このようになってしまうんですよねぇ~。イコールセックスというのは飛躍だと思うのだけれど、レンゲさんの頭の中では全く矛盾なく受け入れられているんだよねぇ~。

おかしいですか?

なんとなく分かるけれど、愛イコールセックスとはならないよ。あまりにも短絡的な受け取り方ですよ。愛とセックスは全く同じものではありません。僕はそう思いますよ。

図で示すなら、普通、このようになりますよ。重なる部分があるけれど、同じではない。ところがレンゲさんの場合は次の図のようになるんですよ。

2つが重なるほどに接近してしまう。そして、寂しくなるとレンゲさんは決まってこの“幼児的なふれあい”を求めるように心が動いてしまう。

2004-09-03 21:39:51

ますますさびしさが
つのってくる。


わたしは拒否なんてしてない。
でも、わたしの世界の中で、
わたしは拒否されている。

悔やまれることばかり。
でも、自分がやらかしたこと。
ごめんなさい。
わたしが迷惑をかけてしまった人。
ごめんなさい。

不思議なことに、
希死念慮はわいてきていない。
それだけが不思議。

というよりは、逃げ道がない。
明日が来ませんように。

by レンゲ 

『本当の寂しさはマイナス42度の原野で。。。』より

野々宮さんのことでも、レンゲさんが彼に“愛”を感じたのはこの寂しさがますますつのってきたからだと僕は思っているんですよ。

なぜですか?

レンゲさんには愛し合うボーイフレンドが居ませんでしたからね。付き合っていた彼は大阪です。電話したからと言ってすぐには会えない。そして、その寂しさがつのってきた時、身近に居たのが野々宮さんだったわけですよ。営業成績を上げるためにも、ずいぶんと野々宮さんには世話になったわけでしょう?

そうです。

だから、レンゲさんが野々宮さんに“愛”を感じても不思議ではないですよ。でもね、レンゲさんは、そのように感じているけれど本当の愛じゃない。あなたはそう思いたい。思い込みたい。“小説的人生”ですよ。

2004-8-1 15:39

デンマンさんが言った“心の恋人リスト”がありませんから“お友達リスト”で結構ですよ!。。。に答えて。。。

抑鬱がひどいのですが、
お礼をさせていただきます。
わたしのような、
ネットの何たるか、
ネチケットとは何か、
そういったことをわきまえず、
まして精神的落伍者の
垂れ流し文章を、
熟読していただいたことを、
心から感謝いたします。

わたしはいつも、
自分に欠落している部分を、
何かで埋めておかないと、
転落の一途をたどるような
弱い人間です。

そのせいで、
デンマンさんが名付けてくださった
「小説的人生」を送って来ざるを得なかったのかもしれません。
デンマンさんに、わたしの内面を見ていただいて、
最初の印象を払拭していただいたと信じています。
ありがとうございます。

                      RENGE

『抑鬱がひどいのですが、お礼をさせていただきます』より

“自分に欠落している部分を、何かで埋めておかないと、転落の一途をたどる” こう思っているレンゲさんがいる。しかも、寂しさがひしひしと迫っている。そういう時に身近に野々宮さんが居た。。。レンゲさん、僕の言おうとしている事が分かりますか?

あたしが小説的人生を歩んでいると。。。?

そういう考え方も充分にできるでしょう?これまでのあなたの“恋愛”を見聞きしていると僕はそう思わざるをえないんですよ。レンゲさんは、この寂しさから恋愛関係に陥(おちい)る。それが、衝動的小説的なものであるだけに決まって破綻しているんですよ。そして現在の野々宮さんに感じている気持ちが上の手記でレンゲさんが書いていることですよね。つまり、“わたしの世界の中で、わたしは拒否されている。悔やまれることばかり。”

投稿日時: 2004-9-15 12:51

どうしましょう

わたしね、先週くらいから何ものどを通らなくて、
水分だけで生きてます。
わたしの心をひどくかき乱すことがありました。
(現実世界でね)
わたしは、全く理解不能な失恋を
してしまったみたいです。

気をまぎらわすために、
[いろいろ]しましたが、
全然薬にもなりません。
悲しいし寂しいし
ものすごい喪失感です。
何も考えたくないから、
薬をのんで一日の大半は
眠っています。

おたがい[同病相哀れむ仲]なので、
おたがいのことが、
さっぱりわからないんでしょうね。
楽しいことばかり思い出す自分がつらいです。

by レンゲ

『サンフランシスコから愛を込めて』より

そして今、レンゲさんは、上の手記で書いたような喪失感を味わっている。野々宮さんが直美と新たな関係を結んだと信じ込んでいる。レンゲさんは捨てられたと思い込んでしまった。拒否された。拒絶された。でしょう?。。。それで、楽しいことばかりが思い出されてきて、自分がつらくなると発作的に次のようなことを書くんですよ。

不安と焦燥感と寂しさ

at 2004 10/03 18:28 編集

もう、このままで生きてるんなら、

命いりません。

ドナーカード持ってるから、

心臓でも角膜でも、

なんでも持っていって下さい。

家族はいません。

承諾とらなきゃいけない人は誰もいません。

by レンゲ

『事故死するみたいなことが書いてあって。。。』より

分かるでしょう?レンゲさん。。。。僕の言おうとしていることが。。。すべては、いつも寂しさから始まるんですよ。去年の夏バンクーバーに来たのも、この寂しさから抜け出すためだったんですよね。

いいえ、デンマンさんが来てもいいとおっしゃったからですわ。

そういう時に来ちゃあダメだ、とは言えないでしょう。

時に人を求める気持ちが爆発しそうになります。

2004-12-07 16:16

イベントごと、世間のあわただしさ、師走です。
わたしは相変わらずひきこもっています。
お薬があまり効いていなくて、
自分が正常な判断力を保っているのか?
とても不安です。
リタリンの効果が下がっているようなので、
断薬したいのですが、ついスニってしまいます。

わたしはとても孤独です。
時に人を求める気持ちが爆発しそうになります。

強烈な寂しさが原因で、
死んでしまえればいいのに。
誰か、救ってほしい。

by レンゲ

『夢のバンクーバーで』より

ちょうど、レンゲさんはこのような状態だったんですよ。ここまでレンゲさんが深刻だとは思わなかったからね。まさかやって来るとは考えてもみませんでしたよ。

あたしはやっぱり迷惑だったのですか?

迷惑と言うより、全く予定していなかったので戸惑いましたよ。でも来ちゃったから仕方がありませんよ。帰れとも言えないしね。

“会えてうれしかった”と言うのは、じゃあ社交辞令だったのですか?

そうではありません。僕は実際、レンゲさんに会えてうれしかったですよ。

いいえ、振り返ってみると、そうとは思えません。

どうしてですか?

デンマンさんは結局あたしを突き放しました。あたしを拒否したんですわ。

だから、そこなんですよ。あなたには僕の“愛”が見えない。僕はレンゲさんを愛していますよ。

いいえ、言葉だけですわ。

レンゲさん、それは違いますよ。レンゲさんには見えない“愛”がある。 あなたもずっと上のほうの手記で言っているんですよ。次の部分ですよ。

わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。

 。。。

わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。

僕はレンゲさんのことを、あなたには“見えない愛”で愛していた。今でも愛していますよ。

いいえ、口先だけです。

僕は何度となくあなたが見えるように愛していたつもりですよ。

いいえ、一度も愛してくれませんでした。

あなたが求めている“愛”ではなかったというだけのことです。あなたがこれまでに経験した事のない愛だということですよ。レンゲさんには、いまだに良く見えていませんよ。

いいえ、そんな愛などありしませんでした。デンマンさんはあたしを突き放しました。

突き放してはいませんよ。その証拠に今でもレンゲさんと、こうして対話を持つことが出来るじゃないですか!あなただって心のどこかで僕を信じている部分がある。

。。。(無言)。。。

これまでのあなたの恋愛はすべて破綻している。今回の野々宮さんの事だってそうですよ!僕があなたが求めるような愛で愛していたら同じように破綻していた。分かりきった過(あやま)ちを犯す人間が本物の愚か者ですよ。僕はそこまでの愚か者にはなりたくないですからね。あなたの苦悩の中で一緒になって悩んだってしょうがないんですよ。分かりますか?

だから、突き放したと言っているんです。あたしと一緒に悩んでくれなかったんです。

レンゲさんね、良く考えてくださいよ。おぼれている者を助ける人が一緒になっておぼれてどうなりますか?

デンマンさんは、ご自分がおぼれるのがいやだったんです。

もちろんですよ。溺れ死ぬと分かっていて一緒に溺れる馬鹿がどこに居ますか?僕はそこまでの底抜けの馬鹿にはなりたくないんですよ。人生は溺れ死ぬためにあるんじゃないんですよ。

あたしは溺れ死んでもいい! それだけ愛し合ったのなら溺れ死んでもいい!

だから、そういう人も居てもいいですよ。僕が自殺する人の自由を認めると言うのはそのためですよ。でも、僕はそうやって“愛し合って”死んで行く者が本当に愛し合っていたとは思っていないだけのことです。死人に口無しですからね、本当のところは分かりません。でも、死んだ人がしゃべれるなら“後悔している”と言うだろうと僕は思っていますよ。。。つまりね、レンゲさんの“愛”とは、そのような“負の愛”ですよ。死んでゆく者の愛ですよ。死ぬための愛ですよ。そういう馬鹿馬鹿しい愛もあるのかもしれません。でもね、僕はそういう愛を選択しませんよ。

デンマンさんは、あたしがそういう馬鹿馬鹿しい愛しか知らないとおっしゃるのですかあああ?

僕が、そうだと言ったらキレますか?

あたしがキレると答えたら、返事を変えるのですか?

もちろんですよ。臨機応変ですからね。キレると分かっている人に向かってキレる事を言っても仕方がないですよ。そういう人もやはり愚か者ですよ!

んも~~。。。デンマンさんはいつだってそうです。あたしをもてあそんでいる。あたしを精神的にオモチャにしているだけです。あたしを本当に心から愛してはいないんです。

愛しています。

だから、それはどういう愛なんですのォ~?そのことを話すために、この記事を書いたのではないのですかあああ?

れんげさん、モノには順序と言うものがあるんですよ。そのことを話し始めると、また長くなりますからね。読んでいる人もトイレに行きたくなる頃でしょうから、そのことについては、また明後日に書きますよね。レンゲさんもそれまで待っていてくださいね。
 
(あなたと、ここだけの話しですがねぇ、レンゲさんと話していると、どうしても長くなるんですよ。あなただって分かるでしょう?レンゲさんは同じ過ちを繰り返しますからねぇ~。でもねぇ、この話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もしトイレに行く必要がなくて、もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。)

レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
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■ 『レンゲのバンクーバー紀行』

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